猫雑記20170501

2017年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2017年5月1日　月曜日

今日から５月なのか・・・今年も３分の１が終わってしまったとは、時の経つ早さに驚いてしまう。

驚くと同時に、ちょっと悲しくなる。

こんなに早く時間の滑り台を降りるのは怖い。

これでは「あっ」と言っている間には死んでしまいそうだ。

若い頃は、時の流れや季節の移ろいに何か感じる事などなかった。

時間が経つのが早いとも感じた事はなかったし、歳をとる事に不安なんか覚えなかった。

再生の春をまた迎えられた喜びも、秋の悲しさや生き物に厳しい冬の堪らない辛さも、それらを感性豊かな先人たちがあらゆる言葉で巧みに表現してみせてくれているにもかかわらず、私は少しも解っていなかった。

それが若さというものだったんだな・・・と今になって解る。

イオ　　　今頃解ったと？
May. 1, 2017

イオ　　　ちょっと遅すぎたんじゃなかね
May. 1, 2017

イオ　　　まあ、よかばってんね
May. 1, 2017

イオちゃんもママもこの１０余年、一緒に歳をとって来たんだよ。

でもイオちゃんは、年老いた今でも綺麗だね。

むしろますます美しいと思うよ、心の底から。

サビ猫は美しい。

イオもその証拠のひとつだ。

ゴマもジャムもフレアも、みんなそれぞれ個性の違うサビだけど、甲乙付け難い位にどの子も美しい（と思う）。

サイト存続を見直した時、【サビ猫CLUB】のコンテンツを失った事は本当に残念だったけれど、形に残す事だけが大事でもない・・・と考えるようにしている。

色んなものを失い、或いは捨て、そして身軽になっていつか私も旅立つのだ。

未練がましいようだけど、その時が少しでも先でありますよう。

そうでないと捨てるのが間に合わない。