2017年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2018年2月20日 火曜日


忙しい時期なので見ないつもりでいた平昌冬季五輪なのに、やっぱり気になって観てしまう毎日だ。

しかもオリンピック2連覇を成し遂げた羽生のフリーの演技など、どこのチャンネルでも競うように何度でも繰り返し見せてくれるものだから、その都度何度でも飽きずに観る。



羽生、本当に良かったね。

そして小平の500メートルの金も。

金メダルだけが素晴らしい訳ではないとは思うけど、期待とプレッシャーの中、並居る強豪と競い合って獲得した金メダルには、やっぱり誰もが称えたくなる確かな価値があるだろう。



あの二人のアスリートには、私のような人間ですらとても勇気づけられた。

苦しくとも続ける意義、モチベーションの維持、何をどうやって生きて行きたいのかまでを自分に迫る精神・・・考えさせられ、学ばせて貰うものがたくさんある。





てな事で、引き続きブランクを埋める作業を続けたい。

2014年のペリー    いいから早くやれよ
Feb. 20 ,  2017


はて、どこまで書いたっけ・・・

そうか、10数年分の膨大な写真データが消えてしまったハードディスクを、そのディスクの購入店の修理に持ち込んだところまでだった。

何ともつまらない話で・・・

でも、こんなところでも自分の価値観や生き方が試されていると感じたんだ。

つまりね・・・


その日、私は自分に何度もそう問うた。

そして直ぐに思う。

それは「大事な猫たち」の写真だったのであって、大事な「猫たちの写真」ではないんじゃないか?と。



勿論、猫たちの写真はとても大事だけど、猫そのものほどに価値は無い。

そもそも比べる方がおかしいが、今回のような事態に陥った時に、こうして価値判断を迫られるのだ。

だって凄くお金が掛かるから。






現実の記録に戻ろう。

「PC DEPOT」に持ち込んだ外付ハードディスクの中を調べて貰う間、やや待たされた。

この店に来るのはwindows7のマシーンを買った時以来だったので、随分と久し振りだった。

以前と比べるとPCの売り場スペースはぐっと狭くなり、スマホやタブレットの売り場が贅沢に広げられているようだ。

このあたりからして、時代が変わった事を感じない訳にいかなかった。



親切なスタッフが、先ずはディスク内を調べてみてくれた。

やはり大量の画像の入ったフォルダは消えているように見えるが、それはインデックスとしてのフォルダ名が見えなくなっているだけなのか、本当に画像データそのものがごっそり消滅しているのか解らない。

しかし取り出しを試みる事は出来ると言う。

その為には新たなハードディスクを用意し(仕方ないから購入した)、そこに当該画像データフォルダ以外のデータを移行しつつ、どこまで問題の消えた(?)画像データが取り出せるかやってみると言うのだ。



この時点で、料金がハードディスクの代金以外に約5万円弱。

痛いけど、こうちゃんをチラッと見ると「仕方ないよ」と言う。

お願いする事にしてクレジットカードで支払いをする。



しかしそれでもダメだった場合、外部の専門業者にデータ修復を依頼する方法があると言うのだが、それには概算で10~20万円位掛かるだろうとの事。

それでもデータが修復出来る保証は無いとも言う。



このあたりから、まるで雲の上にいるような足元がフワフワしておぼつかない感じとでもいうのかな、あるいは熱に浮かされたように頭がボーっとしてきた。

これが現実の事とは思いたくない、明日になれば何事も無かったように復旧しているなら良いのに。



しかしこれは確かな現実のひとつなんだ。

とりあえず第一段階までの対処をお願いして帰宅するが、壊れた部品を替えれば直るような故障とは違い、結果が見えないだけに、気持ちはまったく落ち着かず。

こうちゃんの腫瘍の病理検査結果を待つ日々のような気分だと思った。

たかが写真とこうちゃんを同列に論じてはいけないのだけど、実際、胸がザワザワする感じは良く似ていた。





ここで先に述べた部分に戻り、自分の中で軽く哲学する事になる。

大事なのは写真なんかじゃない、猫たちそのものであり、猫たちとの暮らしを大事に生きて、やがて無事に次々と見送れたのならば、それこそが大事なのだ。

どのみち今、ジャムの写真なんか見られる心境ではないではないか。

死後10数年経過して、ようやくミュウの過去の画像を涙せずに眺められるようになっていることに気づくけど、まだゴマだってマルコだつて、ルス、リマ、ナム・・・誰の写真も辛くて見たくない、とても見られない。



そういうヘコタレが、残り少ない自分自身の人生の時間の中で、のんびり過去の猫たちの写真を眺めてほっこりと暮らすなどという事があり得るか?

いや、絶対にあり得ない。

見もしない過去の写真を修復するのに(出来るかどうかも解らないのに)、そんな大枚はたいてどうするのだ。



しかし、写真が私の意志と関係なく突然失われてしまった事が、どうにも耐えられないのだ。

これは未練であり、執着でしかないのだと解っている。

失った宝への未練、依存、執着。





何度も言うが(自分に言い聞かせているのです)、大事なのは物ではなくスピリッツである。

心に確かに存在している幸せだけで、生きた価値があるではないか。

失った宝とは、写真ではなくて猫だろう!父や母だろう?!と言い聞かせる。

そんなにも未練がましいヤツなのか、オマエ(私)は。



ええ、未練がましいですとも、だから自分が働いて稼いだ金で業者に依頼してどこが悪い・・・と言い返したいけれど、そんなのは感情であり、同じ私の中にある理性と一致してくれない。

感情には負けない理性的な行動をとりたいけれど、実はまだ迷ってる。



潔くない。

こんなに未練がましくて、どうして家や大量の家財道具、大事なコレクション等を処分出来るというのだ。

身軽になってから、妹の住む家の片隅に掘立小屋を建て、そこで老夫婦が小さな小さな暮らしをするというのが、最後の夢であり課題だったじゃないか。

いや、夢や課題なんて生易しい事では無い、これはちゃんとやり遂げないと、子供のいない私たちはとんでもなく迷惑な死に方をする結末になるのだ。

必ずしなければいけない。

元気なうちにしか出来ないじゃないか、大量のものの処分や引っ越しなんて。






だったら猫たちの写真が無くなったのなんのと、いちいち狼狽していてどうする、私。

道具も家も写真も、身体さえも置いて、いずれあの世に行くのだ。

私にあと何年残っているのかは解らないけど、もう処分し始めないと間に合わないのだ。



・・・と、そんな事ばかり繰り返し言っているけど、実のところ口ばっかりじゃないのか。

実際には、ハードディスクの画像データが失われる程度の事ですら耐えられないというこの矛盾はどうだ。

愛する猫たちの死と、写真の消滅とを混ぜこぜにしちゃいないか、私。



とりわけジャムの死からは今なお立ち直れず、考えないようにしているつもりでも、ついジャムのいない現実を想い出しては泣いている体たらく。

ジャムが死んでしまった、そしてジャムの写真までも失われた・・・と大袈裟に受け止めてはいないだろうか。



しっかりしろと自分に言いたい。

でも、やっぱりそんなに強くないんだな、私は。





それはそうと、「こうちゃんの腫瘍」って何の事なのか、そこに触れておかないと不自然かな。

いや、実はここからどんどん月日を遡らないと説明がつかなくなるのだ。



外付けハードディスクの画像消失トラブルは、この2月に入って直ぐの出来事だったのだが、一気に8か月を遡るとしよう。



6月に還暦を迎えた頃から、私たちは地獄に留っていた。

いや、当然抜け出そうと最善を尽くしていたのだけど、抜け出せずに長期滞在していたのだ。



その地獄をこってりと描写したい。

まだチラホラと更新していた頃なのに、その時にはとても書けずにいた真相を、これから少しずつ書こうと思う。



でもとても面倒。

結構な月日を費やして取り組んでいる問題を、どうやったら簡潔に記述出来るのだろう。

でも兎に角やると決めたのだ。

やる時はやるぞ、私だって。

いいから早くやれって(と言う声が聞こえる)。



夜廻り猫 1,2巻

著者:深谷かほる





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