2018年4月1日 日曜日 |
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爽やかな4月の始まり。
桜の花は、この週末がラストだろう。
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2004年のカワムラさん 春の日差しの中
Apr. 1 , 2017
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2004年の猫たちの花見 |
幸せだったね、本当に。
いや違う、幸せだったよ、本当に・・・と言うべきか。
裏の公園では花見客がピクニックをしている。
そして一日中、春休みで元気を余している子供たちの遊ぶ声が聞こえている。
騒々しい。
大きな男の子たちが乱暴にサッカーボールを蹴っていたり、大勢で自転車走り回ってキャアキャア言ってる女の子たちもいる。
そんな乱暴な遊び方をしているを見かけると、ここの公園は狭いからサッカーや自転車の乗り入れはダメなんだよ・・・と注意する。
立札があるのを見ていないのか、見ていても関係ないのか・・・
子供達から遊びを奪いたくはないし、いちいち口うるさく言うのは気が引けるけれど、街のルールを守る事を全ての大人がきちんと教えてやらないとダメだ。
なのに母親までが一緒にサッカーボールを蹴っていたりすると、こちらも言い難い。
親に躾けられない子供が成長して親になり、また自分の子供を躾けられないで育てるのか。
決められたルールは守ろうよ、他人に迷惑を掛けないようにしようよ。
そして狡い事はしちゃいけない。
それだけだよ、子供の時から躾けられるべき大事な事は。
あとの事は殆ど、この中に小分類して含められるじゃん?
でも、子供の声が騒々しい程度なら、私も我慢する。
だって子供が育つ街というのは幸いなんだ。
桜の枝を折ったり、花壇部分にまで入り込んで走ったり、ゴミを平気で捨てて行ったりしない限りは大目に見てやらないと、都会の子供は外で遊ぶ場が無くて可哀想だもの。
そう言う私は子供の頃、完全インドア派だったので、外に遊び場があっても無くても関係なかった。
ずっと家の中で、冬なら掘り炬燵に首まで潜ってお絵描きするか本を読んでいた。
缶蹴りもした事がないし、「ケン・ケン・パ」もした事がない。
たまには外で遊びなさいと玄関から出されて鍵を掛けられた事もあったけど、裏の勝手口から戻って来てしまうような幼児だった。
仕方ないよ、誰の血よ?
そんな子供だったから、ガールスカウトに放り込まれてしまったらしい。
その後はアウトドア活動も真面目にしたけど、相変わらず外で遊ぶという事はしなかった。そもそも外で一緒に遊ぶ子供の友達というのが近所にいなかった。
自転車に乗れるようになったのは小学3年生の春休み。
館林の叔母ちゃんちに何日か泊まりに行っていて、家の脇の空き地で叔母ちゃんに練習させて貰えたからだ。
うちには子供用の自転車なんか無くて、26インチの大きな古い重たい自転車があるだけだった。
一度も乗った事の無い子供が、いきなりその大きな自転車には乗れなかったけど、叔母ちゃんはイトコのケコちゃんの自転車で練習させてくれた。
その頃、母は寝たきりの祖母の介護を独りでしていた。
せめて春休み中くらい、子供たちは叔母が預かってくれていたのだろう。
本家の嫁で3世帯同居、家族も多い上に介護で余裕のない厳しい母と比べ、叔母は生来大らかな人で、尚且つ核家族で姑の苦労のない気ままさもあってか、子供だった私にとっては優しい慈母だった。
今なら若い頃の母の気苦労も良く解る。
あんな状態の母に私のような生意気な娘が口応えなんかしたら、さぞかしイライラするだろうなと思う。
そして私も妹も母とそっくりなきつい女に成長したから、もし子供を持ったらさぞかしきつく躾けてしまっただろう。
母は歳を重ねるに従い穏やかな丸い性格になったような気がするがそれは「母親」であったからだ。
しっかり子育てをしてこそ、自分の精神も育つのだ。
しっかり子育てという事は、子供にご飯を与え掃除洗濯してやる事だけではなく、子供の心の成長に伴う様々な問題と向き合って自分も成長するという事なのだろう。
猫しか育てていないからなあ・・・私の場合。
だから余程しっかり心して生きないと、人間としての成長が無いばかりか、心が緩む気がする。
自分にも他人にも厳しく生きたいけど、年を取ると色々と面倒臭く感じるようになるんだよね。
困ったモンだよね。
そろそろ期限が来てしまうので、次の1年もホームページのサーバーとドメインの更新をする事にした。
どこかの時点で、楽に続けられそうなブログに乗り換えようかとも何度となく思った。
だけどその為の言い訳をしたり、作業の方が面倒だったり、今、何かをバリバリやれる自信がなかった。
という訳で、どんなペースになるかは解らないけれど、このサイトは継続する事になると思う。
何度もやめる決意を口にしたし、やめると言ってやめないのは潔くないと思うんだけどね。
続けるのも辛い、やめるのも辛い・・・となると、力ずくでやめると悔いが残りそうで怖かった。
つまりどういう事なのかと言うと、続ける為の努力を放棄する自分に耐えられるかどうかという点なんだと思う。
大袈裟じゃなくて、私のこれまでの人生に於いて、途中で放り出さずに取り組み続けて来たのは、猫に関する事とサイト運営、そして今の結婚に付随する諸々の問題(つまり舅・姑問題と舅の借金問題だ)だけなのだ。
またひとつ挫折を味わう事で、体調にも影響が出かねない。
人生の時間が残り少なくなるにつれ、何かをやめる事にはとても勇気が要るようだ。
まだ使えるもの、大事にして来たお気に入りのもの、そういうものだって、元気なうちに始末しない限り、他人には迷惑なだけのゴミとなる。
それらをどう始末して行くか、そこが大問題だな。
それは誰にとってもそうなんだろうとは思うけれど、子孫を残せなかった身にはとても切実です。
ああ、また【奇皇后】の放映が始まっちゃったよ。
もう何度も観たし、どうしようかな・・・と思いつつ、やっぱり全部観てしまった。
今度は民放のBSだからCMを入れる為にカットがあるし、原語に字幕版だからずっと観ていないと何を言っているのか英語よりずっと解らない。
だからちゃんとTVの前に座って観た。
俳優本人の声が吹き替えの時の声とそんなにイメージが違わなかったので、違和感がなく、むしろ吹き替えた声優の上手さには改めて感心した。
2話ずつやるらしいので、半年で終わるかな。
ずっとハラハラする展開が最終回まで続くので、本当は観るのがしんどい。
それでもきっと観ちゃうだろうね、1回も逃さず。
突然の入院とか、不慮の事態が起きない限り。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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