2018年4月14日 土曜日 |
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今日は父の命日。
父の事は毎日考えている。
父の価値感はしっかり私が受け継いでいるので、父は私の中で生き続けている。
私が死ぬ時、父は本当に死ぬのだ。
今日から嵐だと言うが、夜になっても雨はしとしと降るばかりで、一向に嵐っぽくならない。
嵐にならない方が良いのだけど。
イオとペリーはもう天国に落ち着いたかな。
それともみんな(ミュウ以下20数匹)、私の傍らに留まっているのかな?
姿は見えないけれど。
我が家は三つ葉を良く使うので常備するようにしているのだけど、冷蔵庫に入れておくと何日も保たない。
萎びるし腐り易い。
勿論、使う日に買って来るのが理想だけど、なかなかそうも行かない。
では家庭菜園で・・・と思うのだが、外に植えると虫やナメクジが喰い荒らす。
なので最近では、水を張った瓶に根っこのスポンジごと突っ込んで、キッチンに出しっ放しにしている。
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キッチンの三ツ葉 Apr. 14 , 2017
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使うだけカットし根っこを残しておくと、また芽が伸びて葉が再生する。
永久にそそれが再生利用出来る訳ではないのだが、日持ちさせられる上、再生分のオマケも使えるのは嬉しい。
本当は、虫やナメクジさえ食わなければ三つ葉も細い青ネギも、青ジソもパセリもバジルも皆、ベランダ菜園で常に育てていたいんだ。
薬味やハーブだけでも手元で育てられて、いつでもフレッシュなものが欲しいだけ使えるというのは、本当に贅沢で心が満たされる。
つい近年までの23年ほどは、毎年ベランダのプランターに何かしら植え育てていた。
しかし、いつの間にかナメクジが出て食われる。
夜中に懐中電灯とワリバシを持ってベランダに出て、ナメクジやヨトウムシ退治に励んだ事もある。
でも、もうナメクジとの戦いには疲れ果てた。
そして昨年の虫刺され騒動で、ベランダ菜園の手入れが出来なかったので、新たに1年草の苗は植えられなかった。
多年草のローズマリーだけが残っている。
今年はどうしようかと悩む。
食べられるものを育てる喜びは、何ものにも替えがたい喜びだから、性懲りもなく育てたいのだ。
たくさんバジルが収穫出来た年に、自前のバジルで保存用のジェノベーゼソースが作れた時の、あの充足感。
春菊やコリアンダー、インゲンなんか収穫出来たら時は(虫に食われるようになってたった1度しか収穫経験は出来なかったけれど)最高の気分だった。
夢よもう一度・・・と毎年新たに植えては、気づくと私の収穫より先に虫が喰い尽くしている。
たった一晩でスッカラカンとい年もあった。
虫やナメクジが半端な数ではないのだ、庭もベランダも。
ナメクジなんて飛んで来る訳ではないのに、2階のベランダでも防げないのだから絶望的な気持ちになる。
多分、苗の土に既に存在しているか、卵が産み付けられていたのだろう。
そしてベランダでもどんどん増え、他の鉢植えにまで卵を産んで、もはや手に負えない。
庭だって、力を入れて退治しても退治しても、夜にチェックすると大挙して隣接する公園から我が家の庭へと押し寄せている。
もはや我が家はナメクジ天国と化したのだ。
ナメクジほど憎たらしいものも少ない。
野良エサにもたかるし。
尤も野良エサのナメクジ対策はバッチリだ。
むしろ、いざとなれば飛べるゴキブリの方が厄かも知れない。
ハリネズミは可愛いだけでなく、ナメクジを食べると言う。
イギリスのどこかのマナーハウス(荘園領主の家)の庭で、ハリネズミを飼っている様子をTVで観た。
いいなあ、ハリネズミが定着してくれて、ナメクジを食べ尽くしてくれたら。
でも野良猫やハクビシン、アライグマなどに襲われてしまわないか心配だ。
どうなんだろう、日本の屋外でハリネズミが飼えるものなんだろうか。
寒さには弱いらしいが、日本よりもイギリスの方が寒冷地なんじゃないのか?
開き過ぎたユリの花たちが混み合って窮屈そうだったので、1輪切ってコップに挿したところ、何日もそのまま美しく保っている。
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ユリの花の頭だけ Apr. 14 , 2017
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美しいだけでなく、たいした生命力だ。
人間もそうだったら良いのにね。
こちらはスパゲッティ・ボロネーゼ。
朝食後にソースを作つておき、昼にスパゲッティを茹でて絡めた。
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スパゲッティ・ボロネーゼ Apr. 14 , 2017
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美味しい。
トマトソースを多く使うミートソースと比べるとトマトの量が少なく、肉などの具の量が多い。
だからミート「ソース」というより、具とパスタを混ぜ合わせた感じ。
具はセロリと玉ねぎ、にんじん、ニンニク、合挽肉、完熟トマト。
野菜を全てみじん切りにしてからじっくり炒めた。
じっくり炒めるというのは、デミグラスソースを作る要領だ。
きっと味に深みが出るはずだと思ったので、勝手に判断してそういう作り方にした。
そこに挽肉を加えて更に炒め、トマトのザク切りも加えてざっくり炒めたら、赤ワインを入れて強火で煮詰めた。
汁気は少し残して、硬めに茹でたパスタを加えて和えると、その汁気をパスタが吸って美味しく仕上がる。
味付けは塩コショウとミックスハーブ、醤油をほんの少し。
盛り付けてから、パセリのみじん切りとバルメザンチーズをたっぷり散らした。
この具にカレーのスパイスを加えたら、キーマカレーになるだろうな。
そう思ってたっぷり作ったのだけど、結局、今回はパスタで3回続けて食べた。
そうです、気に入ると立て続けに食べる習性だからです。
相変わらずです。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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