2018年4月18日 水曜日 |
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雨で肌寒いので朝食は温かいものが良かったのだけど、サンドイッチにしてしまった。
だってさ~、買っておいたサンド用のパンを早く食べてしまわないと、カビが生えてしまうから。
冷凍しておけば良いのだけれど、どうしても美味しくなくなる。
せめて具は温かいものにしよう・・・と作ったのがこれでした。
玉子焼きサンド。
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サンドイッチ Apr. 18 , 2017
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茹でたスナップエンドウとハムをのせたオムレツを焼いた。
それを熱いうちにパンにはさんで、冷めないうちに急いで食べた。
う~ん、美味しいけど食べ難くてダメだわ。
ガブッといくと、スナップエンドウがツルッと飛び出してしまう。
両手の指を駆使して包むように持ちながら、上手に注意深く水平を保って食べいると、どうにも食べた気がしない。
私の求めるサンドイッチは、本当は一口大にカットしたものなのに、つい大きいままで食べているのはどうした事か。
切り難いし、切るたびに中身が飛び出るからストレスなのだ。
そしてサンドイッチ用のパンは、出来るだけ薄くスライスすべきと考える。
日本のサンドイッチ用のパンは10枚切りだけど、それでは私の理想よりかなり厚い。
しかしそれより薄くスライスしたパンは売られていないし、もっともっと薄く切って欲しいと注文しても、12枚切りがせいぜいだろう。
パンにコシというか密度や粘りが無いと、あまり薄くスライスすると崩れてしまうのかも知れないな。
ちなみに食べ盛りの子供に食べさせるサンドイッチは、厚切りのパンでよろしい。
それこそ、薄切り過ぎては食べた気がしないだろう。
ともあれ、出来るだけ薄くスライスしたパンに、しっかりとした味の具をペーストにして塗り、小さく一口大にカットすると食べ易い。
英国では、様々なサンド用のペーストが売られているらしい。
羨ましい。
日本ではリバーやサーモンのペーストくらいしか見かけないよね?
しかし市販のペーストだけでサンドイッチを作るには、市販のパンは厚過ぎるのだ。
もう少し具のボリュームを増したいし、いかにも手抜きだ。
では、もう少し手を掛けたペーストとしては、どんなものが考えられる?
ツナと玉ネギのマヨネーズ和えとか、クラッシュ茹で玉子のマヨネーズ和え、ポテトサラダ、アボカドのディップなどが思いつく。
こういうベタベタした柔らかいペーストはパンとパンをくっつける糊の役割をも果たしてくれるから、切り易いし食べ易い。
キューカンバ・サンドだって、パンが厚くては「胡瓜だけ?」と物足りなく感じてしまう。
薄いパンに、塩揉みしてしんなりさせた胡瓜をサワークリームかマヨネーズで和えてはさみ、これこそ一口大にカットする。
私が40年前に初めて食べたキューカンバ・サンドは、そういうものであった。
肉食の私が食べても、上品で美味しかった。
しかし昨今、巷でレシピを見かけるキューカンバ・サンドは、厚いパンに厚切りしたキュウリや玉子などはさんでいる。
そう、厚いパンに胡瓜だけでは物足りないからだ。
まあいいや、みんなそれぞれ好きなものを好きにはさんで食べれば良いのだ。
しかし私の場合、わざわざサンドイッチを作るという感じで、ちょっと構えてしまう。
決して気軽なメニューではないのだ。
何故だろう?
ペーストの具には不要かも知れないが、辛子バターを作る時点から、全然お手軽なんかじゃない。
室温で柔らかくしたバターに辛子を混ぜる。
パンに塗っていくと、あらやだ、バター足りなかったじゃん・・・なんて事になると困るので、つい多めに作ってしまう。
だからいつも辛子バターが余る。
繰り返し言うが、理想は一口で口に入れられる大きさだ。
一口大にカット出来るかどうか、具の在り方で決まる。
私の場合、大抵はそんなに小さく切れない。
切っている時に具がはみ出してしまうのがストレスだから。
具を欲張り過ぎているのだ、きっと。
実は一番好きなサンドイッチは、ハムサンドなのだ。
ハムとレタスと辛子バターだけ・・・というのが好きなんだけど、薄いパンになじまないレタスは、ハムともピッタリ添わない。
作っているとストレスが溜る。
レタスを使うには、きっと葉先の方だけ使えば良いのだろう。
昔、代官山のアパートに住んでいた時、歩いて2分くらいのところに「トムズ・サンドイッチ」という店があった。
凄く高いサンドイッチだったけど、私の当時の収入はバブル時代で、あまり気にならなかった。
自家製のコーンド・ビーフやBLTサンドなど、とても美味しかった。
あれで私は自分でもコーンド・ビーフを作るようになったのだ。
もう作らないよ、面倒臭くて。
クラブハウスサンドなど、出されれば喜んで食べるよ、美味しいし豪華だもの。
昔は自分でも作ったし。
でも今は作らない。
レタスもベーコンも、トマトもタマネギも・・・と、いっぱい色んな具がパンの隅っこまでぎっきり入っているサンドイッチは美味しいんだけど、食べ難さも抜群だ。
マヨネーズだって一杯入れたいけど、そうすると食べるとボタッと落ちる。
そういうのって、ストレスじゃないですか?
具全体をうまくしっとりまとめて、切るにも具がはみ出してしまわず、食べてもボタボタ具が落ちないものしか作らないようになってしまった。
今ともあれ、朝でちょっと懲りているので、残りのサンド用パンはピザトーストにしてしまおうと思う。
決して具やチーズを欲張り過ぎないように気を付けよう。
食べていてこぼさないように。
あっ、結論が出そうだ。
汚さずに食べる、ストレス少なく作りたいという欲求が、美味しいものをいっぱい食べたいという強い欲に勝る、つまらない年寄りになったという事かな。
ちょっと悲しい。
さて、私の死後、妹に持ち帰って欲しい遺品の第2弾。
小型のナイフ2本。
物騒だなあ、ナイフなんて・・・と思わず、保管して時々眺めて欲しい。
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ナイフ2本 Apr. 18 , 2017
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左が私の、右の折り畳みナイフがこうちゃんのもので、それぞれ二人が出逢うずっと前に手に入れたものだ。
どちらも鹿の角の柄で、こんなところでも二人、シュミが似ているような気がする。
言うまでもないでしょうが、二人ともナイフなんか持ち歩かないし、そもそも使用する目的で持っている訳ではありません。
アウトドア派でも不良でもないし、そもそも不良の好むタイプのナイフじゃありませんよね。
ただの装飾品、コレクションです。
だって綺麗でしょ?
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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