| 2018年4月19日 木曜日 |
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晴れて爽やかだ。
外気は少し肌寒いけど、暑い２階では窓を閉め切ると暑い。
１階では、いまだ弱く暖房をしているというのに。
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2017年のテト 暖房はとめないでよね
Apr. 19 , 2017
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解ってますってば、テト君。
君は１年前のその姿よりかなり痩せて、毛も薄くなってしまったものね。
お部屋はいつも暖かくしてあげるよ。
真夏以外は。
昼を少し過ぎてから、猫砂や総合栄養食の「ちゅーる」（それでもおやつですが）、私たちの食糧など買い出しに出る。
久し振りの「ＯＫディスカウントスーパー」には、私たちより少し歳のいっている老夫婦がいっぱい来ていた。
夫婦ではなさそうな老カップルもいた。
だって別々に会計していたから。
でも普通の夫婦よりはるかに熱々で、人目もはばからずイチャイチャして嬌声をあげているところなど、いまどきの若者も顔負けだ。
お婆さんの方は派手な服装にバッチリ濃い化粧をしており、香水までつけているようだ。
それはまあいい、それぞれの好みだから。
だからこうちゃん、化粧が濃い女を毛嫌いしてはダメだよ。
しかしズルはいけない。
「ＯＫストア」はレジ袋は有料で、レジの手前にぶら下げてある。
１枚６円らしい。
そんなものを買うのは勿体ないので、マイバッグを持って行く。
しかしそのお婆さんは、なかなかパワフルだった。
大量に買い込んだ幾つかのカゴの、レジが済んだ方のカゴに、その有料レジ袋を素早く丸めて突っ込むのだ。
そういう事を２度繰り返した。
私は、いつも少し頼りないこのレジ係り女性の動きをじっくり見ていた。
バーコード読み取りしかしておらず、袋の分は打ち込んでいない。
お婆さんの前の、恋人らしきお爺さんの会計時にかなり手こずり、お婆さんも一緒になって財布から小銭を掻き集め、相当時間を食っていた。
更には、お爺さんの買ったものに関してちょっとしたミスがあったらしく、別会計なのにお婆さんが何度もそれを繰り返して指摘していた。
お爺さんもお婆さんも、その次の私も、いっぱい買い物してカゴ３つずつもあるし、その後ろの人も並んでじれている。
それでレジ係の人は、ちょっと焦っていたのかも知れない。
以前、どういう打ち間違えをしたのか解らないが、合計金額を倍も請求された時の、あのレジ係だと気づいた。
あの時、おかしいと気づいたものの、クレジット払いだったものだからレジでは修正が出来ず、別フロアのサービスカウンターまで行ったのだ。
しまった、忘れていたよ。
そういうちょっぴり不慣れな（？）レジ係だったので、今日もまたパニックだったのかも知れないな。
なんたって今日のお婆さん、繰り返しミスを責め、それ以外にも無駄にバリバリに話し掛けていたから。
パワフルなのだ、そのお婆さん。
後ろで私が睨んでいたのに気づかなかったようだが、レジ袋２枚、お婆さんが手際よくカゴに突っ込んだのくらい、見ていないとダメよ。
私がレジ袋を貰うとしたら、「この袋もお願い手します」と声を掛けるだろう。
そして私がレジ係だとしたら、「レジ袋、１枚６円でございます」と声に出してレジを打つだろう。
どちらかと言えば、レジ係がちゃんと言うべきなのだ。
よそのスーパーではちゃんと、商品１個ずつの金額を読み上げるところもあるぞ。
「ＯＫ」は安いから、どうしても利用したいものがある。
でも客層とレジ係の質には問題が多い。
あまりに態度の悪いレジ係も何人かいる。
でも手早くて正確で、しかも感じの良い人もいるのだ。
難しいな、店選びの判断は。
今日も「お姉ちゃんの遺品」として捨てないで欲しい物の第３弾、行きます。
これは銅の大鍋。
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銅鍋 Apr. 19 , 2017
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一人や二人の家族では大き過ぎるとは思うけど、それでもお姉ちゃん（私の事だ）が大事にしている鍋だから、捨てないで。
ピカピカの銅の新品色にしておきたくなくて、やっと使い込んだ銅の色になった。
磨けばピカピカ、ギラギラに戻ってしまう。
フランス料理店の厨房などでは、いつもピカピカに磨いているようだけど、私はピカピカしていない銅の沈んだ色が好きなんだ。
酸の強いものが吹きこぼれたり、スープが飛んだりすると、そこがピカピカになってしまうので、スープカレーなどはもうこの鍋では作らない。
注意して欲しい事。
作ったものは、絶対に入れたままにしない事。
保管は別の容器で。
使って洗ったら直ぐに拭いて、ほんの少しだけ火に掛けてきっちり乾かしておく事。
濡れた部分が残ると、そこに緑青が出ます。
長時間でなくても、水分を飛ばす以上のカラ炊きは厳禁。
まあ、言わずとも、こんな大鍋、妹は使わないだろう。
でもきっと妹は、この鍋こそお姉ちゃんを偲ぶ一番のアイテムになるはずだ。
この鍋で、妹に送る白菜と肉団子のスープを何度も作ったのだから。
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夜廻り猫 １，２巻（３巻も出てるよ）
著者：深谷かほる |
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