2018年4月25日 水曜日 |
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昨夜からの雨と風、昼近くまで続く。
随分とたくさん降った。
そして雨が上がると蒸し蒸しジメジメして、エアコンではなく除湿器をつける。
洗濯ものも干していないのに直ぐにタンクが満杯になり、何度か水を捨てた。
やっぱりすごい湿気なんだね~と二人で感心した。
しかし除湿器を運転して窓を閉め切っていると暑くなるので、窓を開けて除湿器を使うという変な状態だ。
かと言ってエアコンでは、まだ寒い。
除湿器を停めて外気だけ入れると、ひんやり冷たく湿っぽい空気にゾッとする。
梅雨時のような難しい温度と湿度の一日だった。
あとわずかで今年もまた湿度コントロールに悩む季節がやって来る。
束の間の爽やかな季節だというのに、今日みたいな湿気は困る。
ダニ、カビ、浮腫みと息苦しさの要因となり得る高温多湿は本当に嫌だ。
いっその事、乾燥した砂漠に住みたいとすら思う。
清潔な砂漠の砂、ロレンスでなくてもそう言いたい。
いやいや、水が潤沢に無い場所は苦労するよね。
一年中湿気が少なくて温暖で、きれいな水が沢山あって、治安が良く、住民の公徳心が高い国に住みたいなあ・・・
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2014年のペリー ないモノねだりなんだよ
Apr. 25 , 2017
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そうだよ、ペリー君。
君がいない事も、ママは嫌なんだからね。
ペリーのお出迎えがない事は、外出する度に現実を毎回思い出させる。
現実をしっかり直視しなくてはいけないと人は時々言うが、直視せずに、辛さから逃げてこそ何とか今を生きていられる時だってある。
買い物帰りに鶴見川の河川敷近くを通りがかり、毒殺されたと聞く(マーゴの)子供たちの事をふと考えた時。
急いで帰らなきゃと思い、ふと、もうゴマにトイレさせなくても良いんだと思い出す時。
毎年桜が満開になる度、明るくなり始めた早朝に、まだ野良だったシロちゃんが桜満開の公園をトットコ嬉しそうに走っていた姿を思い出す時。
車を走らせていてあるポイントまで来ると必ず、ああ、カワムラさんを毎日通院させながら、この建物の上に出ていた月を見たっけなあ・・・と思い出す時。
いずれの想いもそこに耽ってしまうと危険だから、さっさとそこから去るようにしている。
だからって気持ちが暗くなっているんじゃない。
今生きている幸運や、この瞬間の輝きを感謝している。
いつまで経っても、愛するものたちとの別れが少し悲しいだけだ。
辛い悲しいとばかり言いたくないし、涙を流すのも疲れるから、生きている事を少しでも楽しめるよう、悲しみを直視しないようにするんだ。
必ず行くから、みんなのところへ。
兎に角ダニが怖いので、今年は迷わず除湿器とエアコンをがっちり使う。
昨年のような地獄を味わいたくはない。
真冬の間も今も、毎週スチームクリーナーでベッドを全て分解して隅々まで熱を掛け、乾燥機に入れられるものは全て高熱を掛ける。
洗濯は熱湯に浸けてからを徹底し、シーツには毎日アイロンを掛ける。
勿論、カーテンも洗うし、スチームも掛ける。
バキューム掃除機も念入りに掛け、壁と柱の隙間には待ち伏せタイプの殺虫剤も入れる。
とても時間も掛かり面倒だけど、もうこの一連の作業が習慣になってしまった。
洗濯機そのものが水温を選べるものもあるらしいし、昔から洗濯にこだわる私としては当然欲しい。
何度も調べては購入を検討した。
だけど、将来に予定している遠方への引っ越しや、洗濯機そのものが水温を上げる仕組みと所要時間などとの兼ね合いを検討した結果、今の方式と比べて買い替えが圧倒するとは思えない・・・と判断した。
勿論、経済的な事も考えてしまう。
幸い、熱湯の出るシンクと洗濯機はとても近い位置にある。
大きなタライに洗濯ものを入れ、熱湯にじっくり浸す。
給湯器の水温では足りないと思ったら、大鍋で湯を沸かして注ぎ足す。
多分これで死なないダニもノミもトコジラミもいないだろう。
死んだ母は、家を建てる際、父に洗濯機と並べて深いシンクを作って貰い、そこに給湯出来るようにした。
洗濯機にも、湯沸かし器からダイレクトに給湯出来るようにしていた。
あれは素晴らしいと今更思う。
風呂の残り湯なんて洗濯に使うのは嫌だし、それでは温度は全然足りない。
やはり最低でも60度は欲しい。
シーツと毛布は乾燥機の「ダニ退治モード」で毎日、「熱風ダニ地獄」にする。
ダニだって生きて行くのに必死なんだろうから、一方的に人間の都合で殺すというのは気の毒だ。
だけどね、痒いのも喘息も、もう限界まで味わった。
もはや耐えられない。
狭い家の中では、絶滅はさせられないとしても、こちらのコントロール能力と可能性の限界まで対処せずに共生する事は出来ない。
痒いのは本当に本当に辛い。
眠れない程の痛みも辛かったけど、痒い方が惨めだった。
1年前の刺され痕は、今も黒く斑点になっている。
薄黒い水玉人間から真人間に戻れるのだろうか、私。
この水玉模様を見ては、今後も対処を頑張ろうという気持ちを新たにするんだ。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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