2018年5月1日 火曜日 |
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昨日も今日も真夏のように暑くなった。
ゴールデン・ウィーク中とは言え、平日なので大丈夫かな?と思って買い出しに出てみると、道も店も混んでいた。
でも年末のスーパーの混雑よりはマシかな。
混んでいると、売り場では他人のマナーにイラっとする事が多いし、レジでは行列して待たされる。
だけど店は繁盛していてくれなきゃ商品も新鮮で良いものが潤沢に提供されないし・・・都合の良い事ばかり望んでも、そりゃあ無理というものなんだよね。
去年の夏には夏野菜が高くて、1本100円もしていた胡瓜が、このところやっと安く買えるようになった。
胡瓜など好きでもなかったのに、糠漬けには便利(漬けるのが楽)だし、ピビン麺や冷やし中華にも欠かせないので、喜んでつい毎回買ってしまう。
だから毎日食べる羽目になる。
若い頃は、胡瓜なんか「青臭い」とか言って食べなかったよ。
今日も糠床から胡瓜を取り出し、糠床を底からざっとかき混ぜ、買って来た胡瓜を2~3本漬け込む。
漬かったキュウリは薄く刻み、最近のマイブームで、ミョウガと生姜の千切り、青唐辛子のみじん切りと和え、冷蔵庫へ。
何となく心が満たされる。
キッチンには、半端な長さのカーネーションをずっと活けてある。
これも心を満たしてくれる。
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May. 1 , 2017
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このところ昼間はとても暑いので、日に何度か水を替えている。
その際、切り戻しもするので、どんどん短くなる。
♪カーネーション お花の中では カーネーション 一番好きな花♪
井上陽水がそう歌っていた頃には、どこが良いのかちっとも解らなかったけど、今では大好きな花だ。
今では不思議なくらい、きれいだな・・・♪と歌は続いた。
本当に綺麗。
昨日は、夕方に香川照之の【昆虫すごいぜ!】の再放送をEテレで観て、夜にはBSで映画【アメリカン・スナイパー】を観た。
テレビ見るのに忙しい。
【昆虫すごいぜ!】は4日連続で今までの分を再放送し、5月3日には待望の新作を放映する。
どれほど心待ちにしていた事か。
物凄く面白いのだ。
でも香川照之が面白いのであって、いくら私が虫好きでも、この俳優なしではここまで面白い番組ではないだろう。
私にとっては【香川すごいぜ!】の番組だ。
【アメリカン・スナイパー】はクリント・イーストウッドの近年の監督作品。
とても良かった。
しかし味の悪さや救いの無さは、同じイーストウッド監督作品では【ミスティック・リバー】や【ミリオンダラー・ベイビー】とも共通するものがある。
見終えた後、しばらく声が出ない。
エンディングの衝撃と後味の悪さでは、ジョージ・ロイ・ヒル監督の【ガープの世界】も思い出した。
【ガープの世界】はジョン・アーヴィングの原作も良いのだが、良い映画だった。
ラストが悲しいだけで。
ジョージ・ロイ・ヒル監督作品と言えば、私が10代の頃に封切館で観た【明日に向って撃て!】であり、【スティング】だった。
ヒルはヒルでも、ウォルター・ヒル監督の父親ではない。
苗字が同じだと、つい親子や兄弟ではないかと思ってしまう。
監督のアーサー・ペンは写真家のアーヴィング・ペンの弟だし、【キー・ラーゴ】や【マルタの鷹】【黄金】【アフリカの女王】などハンフリー・ボガードの主演作品をたくさん撮った名監督ジョン・ヒューストンの父親は、名優ウォルター・ヒューストンだ。
ウォルター・ヒューストンは息子の監督作品【黄金】に出て、アカデミー助演男優賞を獲った。
親の七光りどころか、才能ある息子は親に殊勲をたてさせてあげられるんだな。
【危険な情事】や【ブラック・レイン】のマイケル・ダグラスが、【OK牧場の決斗】のドク・ホリデイや【スバルタカス】のカーク・ダグラスの息子なのはあまりに有名だ。
どちらも甲乙つけ難いくらい、存在感も力量も充分な俳優で、誰も文句はつけられない。
いや、文句を言う必要など全くないんだけど。
それに凄くビックリしたんだけど、カーク・ダグラスはまだ存命なのだ。
今年101歳だという。
すげ~。
それにしても、息子マイケル・ダグラスは俳優としてだけでなく、映画プロデューサーとしても成功している。
例えばですね、映画業界ではそれまでの黄金時代と比べると不毛の時代と言える1960~70年代(【ダーティ・ハリー】など私の好きなB級名作は、その頃にいっぱいあるんだけど)に、名監督ミロス・フォアマン、名優ジャック・ニコルソンらと共に、大金字塔を打ち建てた不朽の名作【カッコーの巣の上で】で、プロデューサーとしての名を知らしめた。
才能も野心も血統も財力もあるのだ、その上、渋めの大人の二枚目だし。
下世話な事を言うけど、モテてモテて仕方なかっただろうな。
2人目の奥さんなんて、【マスク・オブ・ゾロ】でアントニオ・バンデラスの相手役をしていたキャサリン・ゼタ・ジョーンズだぞ。
どうでも良いけど、バンデラスはこの黒髪の美女よりも、ヒチコック好みの金髪美人女優ティッピ・ヘドレン@【鳥】のプチ・ヘチャな金髪娘メラニー・グリフィスの方が良かったのか、不倫の末に再婚した。
もう離婚したようだけど、これまたモテモテの色男を夫に持ったメラニー・グリフィスの心は常に穏やかではなかっただろう。
男女の機微は他人からは解らない。
兎に角、バンデラスはキャサリン・ゼタ・ジョーンズではなく、メラニー・グリフィスを選んでいたという事実だけ知られている訳だ。
いや、大英帝国の美人女優キャサリン・ゼタ・ジョーンズの方が、スペインの伊達男バンデラスより、マイケル・ダグラスを選んだという事か。
スペインの「無敵艦隊」バンデラスは、またしても大英帝国に敗戦したのか。
とすると、さしずめマイケル・ダグラスは「アルマダの海戦」でスペイン無敵艦隊を撃破したイギリスの司令官サー・フランシス・ドレイクのようだ。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズはエリザベス1世か。
スペイン人にとってドレイクは「海賊」であり「悪魔」そのものだったのだけど、イギリス人にとっては「英雄」だった。
ま、マイケル・ダグラスはアメリカ人ですけどね、マイケルのお母さんはバミューダ諸島の出身らしいから、どのみち英国領ですね。
ところで先述の【ガープの世界】で、ガープの母親役で映画デビューしたグレン・クローズは、マイケル・ダグラスの【危険な情事】の恐ろしい恐ろしい、タフなストーカー「アレックス」役をしていた。
話が飛躍し過ぎたけど、これで振り出しに戻れたかな。
いや、戻ってはいけない。
まだ続くのだ、血縁は。
カーク&マイケルのダグラス親子と比べてしまうと、小粒な親子もいる。
それはね、シーン親子だ。
【地獄の黙示録】でカーツ大佐(マーロン・ブランド)を殺したマーティン・シーンはまだしも、息子のチャーリー・シーンはちょっと・・・何と言うべきか言葉に詰まる。
それからジェイミー・リー・カーティス。
ジョン・カーペンター監督のスプラッタ・ホラー映画【ハロウィン】でデビューし、ひたすらキャーキャーキャーキャー悲鳴をあげて逃げていた女の子は、時が流れ、キャリアを積んで、すっかり渋くてたくましい、そして上手いオバサン女優になった。
彼女は、マリリン・モンローの【お熱いのがお好き】でジャック・レモンと共に女装していた二枚目俳優トニー・カーティスと、【サイコ】では「ベイツ・モーテル」のシャワー室で殺されたジャネット・リーの娘だ。
美男美女の娘の割には、シブ過ぎる。
でも、渋くなってからのジェィミー・リー・カーティスは凄くいい。
美貌や色気で勝負していない分、上手い。
ちょっと地味だけど、頼り甲斐があり、今なら「ブギーマン」なんか簡単にやっつけてくれそうだ。
更には、にっこり笑った顔には誠実で高潔な人格すら感じられるとまで言ったら褒めすぎか?
おっと、サンプルが古過ぎました?
まあ、そうではあるんだけど、いずれもスタンダードだし、映画史に名を残している一流どころだし、押さえておいても損はないでしょう。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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