2017年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2018年5月3日 木曜日



昨夜から今朝にかけて、またしても嵐のような風雨だった。

雨は朝のうちに上がったけれど、強い風は残った。



引き続き調子悪くて、調子悪くて・・・だけど、こういう時はひたすら耐えるのだ。

嵐もやがては通り過ぎるし、体調だってきっと良くなるから。

健康体に戻れないとしても、何とか生き延びられれば御の字よ。




毎日切り戻していると、ますます短くなってしまったカーネーション。

それはそれで、ますます綺麗だし豪華だ。

蕾が開いて来たせいで豪華なのか。

今朝のカーネーションの状態    May. 3 ,  2017


こんなブーケが、きっと妹には似合うだろう。

妹は淡い色が似あう、色白の女の子なのだ。

もうかなりのオバサンの歳だけど。




その妹に今日、電話して聞いた事がある。

私の昔の記憶の中で、どこか山の中のドライブインで、道を隔てた向かい側に見えた風景。

大きな高い崖なのか、大きな岩なのか、道に面して絶壁が垂直にそびえ立っていた迫力ある風景が思い出されるのだけど、それがどこなのか解らない。



子供の頃の記憶だし、何度か同じ場所でその風景を見た記憶があるので、観光で行きがちな、そんなに遠い場所ではないはずなのだ。

近場とは言っても、故郷の群馬県を右端から左端まで横断するくらいの距離を走った所ではなかったかしら。

何度も行った方角であるとしたら、学校のバス旅行で草津方面に向かう道中の、名物ドライブインではなかったか。





それで妹に聞けばてっきり即答してくれるだろうと期待して電話したのに、妹はそんな場所、さっぱり記憶が無いと言う。

そんな風景、見た事もないし、そっち方面に行った事も無いと言うけど、絶対そんなはずはないのだ。



私と妹とでは2学年違うけれど、私たちの小・中学校がバス旅行で行く先など、学年ごとに毎年同じなのだ。

私が行っていて妹が行っていないはずがない。



しかも私は、行く前に父から「あそこに大きな絶壁があって見事なんだ」とかなんとか聞かされていて、なるほど、これの事か・・・と思った事まで覚えている。

でも、どこに行く道中だったのかは忘れてしまった。

夢ではないと思う。







妹は、自分は小さい頃ボーッと生きていたから、見えていても見ていなかったのかも知れないと言う。

それは確かにそうだったよね・・・と2年10か月しか違わない姉だけどそう思う。



妹は子供時代、とても小さくて、無邪気で、いかにも子供っぽく、イタズラな子猫のような悪気の無い子供だった。

姉が大事に大事に汚さないように気を付けて遊んでいた市松人形。

その市松さんの「子供たち」・・・と呼んでいた小さなミニチュアの市松人形たちのおカッパの髪の毛を、妹は姉の知らない時に全部むしってしまっていた。



つるっばげの小さな市松人形の、無残で不気味だった事。

不気味な以上に、あまりにも衝撃的かつ悲劇的な事件。

まだ幼い姉(の私)は泣いて怒った。

けれど祖母も母も、お姉ちゃんなんだから我慢するよう言われた。



いつもの事だ。

物を大事にする神経質な姉と、まだ人間になってすらいない野生のオランウータンの子供のような妹。

姉という立場では、いつだって大人たちの審判の前で勝ち目はないのだ。



犯人の妹は、きっとまだ赤ちゃんに毛が生えたか生えないか、人間の言葉を理解するかしないかの乳幼児だったのだろう。

頭髪だけで済んだのは幸いだったのかも知れない。

手足をもぎ取られていたかも知れないのだから。



しかし姉だって、たかが3歳か4歳の幼児なのだ。

いっそ、ポヤポヤとしか生えていない薄~い妹の髪の毛をむしってやるんだったな、腹いせに。

いや、嘘、嘘、冗談よ。

手は出しません、口攻撃専門ですからね。



でも可愛い可愛い妹は、そんな悪事を働いても誰からも叱られることも無く、もう少し大きくなってから何か叱られたとしても、直ぐに「ごめんなさい」と泣いて謝るものだから、ますます可愛がられるのだった。





そんな可愛い性格の妹に比べ、強情な姉は謝らない。

長女として口の悪い年寄りや大人たちに囲まれて育ち、耳年増にはなるわ、そもそも言葉が早かったところに加えてへらず口が達者にはなるわ、大人の揚げ足をとるのが得意な子供だった。



妹がイタズラをして私が怒ると、妹は直ぐに泣く。

それで妹をいじめていると大人に叱られるのは、いつだって私だった。

しかし私は叱られても謝らない子供だったから、さぞかし可愛くない子供だっただろうな、大人にとっては。



私に子供がいたとして、その子が私の子供時代のような子供だったなら、気持ちは解るものの、本音では憎たらしく感じたかも知れない。

いや、理屈では解っているのだ、私のような子供がどうしてそういう性格に見られるのか、どうしてそうふるまうのかを。

そして、その心理そのものは決して可愛くない訳じゃないのだという事を。



だけどどんな性格でも可愛い猫と違って人間の子供は、生意気に屁理屈をこねて口ごたえしたり、大人の言葉尻を捉えて大人を言い負かそうとするような事をしていると、やっぱり可愛く思われないだろう。

そんな私でも、よくぞ捨てられずに育てて貰えた。

有り難い事です。





誰にも可愛いと言われ続けて育った妹と、お前は子供らしいところや可愛げが無いと言われ続けて大きくなった姉・・・

果たして子育て「実験」であるかのような扱いの差は、人格形成上どんな影響があったのか?と当時の大人たちに追求してみたい。

可愛くないから厳しくするのと、厳しく接するから可愛くなくなるのと、どっちが先か?

まあ、きっとどっちもだろう。



しかし、子供の頃はそれぞれがそれぞれの言い分で妹は姉に、姉は妹に対してコンプレックスを抱いていたかも知れないのだが、今となってはそれ程に差が無いような気がする。

やはり同じ血を引いた姉妹だけある。

人生の殆どを別々の環境で生きて来たというのに、申し合わせてもいないのに同時期に同じようなものに関心を持ち、同じように感じ、似たり寄ったりのものが好きで同じものが嫌いだったりするのだから面白い。

今、妹は私にとって、父より母より私と気の合う身内だ。

もはおボーっとしておらず、感性鋭く、姉よりもテキパキとしているくらいだ。



だから妹は、きっとこうちゃんとも気が合うはずだ。

私が先に死んでも、二人で老後は一緒に暮らして欲しいよ。






また話が脱線してしまった。

放っておけば、どこまででも逸れて行く。



兎に角、私はあの断崖絶壁が道の向かい側にあるドライブインが、どこだったのかという事をモーレツに知りたいんだ。



試しにこうちゃんに聞いてみたところ、何と、知っているよと言うではないか。

その景色に因んだ名前がついていたような気がするとまで言う。

流石こうちゃん、話がちゃんと通じる。



しかし、東京育ちのこうちゃんがどうして知っているのかと聞くと、小学生の頃に行った浅間山の辺りの林間学校に行く道中、確かそこのドライブインで休憩したんじゃなかったかな?と言うのだ。

でもどこだったか、確かな事は忘れたらしい。

そうだよね、無理ないよ、だって半世紀以上も前の事だものね。

私にしたって半世紀も前の事だし。



しかし、その話も併せて考えると、やはり草津方面に向かう道だったのかな。

それはもの凄く高くて大きな岩の断崖で、道を隔てた向かい側にドーンとそびえていたのを見上げたのだ。

あれは一体どこだったのか・・・ネットで色んなキイワードで探しても解らなかった。



妹や同僚たちはずーっと群馬在住なんだし、周りの人たちに聞いて調べてよね。

と言っても、的確な質問が出来るだけの記憶すら、妹には無いのだ。

可愛いだけでボーッとしていたからね、妹は。




昨日の【昆虫すごいぜ!】(再放送)のテーマは「タガメ」だった。

水生昆虫としては最強で、自分より大きな魚やカエルを捕まえて食べてしまう獰猛なハンターだけど、実はデリケートで、環境汚染の被害者でもあるタガメ。

見た目のタフさや大きさ、そしてゴキブリよりも地味な姿に、女性ではなかなかタガメ好きまでに虫好きとしてのレベルアップは難しい。

ただでさえ、無視が嫌い、怖い・・・という女性が多いのだ。



私はカマキリが一番好きで、蜘蛛、マルハナバチ、イモムシなんかもまあまあ好き。



虫ではないけど、ヤモリやトカゲ、カナヘビなんかの小さい爬虫類は好き。

同じ爬虫類でも、大きな蛇やらオオミズトカゲ、コモドドラゴン、ワニなんかは実物を触るのは嫌だな、怖い。



ムカデとかゴキブリのようなツヤツヤした甲羅の虫、ヤスデやカメムシみたいな臭い系の虫、蚊やブヨみたいな刺す系が嫌いだ。

ツヤツヤピカピカした甲冑を着ていても、カブトムシやクワガタは怖くない。



嫌いではないけど、セミがちょっと苦手なんだ。

だってとんでもなく大声だし、夜、外套の下を歩くと、こちらの頭めがけて落ちて来るんだもの。

あれは何がしたいんだ?

攻撃ではないと思うけど。



さんざんうるさく鳴いた後、玄関ドアの前やベランダにいっぱい死にかけたのが落ちていて、片付けようとするとジジジジジ暴れので、それもまたちょっと怯んでしまう。

あんなにも我慢強く地中で生き、樹上で我が世の春(夏?)を束の間だけ謳歌して子孫を残す崇高な虫を怖がってはいけませんよね、カマキリ先生。

ごめんなさい。

でもね、公園の隣に住むと、物凄くうるさいよ~セミ。

私がPCに向かうと直ぐ目の前に位置する、家をかすめるようにして生えている大木にとまって鳴かれると、頭がおかしくなる程の大音量だ。



昔からセミってあんなに大声だったっけ?

棲息する種類が変わったの?





それにしても、タガメやクロゴキブリは、地味な、野武士のような姿だ。

タガメもゴキブリも大好き!という女性がいたら尊敬します。



尤も私、タガメは見た事ありません。

そもそもアウトドア派の子供ではなかったし、私の故郷に田んぼはなかった。

トンボやカブトムシは、近くに幾らでもいましたけど。







そして今日の【昆虫すごいぜ!】の、待望の新作のテーマは「クマバチ」だった。

そして、夕方の再放送分は「オニヤンマ」。



やっぱり面白い、サイコー!



香川照之は、ずーっとカマキリの扮装をしてくれていると良いのに。

そして折角、色々たくさん自発的に喋ってくれている内容を全て、NHKさんはカットせずに放送してくれたら良いのに。

勿体ないよ、喋れば喋るだけ面白いのに。



5月6日に「クマバチ」の再放送があるので、それも見逃してはいけない。

もう歌舞伎なんかやらなくて良いから、ずーっと「カマキリ先生」でいて欲しい。




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著者:深谷かほる





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