2018年6月6月 水曜日 |
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未明から雨。
どうやら関東も梅雨入りしたようだ。
相変わらず顔の縁、口の周り、首などに痒いポツポツがあり、とても痒い。
今日くらいしっかり雨降りでも痒いとなると、花粉ではないのだろうな。
やはりヘアカラーの成分による「かぶれ」なのだろうか。
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2015年のアンダ アンちゃんにも白髪あるよ
Jun. 6 , 2017
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そうだね、アンちゃんにも白い毛が目立つようになってきたね。
歳をとったね、お互いに。
ヘアカラーでアレルギーを起こすケースは実はとても多いらしく、今、皮膚科学会でも問題となっているという事を、担当の先生から聞いて知ったばかりだ。
毛染めに含まれるアレルギーを起こす物質とは、「パラフェニレンジアミン」に代表される「ジアミン」系染料で、大変に毒性が強いものらしい。
他には「トルエン-2,5-ジアミン」、「パラアミノフェノール」「メタアミノフェノール」などがアレルギーを起こす代表だと言われる。
さあ、そろそろ決断のときだ。
1.もう染めない。
2.カツラにする。
3.ジアミン系色素やタール系色素を含まない非酸化染毛剤で染める。
とりあえず3を試してみようか。
私達姉妹は母に似て、生来毛が細く、毛の量も少なく、黒髪の色も茶色かった。
色素の薄い毛の方が、白髪にもなり易いのだそうだ。
化粧もオシャレもしない私の場合、白髪のままにしていると余りにもみすぼらしい。
それで初めはヘアマニキュアを、次に白髪染めを使うようになった。
まだ部分染めだし、頻繁には使わないものの、長年使っていると、アレルギーはどんどん酷くなるらしいのだ。
まさか自分が、染料にかぶれるなどとは思いもよらず、少しもその成分になど気を留めず、アレルギーの心配など全くしていなかった。
今もまだ原因が特定された訳ではないけれど、怪しいものをひとつずつ消去法で除いて行くしかないだろう。
それでも原因が特定できない皮膚疾患や胃腸疾患もあるらしい。
私は胃腸は問題ない(と思う)けれど、アレルギーと思しき皮膚疾患歴が長い。
今までは長年あまり気に留めずに、痒ければ自由に掻いて済ませていた。
忙しくて心に余裕も無かったし、大した痒さでもなかったから。
しかし昨年の地獄の体験・・・「かぶれ」なのか虫刺されなのか、家庭で出来るあらゆる対策と共に皮膚科受診を繰り返し、それでも原因が特定できないで、かぶれが増えていくばかりの日々の苦しみ。
兎に角、とてつもなく痒くて、夜も眠れない状態にまでなっていた。
皮膚科をいくつも回り、しかし心無い医師が多く、やっと親身に考えてくれる先生と出会えた。
この先生の助言には、素直に従ってみようと思うのだ。
いまだかつてない程、どんどんアレルギーが酷くなっているからには、真面目にひとつずつ対策に取り組まないではいられないし。
痒いのは本当に辛いから。
先日(5月19日)の日記で、映画【トゥルー・ロマンス】に出演していたエド・ローターが、チャールズ・ブロンソンの【デス・ウィッシュ】シリーズの第3弾に出ていたと思い出した事を書いたばかりだった。
その【DEATH WISH デス・ウィッシュ(邦題:狼よさらば)】を今夜、吹き替え版でやっていた。
勿論観ました。
1974年の作品だ。
音楽はハービー・ハンコック。ファッションも音楽も、あの時代を感じる。
街のチンピラたちに妻を殺され、娘を廃人にされた設計士のポール・カージーが、やがて自分たちの安全は自分で守らなければダメだという、開拓時代の自衛精神に目覚め、夜な夜な街で悪い奴らを殺して行くストーリー。
ハンターであったポールの父は、森でクマと間違われて撃たれて死んだ。
それ以来、母を悲しませない為にも、決して銃を手にしないで生きて来た(朝鮮戦争でも衛生部隊の士官として従軍したと説明する)ポールなのに、いざ銃を手にした途端、父親の血が蘇ったようだ。
射撃の腕前も人一倍良い事が判明する。
細かいディーテイルにもこだわっていて、長期出張から戻った際には、溜っていた郵便物を手に部屋に戻る。
その中に、殺された妻との最後の旅行での思い出の写真が現像されて届けられていて、躊躇いながらも1枚1枚を眺める。
そして哀しみと怒りを新たにするのだ。
そういうちょっとしたシーンでこそ、セリフの少ないブロンソンの深みのある演技が光る。
ただのバイオレンス・アクションではない、大人向けの作品にもなっている・・・と思う。
彼の前には、次から次へと悪党が湧いて出る。
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地下鉄でもチンピラに狙われる |
いかにニューヨークが物騒だとしても、どうしてこうもポール・カージーばかり次々とチンピラに襲われるのか。
待ってましたとばかりに撃ち殺し、そして夜な夜な自警に出掛けるのだ。
それはそうと、妻を殺した犯人たちには復讐出来たのか?
ラストまでには出くわせていないよな?
次々とチンピラが「私立警察」に殺され、その「闇の仕置き」に世間では大喝采。
警察のメンツは丸潰れで、いつまでも手をこまねいてはいられない。
スピーディーな「独りプロファイリング」をやってのけ、ポール・カージーが「私立警察」だと目星をつけたフランク・オチョア警部は、カージーのリンチをやめさせようとして警告する。
その警部役に、ヴィンセント・ガーディニア。
どこかで見たと思ったら、【月の輝く夜に】で、シェール演じるヒロイン「ロレッタ」のお父さん「コズモ」が印象に残っていたのだ。
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オチョア警部役のヴィンセント・ガーディニア |
【月の輝く夜に】では、妻の兄夫婦だったかな、美しい満月を見て「コズモの月だ」と言うのを覚えている。
印象的なセリフだったのだ。
だからロレッタの父親の名前なんか覚えていたのだろう。
まあ、何度も観ている映画だという事もあるけれど。
この【狼よさらば】でも、良い味わいを見せる。
いつも鼻炎でクシャミをし、洟をかんでいる。
太っちょなのに機敏で素早く、勘も良く働き、なかなか鋭いキレモノだ。
そして「大人の都合」で以て、ニューヨークを離れて2度と戻らない事を条件に、ポール・カージーを見逃すのだ。
ラストシーンでは、警部との約束に従い、ニューヨークを離れたポールが、移転先のシカゴの空港でチンピラにからまれていた女性の荷物を拾ってやって、チンピラに向かってエア・拳銃を構えてニヤリと笑う。
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これがラストシーン |
つまり、ニューヨークを離れても、私立警察は続けそうだな・・・と私達観客に思わせて終わるのだ。
その期待(?)通り、続編【DEATH WISH 2 デス・ウィッシュ2(邦題:ロサンゼルス)】でも、【DEATH WISH 3 デス・ウィッシュ 3(邦題:スーパー・マグナム)】でもポール・カージーは悪い奴らと戦い続け、この【デス・ウィッシュ】シリーズは全部で5作品も作られるのだ。
3作までは監督をマイケル・ウィナーが担当。
荒唐無稽なお話だし、暴力的な描写も多いけれど、チャールズ・ブロンソンの当たり役と言えるだろう。
1970年代には、【ダーティ・ハリー】や【フレンチ・コネクション】、そしてこの【デス・ウィッシュ】などの、ちょっとアクの強い渋めの男優がこれまでの勧善懲悪モノとはちょっと違う在り方で活躍する作品群が多い。
とりわけチャールズ・ブロンソンときたら背も高くなく、美男でもないけれど、大人の男の魅力を正しく発揮していたように思える。
「う~んマンダム」だものね、何たって。
日本中が、あれには魅了されていたような気がする。
あのCMソング「男の世界」のレコード、持っていたよ、私も。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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