2018年6月17日 日曜日 |
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今日も肌寒い。
早朝からスチームとバキュームの「フルセット」掃除、ベッド・リネンズ全部の洗濯、そして高温乾燥、アイロン、拭き掃除。
まだ中3日だけど、出来る時にやる、やると決めたらやる。
その甲斐あったか、それともダニでも南京虫でもなかったのか、今年はまだ刺されていない。
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2015年のメラ よかったじゃん?
Jun. 17 , 2017
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うん、それは良いんだけど・・・まだこれからだけどね、本格的な虫刺されの季節は。
だけど一難去ってまた一難、蕁麻疹が出っ放しなのだ。
左足の腿の裏、広範囲だ。痒くてザラザラというかブツブツというか、赤くて痒い。
アレルギーからくる蕁麻疹ではなくて、接触性皮膚炎かも知れないし、アトピーかも知れないのだけど、兎に角、原因が知れない。
だから原因となり得るものを排除して行こうとは思うけれど、血液検査でアレルギー検査した限りでは、特に何も出なかったんだ。
でもその時々の体調によっても違うらしいし、タンパク質の質だか型だか、それによっても出たり出なかったりすると言われる。
食べ物に関しては原因を突き止めようとしてもキリが無いし、重篤な症状ではないので、気にせず何でも食べてしまっている。
だって牛乳や玉子、甲殻類にアレルギーが出る訳ではない。
食べ物で出ているのだとしたら、一体何がアレルゲンなのか解らない。
小麦?それともバナナ?大豆?ピーナッツ?
解らない・・・
そしてカビ原因説も除去出来ていないのだ。
エアコンから出て来る空気にカビが含まれていても、目に見えない。
また今日も目に見えないモノの話になるので、この話題は打ち切るけれど。
さて、予定していたすき焼きで昼ごはん。
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すき焼き Jun. 17 , 2017
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久し振りだなあ・・・すき焼きなんて。
美味しくて食べ過ぎてしまった。
私のすき焼きは、豆腐は入れない。
そして芹ではなく、春菊が欠かせない。
あとは長ネギと白滝、あればシイタケくらいかな。
本当は大根の銀杏切を入れたいのだけど、ちょっと余計に時間が掛かる。
でも味のしみた大根の美味しさは格別だ。
父も大好きだったな、すき焼きの大根。
父は大根の味噌汁も好きだった。
大根の千六本に里芋が加われば、最高にご馳走だと言っていた。
里芋の煮っころがしも好きだったな。
父はモーレツ・サラリーマンで帰宅時間が遅く、あまり一緒に食事をした覚えはないけど、贅沢なものを食べたがる人ではなかった。
お酒を飲まない人だったから、普段の食卓には勿論だけど、お正月だからと言って刺身など食卓に出た事は一度もない。
イトコの家に行くと、晩酌をする伯父さんが毎日マグロの刺身を買いに行かせているのが、とても珍しい光景に見えた。
私は魚が好きで、秋刀魚が一番好きだった。
そしてブリや鰆の照り焼き、鯛の粕漬けや鮭も勿論好きだった。
でも、実を言うと、子供の頃は缶詰の鮭が一番好きだったんだ。
大学生になって実家を離れた時、お米や味噌・醤油・砂糖・塩などの調味料の他に、黙って入れてくれていたのが鮭缶だった。
その鮭缶はお守りと言うか、宝物と言うか、なかなか手を付けてしまう事が出来ないまま、棚の中に保管しておいた。
普段はご飯を炊いて、野菜炒めとか、玉子焼きとか、ハンバーグとか、簡単に自分で作れるものから何でも作って食べていたし、近くに食べ物屋もなかったから外食や買い食いはしなかった。
そして料理の本を見て、どんどん色んな料理を作れるようになった。
私の人生で最も料理マメな時期は、大学4年間だったかも知れないという位にありとあらゆる料理をチャレンジした。
何を作っても感激して食べた。
でも、ゴボウのささがきと天婦羅はまだビックリするほど下手糞だった。
初めての1人暮らしで時間のやりくりも大変、体力的にも、もちろん精神的にも1番辛かった大学1年生のある日、いまだかつて経験した事のないような物凄い風邪をひいて寝込んでしまった。
実はその時に鮭缶を食べてしまったのだけど、その味はしみじみと懐かしく、そして家が恋しく、泣きながら食べた事を思い出す。
その後、何十年も経つと言うのに、自分で鮭缶を買った事が無い事にも気づいた。
非常食として買い込んだ鯖の味噌煮やイワシ醤油煮の缶詰、秋刀魚の蒲焼缶、オイルサーディンやアンチョビ・・・と色々な魚の缶詰を買っては食べているけれど、あの時以来、大好きだった鮭缶を食べていない気がする。
何かを故意に避けているような・・・単に単価が高いせいもあるけど、あれは母が買って荷物に入れておいてくれた缶詰として、私には聖域にある缶詰なんだと思う。
私が毎年野蕗を手に入れて伽羅蕗を煮るのも、母の味への思慕だ。
味噌も母の選んでいた白みそを、今では妹がわざわざ買いに行って送ってくれている。
こうちゃんまでが、あの味噌が一番美味しいと言うようになった。
調教完了かな。
19歳で自炊生活に入り、ろくに里帰りもしないで自分の人生をただ突っ走って来たけれど、しっかり自立は出来たとしても、少しも乳離れしていない事に改めて気づく。
家族との縁は薄い運命なのだと自覚していたはずなんだけど、とんでもなかった。
親というものは、幾つになってもこんなに面影を追い求める、いや、存在の重みがつきまとうものなのか。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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