2017年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2018年7月27日 金曜日



明日は台風が直撃するという予報なので、最低限の買い出しだけでも行っておかなきゃ。

しかし、考える事はみんな同じなのね・・・2か所ハシゴしたスーパーはどちらも凄く混雑していた。



夏休みだから子供連れだけじゃなく、子供だけの客も多い。

まるで冷房の効いた公園のように、キャーキャーと騒ぎながら売り場を追いかけっこしていて、うるさいし邪魔だ。



まあ、いつかの女子児童たちのようにグループで万引きしている訳でもないし、騒がしいくらいは温かい目で見ようかと思う。

子供のいない社会に未来はないのだから。

子供たちは、いつだって社会の宝なんだから。



それに今年の夏は命に関わる程の暑さだと言われるから、外で走り回って遊ぶ事も難しいのだろう。

いや、昔から都会の子供たちは広場の代わりにデパートで鬼ごっこしていたと聞くから、今更始まった事では無いのかも知れない。

子供は子供なりに考え工夫して、どんな環境であれ、何を使ってだろうが遊びにしてしまうのだろう。



そんな事を言ってはいるけれど、それは理性が言わせているだけだ。

私は子供の頃から暑くても寒くても、広場があろうがなかろうが関係ない、外で遊ぶ事をしなかったので、友達とキャーキャー言いながら追いかけっこする事が楽しいのかどうか理解出来ない。



しかし自分が理解出来ない事に価値が無いと切って捨てる程に、大人としては不寛容ではない。

自分が少数派らしいという事は幼児期から自覚していたし、自覚せざるを得ない位大人たちからも指摘されて育った。

つまり自分を基準にして考え・判断すると間違う事がある、そう学びながら生きて来た。



学んだと言えば聞こえが良いが、そうしない事には社会の中で居場所を得難かったり、居心地が悪かった事も確かだ。

勿論、私にだって思いやりも想像力もある。

自分の信念が簡単に排除されたくないのと同じ事で、他人の価値観や感性を尊重しなければいけないと信じている。



だから、世の中には自分とは違う価値観や感性を持つ人間がたくさんいて当たり前だと普通に思う。

他人の尊厳を人種やあるカテゴリーで評価される能力、障害の有無、性的な多様性などで否定してはいけないのだという事は、これは道徳の基本中の基本だもの。


しかし、世の中には目に余るルールやマナー違反の行為も多い。

飲酒・喫煙禁止の喫茶コーナーの、隣の席で酒盛りして大騒ぎしていた爺さん4人。

大騒ぎと言っても、老人ゆえに耳が遠く声が大きいだけなのかも知れないし、話しっぷりからして、飾らない明け透けな人達なのかも知れないと感じた。

「あら、うるといと思ったら酒飲んでるじゃないの」と思ったら、店の男性スタッフが来て注意した。

それでも気骨のある爺さんたちで、直ぐには引き下がらず、あるだけの酒は飲んでしまいたそうだったが、テーブルには缶ビールが12本乗っていたのだ。

1人3本ずつ飲む予定だったのだろう。

近くの売り場で、冷えた酒は幾らでも買えるし。






商品を買わないのに触って回るような遊びをする女の子たちもいた。

トマトや桃のような傷み易い青果を指で触っている時は、流石に注意した。



トウモロコシを手に取って床に落とし、そのまま走り去るまだ小さい兄弟。

若い母親はそれを見ても注意しないし、拾いもしない。

「おいおい、そのまま行っちゃうのか?」と言いながら拾い上げる男性がいた。

スミマセン、私も注意しようとしていたんですが、迷っているうちに先を越されてしまいました。



元気でイタズラな小さい男の子を2人も育てるのは、きっと大変な日々だろう。

しかし、それでも躾は出来るはずだ。

社会に迷惑を掛けないように躾ける事は親の責任だよ。

自分の子供を躾けないとしたら、躾をする必要が無いと思っているのか、子供とは迷惑を掛けて当たり前だという開き直りがあるのか、下手に躾けようとして虐待と思われたくないのか・・・

他にも何らかの可能性が考えられますか?



その未就学の弟と低学年の兄・・・といった感じの男の子たちは、次は牛乳の1リットルパックを手に取って落とした。

「またあの子たちだ!」と目を離さないでいると、流石に母親はそれを棚に戻して別の牛乳をレジカゴに入れた。

自分の子が落とした物を買いなさいよ、お母さん。





子供は社会の宝だから、温かい目で見ようという事と、甘やかして何をしても黙って許すのとは違う。

ちゃんと大人が教えなきゃいけないマナーや規律はある。

あるよね?今でも・・・

2015年のイオ    あるに決まっとるやろ

Jul. 27  2017


イオにそう言って貰えると心強いです。

有り難う、イオちゃん。






子供が矢鱈とナマモノに触っていると、「触らないで」と注意する母親はいても、どういう理由で触ってはいけないのかという事まで教える母親を見掛けた事は残念ながら無い。

ちゃんと説明してやれば理解出来るはずなのだ、子供だって。

何故していけないのかを理解したら、悪さをしなくなると思うのは私が子供を知らないせいだろうか。

私が子供だった頃の自分を基準に考えて、間違っているのだろうか。


でもね、親が子供に最低限度の躾をしてやれるのは、ほんの短い年月しかない。

その時期をどう接するかで、子供の一生が左右されるのではないかとすら思う。

一番影響を与える事が出来るのは、日頃身近で育てている大人であり、それは例外はあっても母親である場合が多い。

その特権、つまり1人の人間の人格形成にまで関われるという素晴らしい特権を放棄してどうするのか。

子供を産み育てる醍醐味じゃないのかな。





そこまでする気が無いならば、親が子供の心に響くようなきちんとした注意をしても聞けない子供なのであれば、そもそも子供を公共の場に連れて来るべきではない。

肉や野菜、トイレットペーパーなんか買うのに連れて来られても、子供が楽しいはずがない。

お菓子売り場にしか関心が無いだろう。

なのにわざわざスーパー連れて来るのであれば、信頼して放置しておけるだけの躾をしている必要がある。

そうでないならば、犬の散歩と同様、ちゃんと目を行き届かせて、売り物を劣化させて店や他の客に損失を与えるような事をさせるべきではない。

これは感性の違いという範疇の問題ではないので、敢えて言わせて戴くが。


物騒な世の中、子供だけでは心配だから連れて行くしかないのだと言う人がいるかも知れない。

だとしたら、子供がすっかり飽きて走り回っているのをほったらかして、長々と知り合いと立ち話に興じているのは如何なものか。


私は自分が子供だった時の事を思い起こしながら、普遍的な事と少数派かも知れない自分の感受性とを区別して言っているつもりだ。

難しい事や人間の心理など理解していなかった子供の頃でも、親がどういう風に子供に向き合っているのか、その真剣さはちゃんと感じられるものだ。

そして、その真剣さは心に刻まれ、ずっと忘れないばかりか、私の性格をプログラムしてしまったように思う。

それ位、真剣に向き合ってくれる大人の存在は大きい。


子供は社会で育てるものだと思うから、目に余る時は他人だとしても注意する。

怒るのではなく、注意するように努めて。



しかし母親を差し置いて注意すると、母親はものすごい剣幕でキレる事がある。

明らかに自分の側に非がある事は解っていてバツが悪いから、だけどその非を認めたくなくて余計にキレるのだろう。

出来の悪い男性上司にもいっぱいいたよ、そういうタイプ。

「すみません、注意して戴いて有り難うございました」などと言える母親がいたら素晴らしいと思うが、私の行く程度のスーパーに、そういう母親は来ないらしい。





そもそも注意されるとキレるような母親そのものが、まだ子供なのだ。

しかしそんな母親も、大人になる日は果たして来るのか?





子供は子供で注意された事にビックリするだけで、あとは無反応な場合が多い。

如何に社会が他人の子に無関心になってしまったか、その結果、他人の子供になんか注意しない事が透けて見えるようだ。

自分の子供にさえちゃんしたと注意が出来ないのだから、ましてや他人の子供になど注意出来るはずもないか。


そうして日本人のモラルはどんどん劣化して行き、やがて日本人らしさとして褒められていたはずの恥の概念など無くなっていくのかも知れない。





物事には両面がある。

だから、その事で失われるものもあれば、得るものもあるのだろう。



しかしなあ・・・と思う。

あまりにもひどい、日本人のモラル低下、いや、モラルなんか存在していないんじゃないかと感じるニュースが多くて、絶望しかける。

その事は、また後日にでも・・・エネルギーがあれば書けるかも知れない。


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