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アインはアメショーシルバータビーの女の子。
まだ生後3ヶ月ちょっとの仔猫だったミュウのお嫁さんとして、
1990年の6月、生後2ヶ月の時我が家に来ました。
でも生まれはひと月しか違わないのに、アインたら本当に小さくて・・・
オスはやっぱり大きいのです。ライオンだってそうですよね。
おまけにアインは、とてつもなくお転婆でした。ミュウは小さい頃ソファから降りられませんでしたし、
テーブルに乗ったりしない仔猫でした。しかしアインは最初からどっちも平然とやってのけました。
ミュウが優先的に甘えるので、アインは可哀想にあまり抱っこもして貰えませんでした。
ミュウの寝ている隙にアインを抱っこしていると、気付いたミュウが鳴きながら駆け寄って来て、
アインを突き飛ばしてしまいました。でも、アインは全くいじけない子でした。
アイン生後6ヶ月、遊びに来た妹と・・・・
アインがミュウの子供を産んだのは、まだ1歳の時でした。
当時の私は、まだ野良猫の存在について考えた事すらなく、
一度きりではありますが自家繁殖させたという事です。
仕事で毎日遅い私が帰宅するのを待っていたかのように陣痛が始まり、
とても長時間かかって1匹目を産み始めましたが、逆子で出て来ません。
私は、生まれて初めて、猫のお産を手伝いました。
事前に本で調べたり、獣医さんにアドバイスして戴いてはいましたが、
それでも初めての経験同士・・・・・アインも私も大変でした。
お転婆なアインらしく、キャアキャア鳴きながら、走り回って産みました。
3匹を8時間かかって。
ミュウは心配そうに、羊膜を舐め取るのを手伝ったり、出血を舐めてやったりと、
感動的に優しかったです。
仔猫5日目。
まだ目も開かず、耳が下の方に付いていて、ブタの子のような顔でした。
小さい小さい・・・
3匹に授乳するアインは苦しそうでした。
仔猫はオスの1匹が岩浪さんという映像監督の夫婦の家に里子に行き、ロビンと名付けられました。
メスは、John Davidという知的でお洒落なアメリカ人教師が真新しい籐のケージを持ってタキシードで迎えに来て、Brossamという名前を貰いました。手元に残したのはオスで、夫がジーコと名付けました。手元に残したオスのジーコに関しては、ジーコのページをご覧下さい。
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