そもそも、他にもたくさん保護されている仔猫がいるというのにジャムに決めたのは、サビ猫の中でもとりわけゴマにそっくりだったからでした。
大きさのちがいはあっても、まるで瓜二つ。ゴマの4匹の娘たちよりも、はるかにゴマに似ているという不思議。
ゴマは娘達が次々と里子に行ってしまった後、アメショー家族と一緒にしたのですが、自分だけが家族ではないと思うのか、時々仔猫を探しているかのようにおもちゃをくわえてはドアの近くまで運んで「ん〜ん〜」と鳴いていました。
ゴマは子育ても素晴らしい頑張りを見せたし、母性愛の強い猫だと思いました。自分だけの家族が欲しいのではないか・・・そんな思いが続いていた私達は、ジャムを見た時から、この子をゴマの養女にしたいと願うようになっていました。
ジャムがゴマの寂しい心の空き間を埋めてくれるかも知れない!そう思ったら、直ぐにでもうちに引き取りたくなってしまいました。 |
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