最初にお断りしておきますが、このサイトは、いわゆる『動物愛護』を訴える為のものではありません。
私はただの猫好きの猫飼いであり、愛護活動家でも保護活動家でもありませんし、そうありたいと思った事もなければ、今後そうなるつもりもありません。
また特定の愛護団体との繋がりも持ちませんし、あくまでも個人の趣味のサイトでしかありません。
しかし私自身猫が好きであるからこそ、縁あって我が家の飼い猫になっている猫たちや、助けを求めている猫たちと、猫を愛する飼い主や保護主・エサやりさんたちに捧げるサイトでありたいとは願って頑張って運営を続けてきました。
頑張ろうとしている個人の保護活動に大して応援したいと願っておりますが、特定の団体に支援する事は決して致しません。
趣味で続けている事とはいえ、関わる人たちが増え、応援し応援されている事柄を多く抱えている以上、責任もまた生じてきています。だからこそ、私個人の力の続く限りはサイト運営を続けるつもりです。
しかし確実に言える事は、私も含め、人にはそれぞれの事情とその精神の成長段階、そしてその時その時の経済的・精神的キャパシティがあり、同一の価値観や基準では回答は出せないという事です。
私にも今より更に未熟な時代があり、今よりももっと狭い許容力しか持ち得なかった過去の年月がある事は紛れも無い事実です。
だから私は、100点満点の事が出来ないからと嘆いたり、だからと言って何もしない事を選んだり、出来ていない人を批判したりする事は意味のない事だと考えます。
サイトの歴史にも色々な段階がありました。13年経過した今願うのは、今後の在り方を考える時、猫と暮らす事の楽しさや幸せを感じて戴けるような自分自身でありサイトでありたいという事だけです。
猫を愛するならば、猫が不幸な末路を辿らないで済むように努力し責任を持って下さい。 |
1. |
避妊して飼って下さい。それは脱走・病気感染・ストレス・不幸な子が増えるのを防ぐ、唯一且つ最大の方法です。 |
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完全室内飼いを基本として下さい。交通事故・心を病んだ人たちからの虐待・猫嫌いの近隣の人たちに掛ける迷惑・喧嘩や交尾による病気感染を防ぐ方法は、今の日本では完全室内飼い以外ありません。 |
3. |
安全に飼育する為には、工夫と努力が必要です。不注意で脱走させた為に、病気感染・妊娠・飼えない仔猫が産まれた・・・それでは情けなさ過ぎます。脱走防止には、飼い主の工夫と努力が必要なのです。 |
4. |
猫にも心があります。可愛い置物ではありません。何を求めているのかを真剣に考えてやって下さい。問題行動(トイレ以外の場所でのオシッコや夜鳴きなど)にも、必ず原因があるものです。
飼い主は、根負けせずに問題の解決に努力して下さい。そんなギブアップしたら、動物との本当に幸せな生活は出来ません。 |
5. |
常に学んで進化して下さい。猫から教えられる事も多いですし、猫の為に勉強すべき事は多いはずです。 |
6. |
心に余裕が持てるようにして下さい。猫との人生が幸せだからこそ、他に助けを求めている猫や人にも優しくなれるのです。幸せになるべく、いつも努力しましょうよ。 |
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《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 川口 一惠 |
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