CAT'S EYES & CAT'S HANDS


今後のサイト閉鎖・抹消の予定


2023年2月25日


「猫雑記」をブログ形式に替えて、サイト本体の更新もしないまま5年目に入りました。

その間に、長年暮らした横浜から群馬への移住も敢行しました。これも終活の最たるものですが、大きなエルネギーを世要しました。しばらくは抜け殻です。


いつまでもサイトを残しておくのも憚られますが、長い年月のお付き合いの皆さんがあと少しの間残しておいて欲しいと言って下さると、つい1年、また1年と抹消を先延ばしにしています。

サーバーのレンタル更新の時期になると、今回こそもう契約をするのをやめようか・・・と毎年考えます。

心血を注ぎこんでいたサイトへの名残を惜しんでいるのか、残り少ない人生を惜しんでいるのか解りませんが、老人が古い「卒業アルバム」をめくるような気持ちで、年に1度くらいパラパラと眺めています。

きっと、存続を希望して下さるお友達も、同じようなお気持ちかと思います。


「終活」として、様々な契約を綺麗さっぱり解約するひとつとして、元気なうちにサイトを置いているサーバー契約の解約もしなければなりません。

その日まで本当の「サヨナラ」を1日延ばしにしている老人を、どうかお笑い下さい。

最盛期には40匹いた猫たちも、残り1匹(ペロ)だけになりました。この子を見送った時、また考えます。

では、いずれまた・・・



再開にあたり・・・


2018年3月11日



2018年2月2日付でご挨拶した後、2週間ほどして日記を再開しました。

それは今更ブランクを埋めて、元の役割を取り戻せるような事には到底つながりませんが、知らず知らず降り積もった澱、ヘドロのようなものを少し流す作業として、存在をお許し頂ければ有り難く思います。


サイトを運営したからこそ頂けたご縁もたくさんありました。

そのご縁が、たとえ細くとも繋がっていてくれる幸せを感じていたくて、もう少しだけ続けていようかと考えております。



間違いなく、私の人生もこのサイトも最終章です。

どちらに関しても、どんな終わり方が出来るのか解りませんが、出来るだけ自然な形であれば幸せです。

たま〜に、生きているのかどうか覗いてみて下さい。





私のようなものが存在する事を許容して下さる皆様に、有り難うと心から申し上げたいです。

皆さんと小さな生き物たちの幸せを、いつもいつも祈っています。



2018年2月、あらためましてのご挨拶


2018年2月2日



3か月もご無沙汰してしまいました。私のアレルギーの悪化、夫の手術や経過観察、そして老猫たちのお世話や死別などあり、まったく時間がとれない状態が続きました。

これは遂にサイトも終了させるしかないかと思いましたが、どう締めくくれば良いかまで考える心の余裕が持てませんでした。

今もまだ決めかねておりますが、一旦、ご挨拶だけさせて戴こうと思い、ここに加筆しております。



皆さんの励ましとご厚意に支えられて、長年続ける事が出来ました。

しかし時代は、個人が発信する媒体の在り方そのものにも変化をもたらしています。それに抗い続けても、自分に掛ける負荷を増すばかりで、自身はどんどん老いていくばかり。



常に追い詰められて時間の猶予の無い状態で走り続け、発信せざるを得ないところから始めたウェブサイトではありましたが、メインであった里親募集のコーナーを終了させた事で、これから先、自分は何がしたいのか、それはどうすれば可能なのかを、余裕がある状態で考えてみたいと思います。


ご心配下さっている皆様に、お詫びと感謝の気持ちでこれを書いております。



非常事態から抜け出し切れていませんので、近くまた改めてご報告させて戴くつもりでいます。



皆様、どうかお元気で。

そして猫さんたちの短い幸せな一生の為に、お互い努めましょうね。

有り難うございます。




サイトオーナーよりリニューアルに際してのご挨拶

2016年7月



1999年より続けて参りました【CAT'SEYES & CAT'SHANDS】は、サイト開設から17年が経過し、私も歳をとりました。

諸般の事情により2016年にて閉鎖させて戴こうと決意したのですが、決意した後にも大変悩んだ結果、大幅に縮小した形で一部分のコンテンツのみ細々と続けさせて戴く事に致しました。



その節は、心変わりしてお騒がせ致しました事、心よりお詫び申し上げます。



復活した新サイトに於いては、旧サイトの運営目的としてはメインであったはずの里親募集コーナーや、愛する家族を自慢して戴く為の参加型のコンテンツを殆ど全て廃止してしまいました。

私の健康状態や生活時間の配分がギリギリ限界のところにあり、少しの無理では存続が出来ないと判断し、断腸の思いでたくさんのコーナーを廃止致しました。

とりわけ【サビ猫CLUB】は大切に心を込めて運営して来たコンテンツでしたので、廃止は私自身とても辛く、ご参加戴いていた猫さん達や飼い主さん達に対して申し訳ない気持ちです。

本当にごめんなさい。

このサイトを作るきっかけとなったのは、サビ猫「ゴマ」の保護でした。

2016年6月にゴマは亡くなり、生きながら背骨を引き抜かれたような痛みを味わっています。

全てのきっかけであったゴマへのオマージュの気持ちもあり、今も【サビ猫CLUB】が存続出来ないものかと心が揺れます。

しかしよりによってあのコーナーだけが、なまじ外部のブログ利用にて運営していたコンテンツだっただけに、簡単に復活させる事が叶いません。

単なる1コンテンツを廃止した事が、これほどに我が心に痛みを与えるものとは思いもよりませんでした。


ともあれ、これまで同様、自分に出来る事をしながら、小さな命を大事にする事で自分の生き方に芯を通したいと願っています。



最後に、以下の項目に関しては旧サイトでのご挨拶文より引用しておきます。

猫を愛するならば、猫が不幸な末路を辿らないで済むように努力し責任を持って下さい。
1. 避妊して飼って下さい。

それは脱走・病気感染・ストレス・不幸な子が増えるのを少しでも防ぐ為の唯一、且つ最良の方法だからです。
2. 完全室内飼いを基本として下さい。

交通事故・心を病んだ人たちからの虐待、猫嫌いの近隣の人たちに掛ける迷惑・喧嘩や交尾による病気感染を防ぐ方法は、今の日本では完全室内飼い以外ありません。
3. 目に見えるしっかりとした走防止をしましょう。

不注意で脱走させた為に、病気感染・妊娠・飼えない仔猫が産まれた・・・それでは猫飼いとして余りにも情けないではありませんか。

安全な飼育環境づくりや脱走防止には、飼い主の工夫と努力が必要なのです。
4. デリケートな猫の問題行動に負けないで下さい。

猫にも心や複雑な感情の動きがあります。

猫は人間に都合の良いおもちゃでもなければ、可愛い置物ではありません。何を求めているのかを真剣に考えてやって下さい。

問題行動(トイレ以外の場所でのオシッコや夜鳴きなど)にも、必ず原因があるものです。

飼い主は、根負けせずに問題の解決に努力して下さい。

どうしても解決出来ない場合もありますが、だからといって猫を放棄しないで下さい。

そんな程度の事にギブアップしたら、動物との本当に幸せな生活は出来ませんし、生態系の頂点に居るはずの人間として失格ではないでしょうか。
5. 生き物と暮らすにあたり、飼い主は常に学んで進化し続けて下さい。

たとえマーキング猫だったとしても、掃除や対処方法、被害を最小限に食い止める為の工夫など、清潔で臭くない暮らしを営める方法は幾らでもあります。

頭を使い、手を動かし、常に努力して下さい。

猫から教えられる事も多いですし、猫の為に勉強すべき事は多いはずです。

こんな事、とっくにご承知の事ですよね。
6. 心に余裕が持てるようにして下さい。

猫との人生が幸せだからこそ、他に助けを求めている猫や人にも優しくなれるのです。幸せになるべく、お互い常に努力して生きましょうよ。



生きていれば色々とあります。

でも猫との生活が、どれだけ私達の人生を豊かにしてくれるか、年年歳歳思い知るばかりです。




改めて皆さんとの出会いをもたらしてくれた私の愛する素晴らしい猫たちに感謝し、皆さんの励ましとご好意に感謝し、残りの人生の日々を誠実に生きたいと思います。

有り難うございます。
 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 川口 一惠


《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 INDEXへ戻る
inserted by FC2 system