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2000年8月1日
又もや寝るのが午前2時。今朝起きるのが辛かった事といったら、本気で休もうかと思った程だった。 乾いてしまった目が開かないのだ。必死でシャワーを浴びて、タオルケットを洗濯して(ゴマったら、私が掛けているタオルケットにオシッコしたのだ!)、朝ご飯を食べたら、家を出る頃には目も開いた。 出発が少し遅くなったというのに、道が・・・というよりいつも混むポイントがいずれも信じられない程空いていて、スイスイ走れた。7時近くなると、毎朝とても混んでしまうのだが・・・。 仕事は楽しい位に大量。せっせと片付けたつもりだったが追いつかない。そして夜中ともなると、また目が乾いてゴロゴロしている。今夜も就寝目標は12時だ。目標にどれだけ近づけることが出来るか・・・毎日カーリング競技をしているみたいだ。 ゴマは、さっきからオシッコするタイミングを図っているみたいだ。夫が牽制しているが、その夫だってまもなく眠り込んでしまうだろう。オシッコは時間の問題だ。 試しにトイレに連れて行くが、入り口で踏ん張ってイヤイヤをする。ガンコなゴマ。どうしてこんな事になってしまったのだろう? だけど、オシッコしようが可愛い娘に代わりはない。HPを作らせたのはゴマだ。既にいた愛する3匹のアメショーは、そこまでは私を動かさなかったのだから。 尤もいざ作ってみれば、4匹の自慢たらたらなのだけど。 先日我が家の近所で交通事故を起こしたジャイアンツの上原投手は、今度は寮の前で転んで捻挫したという。お祓いでもして貰った方が良いのではないか? だいたい、怪我で出場出来ずにいる間に、オンナ連れでクルマを運転して六本木に遊びに行こうなどという気持ちが、イメージダウンだったね上原くん。 チームメイトもファンも期待しているんだから、怪我して欠場だなんて恥だと心得なさいよ。何の仕事でも、アテにされなくなるのは一番恥ずかしいのよ。敢えて時間をかけて信頼回復してね。 それにつけても、手足を骨折した大型バイクに乗っていた28歳の男性はお気の毒。そこまでの怪我だと、人生の軌道がかなり狂うだろうなあ・・・と思わず同情してしまう我々夫婦は、気の小さいA型でした。 2000年8月2日
脳に入る情報量は、8割が目からの情報だという。つまり目を使い続けていると、それに比例して脳も疲れるという事らしい。 そういえば、一日中図面を作っていると、やたらと頭が痒くなる。朝シャンプーしたばかりで汚れてもいなければ汗も殆どかかないのに、よほど自分にとっては難しい事をやっていて集中しているのだと思っていたが、実は目を酷使し続けているのも原因なのだと判った。 脳を休ませてやる為には目を閉じて情報を入れなくする事だというが、同じ目を閉じるにも、リラックスした状態で目を閉じなければ逆効果らしい。 しかも、あまり長時間閉じていると不安感が増し、却って疲れるそうだ。 クルマの助手席で目を閉じていると、とっても怖くて休むどころではないと感じるが、脳が目からの情報を待っているのだろう。 兎に角、2分間ほど安心できる状態で目を閉じて、脳をリフリッシュしてやる事が大切らしい。 みなさん、私の文章にミスが多いのは脳が疲れていたせいです。でも会社より家での作業の方が、休息時間は少しもとれないんだな、これが。 とても衝撃的な事件を知った。 1件は大阪で、自分のダルメシアンを傷つけては治療費と偽って自分の遊興費を物乞いし続けている乞食(差別用語かも知れないが、この場合はいいじゃん!)男の情報。 もう1件は、明石の海辺にたくさんいる捨て猫・野良猫に自分の猟犬2頭をけしかけて、楽しんで次々とむごたらしく噛み殺させている男の情報。 いずれも許しがたい動物虐待だが、私が気になるのは趣味としてのハンティングが存在する世の中だ。 いつも言う事だが、突き詰めて行くと畜肉も食べられなくなるし、野菜だって魚だってその命を頂いているのだが、不必要な殺生は敢えてすべきではないのだと思う。 熊が民家の近くに出たと言っては嬉々として出動する猟友会の連中の顔をTVで見ると、それだけで胸が悪くなりそうだ。 私は個人的に本音を言えば、こういう人間は絶対に無限地獄に墜ちて、永久に終わることのない苦しみの中で自分の血を流し続けて貰いたいと願っている。 敢えて知りたくもないような酷い事件ばかりだが、奢りたかぶった人間の犯し続けている罪から目を背けないでいようと思う。 大崎貴子さんの言う通り、動物の保護活動をしていると辛い悲しい事が多くて、胸に抱えきれなくなってくる。せめて心ある人間として生存を許されるのであれば、人間全体で犯しつづけている罪を少しでも償いたい。 ゴマは、全部のトイレを覗き込んではトイレのフードの壁をカリカリ引っ掻いている。別の子の臭いがするのが気に入らないのだろうか・・・? ダイニングのドアに向かってヘンな鳴き方をした後で、必ずベッドの定位置で素早くオシッコ!しかしウンチはトイレでちゃんとするのだ。 その辺の本能というか、ゴマなりのこだわりが理解し難い。今はトイレのフードの上に乗っかっている。そこは乗るものじゃない、入って用を足すものだよ、ゴマ。 2000年8月3日
《Pet Lover's Forum》というサイト(獣医さんが、ペットの健康やしつけに関する質問に答えてくれるコーナーが充実)で、猫のしつけの質問と回答の過去LOGを見て驚いた。 ふとんやベッドでオシッコする猫の悩みを抱える飼い主の、何と多い事か。いずれもあらゆるアドバイスを元に努力しているものの、やめさせられないようだ。 ウンチはトイレでするのに・・・最初はちゃんとトイレでしていたのに・・・悪い事だとは自覚しているようだ・・・等など、まるでゴマの事かと思うような悩みがたくさん寄せられていた。 回答はいずれも、トイレ以外のところでのオシッコはストレスが原因との事。しかし、そのストレスが何であるかを見極めるのは、とても難しい。 いずれにしても、してはいけないところでは排尿出来ない環境を作る事が大切だという。間違った習慣が長引けば、それだけ治すのは難しくなる。 しかし、このダブルベツドをどう片付けるのか?年老いてきたアインやミュウは、そこがお気に入りの寝場所なのだ。 たとえ仲は悪くなくても、一緒に生活させるのは無理だったのだろうか。私の不在がちな事、部屋の狭さ、頭数の多さ、新参者であるという事・・・原因と思われる要素が複雑に入り混じっているような気がする。 我が家に置くのが無茶だったという意見もあるだろうが、そうするしかなかったのだ。仔猫が全て貰われて、いずれも幸せに暮らしている事だけで充分だ。 ミュウはプロポリスを嫌がるようになってきた。アインは楽に飲ませられる。どちらもパーフェクトな健康状態ではないだけに、何とか努力して続けよう。 長生きして欲しい。あとは何も望まないから(その割に欲しい物も多いようだけど)、猫達が健康で長生きして欲しい。 今日は会社に、仕出し弁当屋がサンプルを持って来た。たっぷりのおかずで380円だという。しかも明日と月曜日は100円でサービスするとも言う。心が動く。 2000年8月4日
アカの飼い主が、アカの写真をいっぱい載せた絵葉書を作ってくれた。 可愛いアカ。ジジむさい顔で眠るアカ。相変わらず悲しそうな顔で喜ぶアカ。 お礼に、アカの野良時代の写真をフロッピーに落として持っていってあげた。まだほっそりした手足に、とりわけ目を惹く立派な長くてフサフサの太い尻尾。 雨に塗れた私のクルマに擦り寄る姿。その姿は、去年の9月22日の朝のものだ。その晩、ゴマが土砂降りの雨の中で出産していたのだ。 偶然その日はアカの飼い主となった彼女にデジカメを借りていて、いつもならばゴマとペアで駆けよってくるはずのアカが、独りで姿を現したのを写したのだ。 その日から新しい飼い主の家に届けられる10月9日までの間、アカはたった独りで駐車場で暮らしていた。 私にご飯を貰う前に充分甘えて、抱っこされて顔にすりすりされて、そして「会社に行ってくるよ。また夜に来るからね」と言って立ち去るのだが、日に日に後をついて来て悲しそうに見送っていたアカ。 今アカがお坊ちゃまとなってのうのうと暮らしている事は、私には最高の喜びだ。アカをあのまま野良にしておいたら、毎日がとても後ろめたく不幸なものだったはずだ。 仔猫でもない、しかも姿を見たこともない野良猫を貰ってくれる意志を自ら示してくれたアカの里親には、一生頭が上がらないような気がする。 いや、今では逆かな?可愛い可愛い大事な我が子同然のアカを保護してくれたカワグチさんには、一生頭が上がらんだろう、え?ヨウコさん。 だから、私を「無駄遣い王」だとか「大食らい中年」などとなじっては、バチがあたるぞ。 夕べはベッドに上がろうとするのを止め続けていたら、ゴマは諦めてトイレでオシッコしたようだ。今朝も無事だった。しかし昼間の不在時間が15時間もあるので、やっぱりベッドでされていた。せめて夜中と朝にはしないでくれるようになれば、それで充分かな。 私がこうしてパソコンに向かっている間中、アインは押しかけて来て、抱っこされてよだれを垂らしそうに甘えている。家にいられる短い時間を、出来るだけ密着していよう。 最初は抱っこが嫌いかと思ったアインだったのだ。接し方次第で、幾らでも甘えん坊になるものだと、アインでもアカでもジーコでも実感したし、椋ちゃんでも改めて確信する。 犬も猫も、飼い主の心を映す鏡だ。 2000年8月5日
ゴマは、夕べも今朝もベッドではオシッコしなかった。そして夕方、夫が帰って来てあっちの部屋で着替えている間、ドアの前でグスグス鳴いていたと思ったら、さっとベッドに飛び乗って一瞬でオシッコした。 うーん・・・こうなるとやっばり、何か訴えているようだ。でも、オシッコで訴えるのは良くないよ、ゴマちゃん。 アインは、本当に良く眠るようになった。仔猫の時は活発で、一時もじっとしていなかったのに、今ではベランダにもあまり出たがらない。寝るか抱っこだ。 しかし今夜は、チキンをたくさんせがんだ。柔らかくてジューシーだったので、きっとお気に召したのだろう。食の細いアインが食べてくれると、夫も私もホッとする。 勿論、鶏肉など主食としては与えません。味のついたものも与えませんし、しっかり火の通ったものしか与えません。 月に一度の歯科検診に行って来た。そして石原先生をはじめ、スタッフのみなさんの写真を撮って来た。 「お気に入り」で紹介するのだ。だからここではこれ以上は触れないが、毎月一度どこも悪くないのに歯医者に通う位だもの、お気に入りであることは間違いない。 今日は私がラストだったので、他の患者さんに迷惑をかける事なく撮影できて良かった良かった。 大崎さんのところで保護している仔猫たち、とても美しくて賢そう。早くお家とお母さんが見つかるように、私ももっと努力しなくちゃ。本当は私が全部引き受けたいのだが・・・。 先日ふと興味を持ったCGIだったが、プログラムを公開しているサイトにも行ってみたりしたものの、とても片手間に出来るものではないという事が解かった。だって、プログラミングなんだもん。 アクセス・カウンターのGIFすら独自に変更出来ないような私に、とても出来やしない。本腰入れてやるつもりもないのだから、尚更無理だ。 2000年8月6日
引き続き、ゴマはベッドてオシッコせずにいる。どうしたのだろう?却って心配してしまう。でも明日はまたお留守番させるから、先の成り行きは判らないね。 今夜は、西村さんが晩ご飯を食べに来てくれた。 大したご馳走は作らない。本当の質素な家庭料理だ。でも炊きたてご飯に味噌汁、漬物だけだとしても私にはご馳走なのだけど。4合炊いて、3人で全部平らげた。流石に若い男の人がいると違う。 でも我々夫婦も、つい最近までは二人で3合・・・なんて時もあったのだ。 味噌汁を作っていて、水がとても不味いのに気付く。横浜の水はもう駄目かも知れない。当然の自衛策として浄水器を付けなければならないのか? 水を汚しているのは人間だ。シャンプーも洗濯も、殆ど全て合成洗剤だろう。こうやって、じわじわと自分達の首を絞めているのだ。ゆるやかな自殺。人間は馬鹿だ。一人ででも、何か始めなくちゃ。 里親募集の仔猫たちの写真が届いて、また処理した。どの子も可愛い。こんなに愛くるしい生き物を、どうして当たり前に生かしてやれないのだろう? ジーコは西村さんにも甘えていた。ゴマも逃げずに、何かしきりに喋りかけていた。ミュウだってアインだって、傍に行っていた。やっぱりあの椋ちゃんが甘えたくなるような、猫にとって安心出来る人なのだと思った。 ちょいとデカイけどね。 2000年8月7日
暑中見舞いのハガキを作ったのに、出す前に立秋になってしまった。馬鹿。でも、勿体無いから出しちゃおうかな。 ゴマはもう、3日もベッドでのオシッコをしていない。今日もセーフだった。 今朝もちゃんとトイレでしていたので、夫と一緒に「偉いねえ、ゴマ!」「良い子だね!」と、何度も大袈裟に誉めてしまった。 今日は不調だ。目も開いていられない。眼精疲労だと思うのだが、顔面神経痛(三叉神経痛)も伴っているようだ。目も顔も痛い。多分疲れが出て抵抗力が落ちているのだと思うから、いつまでパソコンに向かっていないで早寝しよう。 2000年8月8日
今日は実父の誕生日だ。しかし何もお祝いをしない。先日も、とろイワシの缶詰と黒糖くるみを送ったし、あとは電話でおめでとうを言えばいいや。ね? ゴマのオシッコは、まだ無事だ。しかし、寝る時にアインがべったり寄り添っている姿をじーっとみつめている。 ミュウも私の傍に来て、するとお気に入りのハウスに入って寝ていたくせに、ジーコも気配を感じてかそろそろとやって来る。私の右腕には、ダンゴ3兄弟よろしく3匹が目刺し状態で寝ている。 「ゴマちゃんもおいで!」と呼んでも、まだ来ない。仕方ないね、3匹とはもう10年にもなるのだから。 ゴマとは去年の今頃は、まだ駐車場で会っていただけなのだ。エサを食べるゴマの身体にヤブ蚊がいっぱい寄ってきて、私はそれを追い散らしながらいっぱい刺された。 今でも車のダッシュボードには、痒み止めが入ったままだ。 それにつけても、ミュウが優しいのでゴマは自分のパパのように寄りそう事がある。いや、ママかな? 2000年8月9日
今朝、いや昨夜と言うべきかな・・・午前2時半頃だと思うが、,ゴマが寝ている私にオシッコをかけた。 気がついた時には腰からお尻が何だか濡れていて、ほんの1時間前にベッドに入った(正確には「乗って横になった」)私は朦朧としていたものだから、それがオシッコだと気づくのには時間がかかった。 まさか自分のオネショではあるまい。気づいてもすぐには起き上がれず、そのまま朝までとぼけて寝ていようかとも思ったのだった。 寝返りを打つと被害が拡大するので、じっとそのままの姿勢で寝ていた。そして1時間ほどが経ち、寝返りを打てない身体が痛み始め、しぶしぶと起きて濡れたパジャマを脱ぐ。 くそー、下着まで全部やられている。だけど、そのままシャワーに行く気力もなくて、濡れタオルで良く拭いてから、裸でタオルケットに包まってまた寝ることにした。 しかし駄目だ。4時に決意して起きる。そして洗濯してシャワーを浴びた。 会社に行って洋子ちゃんに報告すると、ゴマの心理を一生懸命に推理していた。 いわく、ゴマはいつもアインやミュウ、ジーコが私に寄り添って寝ているのを見て嫉妬し、自分だけのものだという印をつける為に私にオシッコをかけたのだろうという事だ。 どのみち、ゴマは「わがまま」だという事に落ち着いた。 そう・・・ゴマのわがままは、こういう形で出るのだと思う。 私が台所仕事をしている間中、傍に来て何か喋りかけている。私も猫語で応える。片時も離れたくないのは、わずかな月日の付き合いだとしても、ゴマも先住猫と同様・・・いやそれ以上なのだ。 立場が不利であるからこそ、人一倍甘えたいのだ。そんなこと、人間だって同じだもの。 寝不足の割に、快活な一日だった。そしてろくに残業せずに帰宅する。 覚悟していたのだが、意外にもベッドは無事だった。今ゴマは、こうしてキイボードを打っている私の傍らに横たわっていて、手を伸ばして触ると「キュウ」と声を出したもののそのまま安心して寝ている。 まだまだ長い年月が必要なのだろう、本当にゴマが安心出来るまでには。 見放さないよ、ゴマ。安心していいよ。ここはアンタの家なんだから、どこでも何でも好きにしていいんだよ。オシッコも・・・(とほほ)。 2000年8月10日
ほーっほっほ・・・今朝もやられましたわ。 わたくし・・・大股開いて寝ていたのか、大量のオシッコを跨いでいました。ゴマちゃま、溜めションですねえ最近は。 昼間の留守番の間にも、大量に1箇所にしてあった。むろんベッドで。今トイレから出て来たところだが、きっとウンチだったんだろうな。どれ、見てみるか。 はい、ウンチでした。 今夜は、例によって夕食後すぐに更新を始めたのだが、あまりに目が乾いてしまい、ほんの少しのつもりで横になったら、夜中の1時半まで起きあがれなかった。予想される事ではあったけれど。 そして眠っている間に、アカの夢を見た。 夢の中で、私はアカに会いに行っていた。アカは子牛ほどに大きくて、おとなしくしていた。私はアカを安心させようとして、猫語で話しかけながら、少しずつにじり寄って行った。 そして、ようやく両腕で抱きかかえる。 兎に角大きくて、昔よくやったように腕の中で容易く仰向けに出来ない。それどころか、抱いているつもりが私がおんぶされているかのようだった。 アカは静かに笑っていた。懐かしさと愛おしさで胸が一杯だった。 床の上で倒れ込むように眠ってしまったので、いつの間にか夫がバスタオルを掛けてくれていた。その夫が、何やらシュッシュッと音を立てていた。 目醒めて「何してるの?」と尋くと、眠っていてゴマにオシッコを掛けられたと言う。昼間の分を洗濯したばかりだったので、被害の大きかった衣類だけ洗濯して、ほんの少し匂いの付いた防水シーツに「脱臭王」をスプレーしていたところだったのだ。 ゴマは夫が大好きだから、どうして夫にもオシッコしないのかと疑問だったのだが、これで納得。 ジーコが来て、まん丸の目で見上げている。膝に乗せてやったらニギニギしている。しかしアインがちょっかい出しに来て、追い払ってしまった。 ちゃっかり自分が膝に乗るアイン。あんたって子は・・・可愛いけどね。 2000年8月11日
夏休み初日。 昨夜、いや今朝寝たのが午前5時。なのに8時半には起きてしまった。あれもしなきゃ、これもしなきゃ・・・と気が急くのだ。つくづく貧乏性で嫌だ。 しかし、どのみち暑くて寝ちゃいられないのだ。熟睡していればともかく、目が醒めてしまった後は耐え難い。 換気扇の掃除を久しぶりでする。シンプルグリーンが大活躍。 家の猫たちの年に一度のワクチン摂取を、急遽今日にした。獣医さんに電話すると、今日来てくれると言うので。 ゴマは今年の1月に2度目を摂取しているので、一緒にしなくても良いでしょうと言われる。本当は、全員一遍にするつもりだったのだけど。 ジーコは、先生のズボンに伸び上がってスリスリしていた。ミュウも全然身体をこわばらせず、例年になくすんなり終わった。 ゴマは、そそくさと押入れに隠れてしまったようだ。 アインなど、ケロリとしている。 でも、みんな歳をとって寝ている時間が増えたのは確かだ。この後、ウンチがゆるくなったり微熱が出たりするかもしれない。あと数日、休みの間に様子をしっかり見ていてやれるので、休暇の初日にワクチン打って貰って正解だったろう。 キッチンシンクの混合栓の根元から水が少し漏れているので、パッキンを取り替えようとホームセンターに行った。 しかし、事はそんな簡単なことではないらしい。昔の単純な蛇口のパッキンを替えるのとは、まるで訳が違った。その構造の複雑さに唖然。 ホームセンターのご主人はとても親切で、前回蛇口の先端のプラスチック部品を取り替えるにあたっても、詳しく相談に乗ってくれた。 だいたいナショナルのシステムキッチンなのに、蛇口は別のメーカーの製品だし、そのメーカーがどこにも記載されていない。メーカーに問い合わせする以外に、調べようがないのだ。 メーカーによって規格が全然違う。業界内で規格統一しないのは一体どういう訳だ? お盆だもの、メーカーなど当然休みだ。ひどい水漏れではないから良いものの、こんなことになろうとは・・・。手ブラで帰るのもシャクなので、ミニクリプトン球と隙間テープを買う。 そのまま鶴見に行き、ハナクソにエサをやって来る。ハナクソは、すぐに姿を見せた。よかった、元気そう。 アインはワクチンの後だというのに、走り回っている。きゃーきゃー言っているので、どうやらウンチが硬くて出ないようだ。結構元気で安心した。 2000年8月12日
ワクチンの翌日。 ジーコ微熱。ミュウはジーより少し熱が高い。アインは平熱で元気。 食欲も、若干だが落ちている。下痢はしていない。兎に角、良く眠っている。特にミュウはだるいのか、殆ど寝ている。たまに目を開けると、私に目で何か訴えかける。安心しなさい、傍にいるからね。 ゴマは、押入れの中のコンテナが気に入ったようだ。今まで全然入らなかったのに。いつもの調子でジーコが入って行こうとしたら、叩かれて追い出された。かわいそうなジーコ。 今夜もハナクソにエサやりに行くが、姿は見せてくれなかった。 お盆休みで道が空いていると期待したのだが、鶴見までの道は混んでいた。ハナクソ達を捕獲した場所の印刷会社は、まだ仕事をしていた。お疲れ様。 帰宅すると、ゴマがシーツの上にオシッコしていた。はいはい、ご苦労様。 2000年8月13日
文化や伝統の成り立ちによるのかも知れないが、アメリカの陪審員制度というのは、あれはリンチだ。 何を唐突に・・・とお思いだろうが、TVで米国に進出している日本企業が次々と訴訟を起こされて、それが言いがかりとしか思えない内容であったとしても、幾ら真実や正義を訴えたところで最終的な審判は陪審員が下すから、正義が勝つとは言えない場合が多いという内容の特集を行っていたのだ。 日本人に対するイメージはどこの国でもあまり良くはないのだろうが、勤勉で真面目にコツコツ努力している日本人は多いのだ。不当に排斥しないで欲しい。 今日は、真紀子さんが家に来て、お料理を一緒に作った。鶏手羽元の酢醤油煮と五目野菜の炒めなます、真紀子さんのリクエストで又も茄子とキュウリと青唐辛子の塩揉み等を作った。 何と安上がりでヘルシーなのだろう。刻みものがたくさんあって、二人で作ると楽だった。願わくば、もっと広いキッチンがあれば・・・。 ゴマは、真紀子さんが好きらしく(チッチの匂いがするのかな?)自分からスリスリしていた。西村さんは機械のトラブルで昨夜から徹夜らしく、食べに来られなかった。残念。また次回のお楽しみ。 2000年8月14日
昨夜ハナクソにご飯をやりに行ったのは、もう夜中近くなってしまった。 真紀子さんも帰り道に一緒に行ってくれた。いつもよりかなり遅い時間だったので姿が見えず、しばらくヤブ蚊を追い払いながら待っていた。 15分もそうしていただろうか。「あ、来ましたよ!あの子じゃありませんか?」と真紀子ちゃん。いつもとは違う方向から、ハナクソは現れた。 用心深く回り込んで、時間をかけてエサの置いてある場所に辿りついた。もう夜中の12時を回っていた。やっぱりクルマも人も見分けていて、ちゃんと姿を見せてくれるのだ。 嬉しかった。いっぱい蚊に刺されたけど。 HPの更新を済ませて寝たら3時。でも、今朝は早起き。だって、アカに会いに行く約束の日だから。 8時過ぎに家を出る。出発してもまだルートを迷っていたが、ふと思い立って新横浜から環状2号線を行く事にした。 他に考えられるルートは、第3京浜に乗って横浜横須賀道路に出るか、国道1号線あるいは15号線から16号に出る方法なのだが、折角出来た新しい道だし、嗅覚と頭の中の朧気な地図の記憶(そうなのだ、地図を持って出なかったのだ)と標識だけで行き着けるものか、チャレンジだった。 結果は大正解。屏風ヶ浦までそのまま環状2号線で下り、あとは16号を少し行けば目指す金沢文庫だった。途中、東戸塚駅前近辺の近代的な町並みに驚いた。高層マンションばっかり。日吉なんて田舎だなあ・・・。 さて、アカである。 アカはおねむの時間だったが、3階のロフトにいた。久しぶりの再会だ。判るかなぁ・・・と心配だったが、やっぱり判らなかったようだ。 ものすごく大きくなった。多分ミュウより大きい。彼ほど太ってはいないものの、同様に重い。 抱っこすると逃げようとしたが、お構いなしで抱き続け、顔にスリスリする。 大きな猫だ。手足の大きさは、ミュウやジーコより大きいと思った。随分時間をかけて毛繕いしていたので、緊張した後のバランスを取っていたのかも知れない。 ヨウコちゃんが呼ぶとコロリとなってしまう。お母さんもとても可愛がってくれていて、すっかりあそこの家の子としてのびのびしていた。 私の事も夫の事も、すっかり忘れているのだ。良かった。それが理想なのだ。私も「余所の家の可愛い猫」として接する。それでも、アカが私達にとって特別な猫である事には変わりはない。 オモチャもいっぱい、広い家のどこもかしこも自分の自由、いっぱい構って貰って「アカ」「アカ」と可愛がられて、あの子は本当に幸せだ。 お母さんの手料理をいっぱいご馳走になり、朝からビールなんか飲んでしまって、もう一度アカを見てから帰って来た。 アカはあの頃のように寂しくないものだから、呼んでも呼んでも寄っては来なかった。改めてしみじみとしてしまう。やっぱりあの頃は寂しかったんだね。お家やお母さんが欲しかったんだね。よかったね、アカ。 帰り道はカンカンカン照り。往きは雨だったのに。エアコン効かせていても、熱射病になりそうだった。帰り着くなり、アイスキャンディーを食べた程だ。 今夜もこれからエサやり。行って参ります。 2000年8月15日
休みが終わりに近づいて来ていて、とても悲しい。夏休みが終わる頃の小学生の気持ちが良く解かる。 尤も、小学生はまだまだ長い夏休みが残っているのだ。いいなあ、遊んでばっかりで。大人はどうして働くばかりなのだろう?1ヶ月くらい遊んでいたいよ。パソコンと猫だけの生活。 今回のワクチンでは、全員下痢もせず無事だ。良かった。 それにしても、今更ではあるが昼間は良く寝ること。こんなに寝てばかりだとは・・・。 みんなが寝ていると、弱虫ジーコも落ち着いて甘えに来る。よだれを垂らしてにぎにぎして、可愛い丸い目でじっと見ている。嬉しいんだね、独占出来るって。 追記: 新潟にお墓参りした大崎さんが現地からカニを送ってくれたので、夕食にこうちゃんと二人で物も言わずに食べた。 二人でカニを食べるなんて初めての事だった。大人なのに・・・。 カニは美味しかったので、指先(?)の方まで念入りに食べた。脚の付け根も甲羅の中も、食べられそうなところは全て食べた。こうちゃんの捨てた殻まで点検した(あっちもキレイに食べ尽くしていたが)。 カニも本望だろう。 2000年8月16日
今日で休暇が終わる。とても悲しい。悲し過ぎて寝込んでしまいそうだ。 昨日は残り僅かな休暇を惜しんで、結局朝まで作業してしまった。あまり進展はないが、画像処理を試行錯誤していると時間がかかる。 あっという間に、目覚し時計がしゃべり始めた。「ただいまより、午前5時丁度をお知らせします」うるさい! こうちゃんが飛び起きて止めてくれる。放っておくと、いつまででも音楽を流している。 これは毎朝、彼の役目だ。私は、以前これを止めようとしてぎっくり腰をやってから、目覚まし時計とは折り合いが悪いのだ。 一寸延ばしにしていた大掃除もしたし、もう思い残す事なく仕事に戻れる?いや、もっともっと欲しいわ、夏休み。身体と心に慣性の法則が働いて、1度始めた事を断ち切るのは苦手なんだもの。 だから仕事も始めたら切り上げたくないし、運転し始めると家に着いてしまうのが惜しい。 今日は何と、京都の茶団子が届いた。昨日は新潟のカニで、今日は京都から!何とまあ幸せな日々なのだろう。茶団子はお茶の香りが濃厚で、とても美味しいものだった。まだ残っているので、後でまたお茶を淹れてしみじみ食べよう。夏休みのレクイエムだ。 アインのウンチが少し緩かったので心配したが、もう大丈夫そうだ。 さっき、私のグラタン皿を舐めていた。とっても綺麗にしてくれたので、洗わなくても良いかな? その昔、私がまだ小さかった頃、自分の箸を「ママ、カズエちゃんが良く舐めといたから、もう洗わないで大丈夫だよ」と言ったそうで、それを嬉しそうに思い出して話して聞かせた母の事を思い出した。 私ったら、何て可愛かったのかしら。そんな娘がいたら楽しいのに。後でたんまり心配もさせられるけどね。へっへっへー。 今日は早めにエサやりに言ったので、まだ明るいうちに椋ちゃんのパパの姿がじっくり見られた。尻尾が長かった。毛並みが椋ちゃんそっくり。きょとんとした顔で、こっちを見ていた。 あんた、ハナクソを頼むわよ! 2000年8月17日
必死で起きて出勤する日々が戻って着た。あーあ・・・。 しかも通勤は雨だった。家を出た時はさほどではなかったのだが、多摩川を渡って東京都に入る頃には窓を開けてはいられない位降って来た。 そしてこうちゃんを下ろして第一京浜の橋を渡り、再び神奈川に入る頃にはまた小降りになった。昨日、給油した時に洗車しなくて良かった。 仕事は、(当然のことではあるものの)とても辛かった。只でさえ目や腰が辛いのに、昨日から出ていた営業が山ほど仕事を積んでおいてくれた。 おまけに店頭に貼り出してあった図面が、すっかり陽に焼けて色褪せてしまったものを、全部出力し直してくれと言う。一応「宜しいでしょうか?」とお伺いを立てて来たが、「何でもさせて頂きますよ!」とやけくそだ。1日がそれで瞑れるだろうなぁ。今週は、土曜日にも出ようかな。 ふと気付いたのだが、胸に赤いしこりが出来ていた。痛くも痒くもない。しかし15年ほど前に平滑筋腫を切除した経験があるものだから、近くのクリニックに行って診察して貰ってみた。 脂肪の塊や虫刺され、アレルギーなどではないと言う。親切に乳がん検診もしてくれたが、そういう奥のしこりでもないと言う。 結局、また同様の筋腫だろうという事になったが、しばらくは様子を見るしかないらしい。焦って切る程のものでもなく、大きくなるようだったら切る事になりそうだ。 15年前の手術は、皮膚科で部分麻酔でメスを入れてからパチンパチンとハサミで筋肉を切って、2針縫ってそのまま歩いて帰らされた。 仕事に戻ってしばらくすると、麻酔が醒めてきて凄く痛くなってきた。「やっぱり痛いので帰らせて下さい」とヤマダ課長に言うと、「そりゃそうだろう。」と許してくれた。 手術後、年数を経るに従い、傷跡がケロイドとなって大きくなってきた。普通なら傷跡はだんだん小さくなるものなのに、ケロイド体質は損だ。もう、あまり身体にメスを入れたくないと思う。 残業して帰ると、ゴマはベッドでオシッコしていたし、誰かがカリカリのゲロッパをしてあった。 しかし5個のトイレ掃除をしている間に、そのつぶつぶゲロは、綺麗になくなってしまっていた。誰かが食べてしまったのだ。慌てて皿に缶詰を開けてやる。お腹空いていたんだね。 ミュウは、声を出さずに口不だけ開けて鳴いた。よほどガマン出来ない時に、こういう鳴き方をするのだ。 優しいミュウちゃん。どうしてあんたは、いつも穏やかで優しいの? 2000年8月18日
昨夜はゴマのお気に入りの場所に私が寝ていたので、彼女は次にお気に入りのこうちゃんの布団の足元にオシッコしてくれた。 でも寝たのが1時、オシッコは1時半・・・もう起きて布団を洗う気力はなかった。脱臭王に活躍して貰って、そのまま寝てしまった。 今朝、乾いていたが殆ど臭くない。朝っぱらから布団の洗濯も辛いし、週末で道が混むかと思って早めに家を出たものだから、布団はそのまま放置。 でも、今日は残業して戻っても、ベッドにオシッコしていなかった。偉いぞ、ゴマ!問題は、寝た直後だが。 トイレに力づくで連れて行っても、両手両足で踏ん張って入ろうとしない。ゴマちゃーん、頼みますよ。 朝の道は恐れていた程には混んでいなかったが、変なクルマの後ろについてしまって、ずーっと追い抜けなかった。 相手は小さなBMW。ひどく若いカップルが乗っていた。運転席の後姿が、やけにスイングしている。言わば「ノリノリ」なのだ。 例えるなら、結婚前の猿の「次郎」が、太郎の運転で婚約者の「カナメちゃん」に会いに行く時、大好きなロック音楽を聴きながら助手席で立ち上がって身体を左右に大きく揺さぶりながら、ステップ踏んでノッてる時の様子にそっくりだった。 いくら若くても、素敵な恋人とドライブしていても、好きな音楽がかかっていても、あそこまで左右に大きく身体を早いテンポで揺らしているのは普通ではない。あまりに不可解で異常なので、あれはきっとシャブ中なのだろうと結論づけた。 そのシャブ中の運転するBMWは、第一京浜多摩川の橋で、時速100キロしか出していない私の運転など全く寄せ付けもせずにぶっちぎって走り去り、そのまま川崎市役所通りに右折して消えて行った。 これでせいせいして、私が信号待ちではトップだ。隣に並んだ車になんか、出足では絶対負けない。車のパワーはそれ程じゃないけど、青信号に反応する早さはまだまだ誰にも負けない。 しかも、私はフライングはしない主義だ。あくまで反射のスピードを競うのが楽しい。 仕事、次から次へと舞い込んで、死んだ魚の目はいよいよ腐る寸前。これから生理食塩水で目を洗って、それから寝ます。みなさん、お元気ですか?(いまさら・・・) 2000年8月19日
私は、猫と共に家の広い庭の隅に居た。トンボが飛んで来た。 ジーコがそのトンボを追いかけると、トンボはたくさんある足でジーコを掴んで飛び上がった。良く見ると、凄く巨大なトンボなのだ。ギンヤンマのようだったが、ジーコの身体と同じ位の大きさをしている。 ぐんぐんと飛んで行く。ジーコがさらわれちゃう・・・必死で追いかけようとするが、トンボは飛行機のように高く舞い上がっていく。 しかし、高速道路を見下ろす崖っぷちまで追いかけたところで、トンボはジーコをその道路の真中で落とした。相当な高さから落としたので、それだけで死んでしまうという恐怖感。 ジーコはくるくると回転しながら、ゆっくり落ちて行った。何とか生きているようだ。だけど、そこは高速道路の真中。車に轢かれてしまう! 死にもの狂いで道路に降りて行く。ジーコは自力で路肩に歩いて来た。抱き上げると、左の前足を骨折しているようだ。すぐに獣医に連れて行かなくちゃ。 泣きながらジーコを抱いて走った。トンボには、明らかな意志があった。冷酷でいたずらに猫を殺す意志が。 それが今朝の夢。 足元を見ると、ジーコがミュウに喉を舐めて貰いながら、ミュウの頭を後足で猫キックしていた。よかった。全て世は事もなし。 年若い女友達から、さっき相談があった。自分の彼が、会社の人妻と不倫関係を持ったという内容だ。 友人でもあるその人妻から告白されたと言う。わざわざそういう事をする女がいるんだなぁ。 男も男だが、その人妻もろくな女じゃない。自分は安全圏にいて火遊びだけしたいというのは、何と薄汚い了見だろう。 そういう男も女も、バレなきゃいいと思っているのだろうが、世の中をなめている。リスクも負わずに、やりたい事をやるのは嫌いだ。両名ともに、痛い目に遭ってほしいと思う。 人を許す心は大切だし、それが「愛」だとも思うが、即刻別れろと言う。こっちは「寝る」前で良かったね。すぐに忘れるよ、人の心は忘れるものなんだから。 今日、ようやくMy捕獲器が届いた。エサを仕掛ける部分に工夫が加わり、中で猫が暴れても怪我をしにくくなった。2個セットだ。 必要な方は、無料で貸し出し致します。お問い合わせ下さい。 2000年8月20日
ベランダには2つの猫トイレが置いてある。私はトイレの前にしゃがみ込んでいた。外は細かい霧雨が降っている。プランターの草花が、しっとり濡れていて美しい。 そこへゴマがやって来た。目の前のトイレに入って、クンクンと臭いを嗅いでいる。オシッコするかな・・・と思って見ていると、やおら砂を食べ始めた。 おからサンドだから大丈夫かな、と思ったら、よくよく見ると砂に小石がたくさん混じっている。その直径2センチもある小石を、パクンと飲み込んでしまった。 どうしてこんなに小石を一杯入れておいたのだ・・・「こうちゃん!」と大声を出して目が覚めた。 これが今朝の夢。 夢の中のゴマは、むしろ椋ちゃんのような毛並みをしていた。見事に黒光りしていた。 今夜は、真紀子ちゃんと西村さんが夕飯食べに来てくれた。大勢で食べると美味しい。そしてお腹がはちきれそうになって、もう今夜は更新出来ないかも知れない。 とりあえず、これからハナクソにご飯あげに行く。戻ると12時かな? 2000年8月21日
緊急事態発生。 いつものように駐車場でエサを置き、いつものタバコ屋でラッキーストライクのボックスを1個買って会社に向かった。会社の前まで来たら、歩道の角を降りた車道の隅に何かある。 近づいて見たら、猫だった。轢かれちゃう・・・と思って手を差し伸べたらたら、すり寄って来た。ガリンガリンに痩せている。 とにかく歩道に乗せようと思っただけだったのだが、今家にいる。 勿論ここに至る迄には逡巡したのだが、あのまま歩道に置いたところで、またふらふらと車道に出て車に轢かれてしまうか、ビルばかりの場所にいても生き延びるのは難しいだろう。 とりあえず抱いて駐車場まで連れて行った。あそこなら野良猫がちらほら生き延びているし、私は毎朝毎晩エサやりを続けているし、ハナクソだっているのだ。 さっき置いたばかりのエサのところに連れて行ったが、食べない。甘えてすり寄るばかりだ。 見るとメスだ。まだ4ヶ月前後だろうが、首の後ろに噛み傷がある。そろそろ交尾出来る大きさなのかも知れない。妊娠してしまったら、またかわいそうな子猫が増えるだけだ。 悩んでいても仕方ない。そのまま車に乗せて、家に戻って来た。折角7時45分には仕事開始出来るほど早く着いたのに、出社しないのは勿体ないという気持ちも働いたが、そんな事は二の次だ・・・と自分に言い聞かせる。 トランクに積んであった大きな洗濯カゴに入れて後部シートに置いたのだが、信号待ちの時に振り返って見たら、自力で飛び出してシートに優雅に座っていた。なかなかとぼけている。 家に戻り、急いでしまってあったケージを組み立てる。 幸い、月末までは舅たちは留守だ。よほど1階の広いスペースに置こうかとも考えたのだが、やはり2階の別室に置いた。仮称「ミチコ」と名付ける。道端で拾ったので、「ミッちゃん道端・・・」という意味。ごめんね。 ミュウやゴマは私が戻って来たので大喜びだが、かまってやっている暇はない。ごめんね、後でね。 缶詰のフードに抗生剤を混ぜ、与える。室温を寒すぎないように調節して、ケージの中を安心出来るように整える。 エサも水も摂り、ウンチもした。 尻尾の長いキジトラで、大きな耳と毛並みがキジ子にそっくりだ。これから獣医に相談して、目やにが出ているので風邪の治療と各種検査と、出来れば不妊手術もするつもりだ。 家には勿論置けない。今だって、既にパニック状態なのだから。 だけど目の前の1匹を、見ないふりは出来なかった。この後とても困るのは目に見えていたが、まずは元気にしてやる事から始めよう。 里親がつくかどうか判らないが、精一杯やるしかない。抱き上げてしまったのだから。 同日追記: 獣医さんに連れて行った。あちこち検査してもらい、結膜炎と耳ダニの治療をしている。寄生虫卵は出なかったし、ノミもいないようだ。 ただし、思ったより月齢はいっているようだ。多分生後4〜5ヶ月にはなっているかも知れない。 先生は「人の手が入っているね」と言う。つまり、飼い猫だったという事だ。もし迷い猫だったとしても、こんな状態で放ってはおけないし、あんなに駅から近い繁華街で車の往来も多いバス通りなのに、外に出してしまうような飼い主だったら私が保護した方がマシだろうと思う事にする。 でも、ここに置いてあげられはしないのだ。今でさえゴマはオシッコじゃーじゃーだし、ミュウたちは年老いて来ているし、人間の年寄りにも手がかかるのだ。良い里親さんを探す努力をしよう。 2000年8月22日
ミチコちゃんは、本当に手の掛からないお利口さんだ。爪を切ったり目薬を点したりしても、騒がず爪も立てず。ご飯もいっぱい食べてくれるし、良いウンチも出た。 自分でさっさとケージに入って行くところなど、健気で胸が詰まる思いだ。 こっちの部屋に戻ると、丸々太った4匹がわがまま放題にしていて、どうも育て方を間違ったかな・・・と思ったりする。でも、これでいいのだ。 昨夜あちこちの里親募集の掲示板に書き込みさせて頂いていたら、僅かだが猫を飼いたいという人もいて、大崎貴子さんの預かっている美人姉妹仔猫を紹介してみた。 するとすぐにきちんとしたお返事を頂き、その誠実な人柄には嬉しいやら感動するやら。時期さえうまく合えば姉妹でお嫁に貰って頂けそうで、こういう良い兆しもあるのだから、私もまた頑張れると思う。 大崎さんの所では次に預かりたい仔猫がいっぱい控えていて、私の家より急を要するのだ。どうか良いご縁でありますように。とこちゃんの時のようにね。 ミチコちゃんは、まだ目やにが出ていて、少し放っておくと目がくっついてしまう。目薬を点して、よーく顔を見ると、シャム・ミックスのような顔と身体つき。とても優雅だ。 ゴマが原猿ならば、ミチコちゃんはテンのよう。おしとやかなメスに出会うのは初めてなので、感動的だ。元気がない訳ではなくて、ご飯は凄く食べるし、催促して鳴くこともある。可愛い。 今日もミッちゃんを獣医さんに連れて行った。エイズと白血病は陰性。あとは結膜炎が完治するのを待ってワクチン接種だ。 「顔が小さいねえ」と言われる。コンビニのお稲荷さん程度なのだ。性格が良いと誉められる。うちのどの子もそんな事言われた事ないのに! 町内会の役員をして欲しいと要請があり、申し訳ないが丁重に断った。フルタイムで働いていてはとても出来ないし、猫と年寄りを抱えていてはそれどころじゃない。 しかし、書類作りなどのパソコンで出来る事なら喜んでさせて頂きますよ・・・とむざむざと安請け合いしてしまった。そういうお調子者なのだから仕方ない。 さて、お調子者アインも抱っこされに来てしまった。小さい小さいと思っていたけど、大きかったんだね、アインも。ミッちゃんは本当に小さいよ。 2000年8月23日
ミチコちゃんは少し食べ過ぎたのか、今朝は下痢をしてしまった。 もう家を出る直前だったので、慌ててトイレ掃除をして汚してしまった後ろ足を拭いてやる。心配だが、そうそう休めない。連日、獣医さんへの支払いもあるのだし、まだまだお金がかかるのだ。 仕事中も心配だったが、早退せずに頑張る。6時で上がって、さっさと帰る。しかしこうちゃんと待ち合わせて同時に帰らないと、一人で6個のトイレ掃除とご飯をあげるのは、とても気が急く。 しかも、今はまだミチコちゃんを触ったらよーく手を洗ってからでないと、弱い純血種の猫たちに触れるのは心配だ。手間がかかる。 ミチコちゃんには嫌々するのをなだめつつ、目薬も点す。ぬるま湯に脱臭王を入れて絞ったタオルで、身体も拭いてやる。もう少し元気になったら、一度だけシャンプーしてやろう。 ハッキリ言って、ミチコちゃんは臭かった。弱いアンモニア臭だ。猫が臭いのは珍しい事だ。これは想像なのだが、悪質な人間の男がオシッコでもひっかけたのではないかと思う。あれだけ人にすり寄って来て、あとはじっとしている仔猫だから、そしてあの辺りの立ち小便や野グソの頻度を思い起こすと、あながち邪推ではないような気がしている。 可哀想なミッちゃん。そして人間の男というものの汚らわしさ!現場を見たら、ケツに熱湯かけてやりたい。男なんて、殆どが熱湯消毒が必要だわよ。こうちゃんは清潔だけどね。オヤジだけど臭くないし。 ミッちゃんのベッドに敷いてあったマット類も、1日で全部熱湯消毒してから洗ってやっている。獣医さんでもノミは見つからなかったが、ノミ糞らしきものはある。 耳ダニも治療は済んだものの、もしや飛び散っていては再度寄生してしまうだろう。少し神経質すぎる位に毎日ケアしていれば、ゴマの時のように、仔猫に遂にノミが発生しないで済んだような成果が挙げられると思う。要は根気強く、徹底的に。 着ていたものも、全部洗ってからこっちの部屋で作業しているのだが、ズボンの下の皮膚に臭いがついているのか、ジーコもアインもしつこくしつこく臭いを嗅いで、フレーメンをしていた。 ミュウは・・・全然関心なし。 西村さんは、あちこちに声をかけて里親を探してくれているらしい。有り難い。ミッちゃんの場合、一時預かりというのでは一時にならないかも知れないから、何とか優しい里親さんを捜してやりたい。 2000年8月24日
今夜は「猫雑記」から更新する事にする。 帰りも遅かった上、ゴマのオシッコあり、ミッちゃんの下痢あり、4匹の大量ウンチあり(15時間も留守にしたのだから仕方ない・・・)、ミッちゃんのベッドの敷物の消毒あり・・・あっと言う間に22時だ。 夕飯はこれから。ご飯が炊ける迄の間に、出来るだけの事をしておこう。 仕事が忙しくて、目が熱を持っているかのようだ。正直言えば、もう寝たい。毎日毎日、一年中そう思っているのだが。 何と、大崎さんの元には更に2匹が持ち込まれたと言う。優しい気持ちが、どうか報われますように。優しい人のもとには、可哀想な子が姿を見せるんだよね。貴堂氏にも、毎回そう言って慰められている。 ミッちゃんは大部元気が出てきて、帰って来て声をかけたら「みゃーーん」と鳴いた。ご飯もいっぱい食べて(だから下痢をする)、今夜は少しおもちゃで遊んだ。 長い手足で、ちょいちょいとウサ毛(ウサギの毛と言っているつもり)のボールを自分で転がす。とっても可愛い。 アインは、抱っこしてくる前に、ミッちゃんの臭いをしつこくしつこく嗅いで、またフレーメンを見せた。だけど、抱っこの魅力には勝てないらしい。もうよだれポタポタでグルグル言って抱かれている。 この子は単純で助かる。ゴマやミュウは騙しが効かないので、なかなか大変。 2000年8月25日
大崎貴子さんが、足立CATV(ケーブルテレビジョン)でインターネット接続をしたら、本当に接続が早いと聞いて、にわかに心が動く。 以前にもこの辺の東急CATVに問い合わせしたのだが、その時にはHPの為のサーバー容量が10MBしか貰えないと聞いてあっさり諦めたのだが、考えてみたらプロバイダは今のまま使って、接続だけNTTからCATVに切り替えれば良いのかと気づいた。 そこでプロバイダに、それは可能かと尋ねてみた。回答が来て、結果は以下の通りだった。 ●メールの送信:現在は可能 (ただし業界のセキュリティ動向の関係上、利用できなくなる可能性が高いです) ●メールの受信:可能 ●ホームページのアップ(FTP):可能 ●ニュースグループ:不可 という事は、NTTと2本立てで利用すれば問題ない。 今加入しているNTTのテレホーダイやISDN利用をはずして、CATVで接続しっ放しにすれば良いのだ。そうすれば、CATVの月々の料金の方が現在の通信料より安いという事になる。 初期投資は必要だが(ISDNのTAも償却していないのに)、心が揺れる。もう1台のパソコンとはLANを組んでいるので、ケーブルモデムもLAN接続だと言うし、途中で分配しないといけないのかな?ねえ、西村さん。 2基のファイルの共有も「TCP/IP」で通信させているのなら、別の通信方法をとらなくてはならないとも言われた。ああ、色々と面倒くさい事。機械に働いて貰うには、それなりの事をしなきゃならないのだわね。 だけど、とりあえず見積りに来て貰う事にした。接続し放題で何しろ早いと聞いたら、そりゃ便利だもの。これからあちこちの活動とのネットワークを迅速に行うにも、より即時性が求められると思うから。 昨日の帰り道、野球のナイトゲーム中継を車の中で聴いていた時、正道会館のアンディ・フグの訃報を聞いた。 K−1など興味のない人も、彼の顔は知っているだろう。「かかと落とし」だってCMで見た事があるのではないか(落とした相手はエレベータのボタンだったりするけど)。 急性前骨髄性白血病だったと聞く。今年はジャンボ鶴田も死んでしまった。47歳。これだって若過ぎる。 昨年はジャイアント馬場も逝ってしまったし、強い格闘家も病魔には勝てないのか。 フグはあまり身体の大きな選手ではなかったが、とてもストイックな「武士」だったと思う。享年35歳。さぞや無念だっただろう。冥福を祈ってやまない。 2000年8月26日
昨夜、思い立って掲示板を設置してみた。 これまで意識的に置かずに来た・・・と言うか、それを目玉にしたくないという気持ちと、他のコーナーの更新に忙しくてとてもレスポンスが出来ないだろうという気持ちがあり、何度も思い留まっていた。 しかし横の連絡が多くなってきたのと、《Catpeople Net Magazine》が膨らむ一方で、門戸開放の姿勢を打ち出しておきながら安直に参加出来にくい環境にしていた事を省みて、突然設置する事にした。 さんざんミッちゃんの相手をしてこっちの部屋に戻ると、ゴマがドアの前で待っていた。おもちゃをくわえてきて待っていたらしい。自分の子供におもちゃを以て行ってあげたいのだろう。何と不憫な母心。 今日も真紀ちゃんが来て、一緒に餃子を作った。本当は西村さんのリクエストだったのだが、彼は風邪で来られず。別のレシピにしようと思っていたのだが、やっぱり餃子にしてしまった。 3人で75個。あとはビールとご飯。よく食べました。 これをアップしたら、ハナクソにエサをやりに行きます。 2000年8月27日 暑い。午後の暑い時間に借りていた捕獲器を返却に行ったのだが、すっかり体温が上がってしまった。 曇っていると思ったら、走り出したら晴れてしまった。おまけに道が混んでいた。 空気清浄機をもうひとつ買いたくて、港北ニュータウンの方を回ったら、お目当てのL商会はなくなっていた。オリンピックは駐車場待ちの車でグルグルの渋滞。コジマにはろくな物がなかった。頭に来て、そのまま帰る。 こんな事だったら、川崎まで出て、ヨドバシで見れば良かった。ヨドバシカメラ京急川崎他店は、他店よりフロアが広くて見やすいのだ。 だけど、欲しい冷蔵庫が飾ってある(飾っている訳ではないのだろうが)ので鬼門なのだ。今年はもう、大物は買えない。見れば不幸になる。 ミッちゃんのウンチは、とても良い状態になった。大部腸内細菌が動いていると言われて、病院食に代えた。消化剤も貰ったが、まだ混ぜていない。出来れば自力で体力をつけて、自然治癒力を高めて欲しいから。 毎日、こうちゃんがじっくり相手してくれている。この分だと、キジ子の二の舞だ。こうちゃんをママだと思ってしまうかも知れない。私もママなのよ! ゴマは、私たちが出掛けている間に、ちゃんとシートにオシッコしちゃっていた。やっぱり寂しいのかも知れないな。自分を置いて出掛けてしまう事、自分を放って寝てしまう事・・・そうした事に不満や不安があるのだと思う。 今はベッドの真ん中を陣取って、すやすや寝ている。 ゴマのオシッコは、テリトリー主張という訳ではないと思うのだ。かなり知的な子だ。よーく我々の動きを見ている。ゴマの娘チッチのママ・真紀ちゃんと凄く相思相愛なので、貰って頂くのがゴマの幸せなのかと思う反面、ゴマとのお別れは考えられない。 人間のわがままなのだろうか? でも手放せない。 2000年8月28日
三宅島の噴火活動の影響が、東京・神奈川で出ているという。硫黄の臭いが強くて苦情が相次いだそうだが、まあ苦情を言っても仕方ない。相手は自然なのだ。 その昔、仕事で徳山の工業地帯に行った事がある。車の窓を閉めていても、何とも言えない塩素系の臭いがしていた。こういうのに対して、もっと苦情を言うのだ。 悪い臭いじゃないけれど目黒に住んでいた時には、権之助坂を下りて来るとココアの臭いがした。確か「大東カカオ」の工場があったのだ。 また山手通りと駒沢通りの交差点あたりまで来ると、麦を蒸すような臭いがした。恵比寿にまだ、サッポロビールの工場があった頃の話。私がまだ若くて、世界は私のものだった頃の話。 時折、ミュウは思い出したようにアインを可愛がり、そしてエスカレートしてしまうのか、首筋を噛んでいる。アインはお転婆だが弱いので、大袈裟にギャーッと叫ぶ。 するとゴマがすっ飛んで行く。助けに行くかのようだ。 ゴマだとミュウに負けていない。ミュウが諦めて逃げ出す程に、果敢に挑んでいく。どっちもお遊びの範疇だけど、それぞれの性格が出て可笑しい。 ジーコなんかゴマの傍を通り抜ける時は、頭を下げて鼻と鼻を触れてちゃんとご挨拶して行くのだ。猿の群のグルーミングのようなものだろうか。 かつてのように、ゴマもポカスカ叩かない。ジーコが害のない、大人しい奴だという事が判ったのだろう。 ミッちゃんのウンチは、フードを替えたら途端に良くなった。タンパクの質を変えてみたいと言った獣医さんの思惑が、ズバリ当たった。 食べ物は大切だ。そう言えば、ドライフードを全て無添加のものに替えたら、それを食べている限りではジーコも吐かなくなった。缶詰も、全て無添加に替えなくちゃ。 2000年8月29日
宇野さんから、嬉しいお便りがあった。息子のまこと君が、ミッちゃんを気にかけてくれていて「うちの子にしよう」と言ってくれたみたいなのだ。 しかし、あちらには既に先般里子にして頂いたみゃーくんとちゃーちゃんがいて相当苦労させた上、まだまだ手を煩わせているのだ。 しかも、小学生の息子二人とご自分の仕事も抱えている宇野さんに、これ以上の苦労は背負い込ませられない。 だけど、まこと君の気持ちがとても嬉しかった。こうやって、小学生のボーイフレンド(勝手にそう思っているだけだが・・・)にまで支えられているのだから、何と幸せな私! 夫はミッちゃんの世話を良く焼いてくれている。ゴマやキジ子の時と同じだ。そのうち、ミチコちゃんも夫をママだと思うようになるかも知れないな。 私はどうしてもパソコンに向かう時間が長い。本当は、キイボードを触るよりは猫に触れていたいのだが。 大崎さんに教わった「背中ポンポン」は、ミュウもゴマも大好きになったようだ。してやると大喜び。 ジーコは、最初とてもびっくりして逃げてしまったのだが(流石に弱虫ジーコ)、ようやく馴れて来た。まだ突然に始めると尻込みしてしまうが、容赦なく押さえつけて背中ポンポンしてやる。 何か楽しい。私だって楽しいのだから、猫だって楽しいだろうさ。 だけど今はジーコが仰向けに寝ているので(薄目開けて、子鬼のような顔だ)背中が叩けない。うーん、残念。 今夜も更新が遅くなってしまった。実はマルコさんに電話を頂き、フードとおからの話や、当然HPの事なども相談していたのだ。 今時の日本人よりもずっと豊富な日本語のボキャブラリ。本当に変なガイジン! 2000年8月30日
今日は仕事した、した。お菓子も食べたけど、仕事もした。疲れた。 そして今日は、会社宛にまた荷物が届いた。もうひとつの空気清浄器だ。 ミッちゃんのいる部屋は狭いので、若干臭いが気になる。長時間留守にしているせいもあるだ。 集塵も出来、オゾンで脱臭と殺菌、マイナスイオンで森林浴効果・・・というもので、とても小さくてあまり高くない。 昔はファン式の空気清浄器も使った事があるのだが、音が煩いのと風が出るのはどうも猫にも気になるらしく、風の出る場所に顔を近づけてはミュウがクシャミしていたので、使うのを止めた。 今回のものを買うにあたり先日電気店も覗いたのだが、結局大型で高価だったから以前からチェックしてあった物を通販で購入した。 早速設置。設置というにはあまりにも小さい。手の平サイズで16畳対応。どうです、いいでしょう。金はどうしたって?ふふふ・・・今月は金はもうないので、当然カード払いです。 ミッちゃんはとても元気になって来たので、ケージに閉じこめておくのが可哀想になって来た。今夜から、好きにさせようと思う。 早速、籐の椅子の下でくつろいでいる。チッチやモンちゃんが小アカやキジ子だった頃、みんなでその上で眠っていた椅子の下だ。 ぐるりと3方を囲まれているので、きっと安心出来るのだろう。私を見ると顔を歪めて「みゃーーん」と小さく鳴く。とても可愛い。 こんなに良い子が、どうして捨てられたのだろう?とても野良で生まれたとは思えないのだ。獣医さんも「人の手が入っているね」と言った。人にも馴れているし、全く警戒心なしだもの。 ゴマは、昨日も今日もトイレでオシッコしていた。何だか拍子抜けしてしまう。背中ポンポンをするようになってから、ご機嫌なせいか? ご機嫌ついでにジーコをポンポン叩いていた。困ったゴマ! 2000年8月31日
8月の最後の朝。 何だか腰のあたりが冷たいと思ったら、ゴマにやられていた。まるで自分でオネショしたかのようだった(多分、違うとは思うが)。 私は夢を見ていて、すぐには覚醒出来なかった。こうちゃんが防水シートを替えてくれて、私はまだドロドロしていた。 夢の中味はこうだ。 私の高校は山奥にある。そこから市街地へ戻ろうとしている。歩くと相当な距離だ。だけど歩くしかない。 日が暮れかけていた。私は一人ではなかった。4人ほどで歩いている。その中の一人が、道を知らないのにどんどん進んでしまい、脇道に入って急勾配の坂道を降りて言ってしまった。 そこを下りて行っても町はないし、いずれ又元来たところに戻ってしまうのよ・・・呼び戻さなくてはいけない。私も下りていく。 凄い急勾配で、とても立ったままでは歩けない。滑り台のような道。大声で呼び止め、こっちに上がって来るように説得する。 そう、私は説得していた。さて踵を返して上ろうとすると、殆ど目の前が壁であるかのような急斜面だ。山道ではあるが、ちゃんと舗装されていた。車など通行出来ない程の急勾配だと言うのに。 ・・・・こう書いても面白くも何ともないが、夢の中では緊迫感もあり、なかなか不安で、ドラマチックだったのだ。 さて、この夢が意味しているものは一体何なのだろう。あなたの夢分析を聞きたいですね。 ミュウは何が苛々するのか、アインに時々襲いかかっている。遊びの範疇ではあるのだが、アインは大声で叫ぶ。 そしたらゴマが走って行って、ミュウの背中に飛びかかった。ミュウ、びっくりして飛び退く。しかし又ミュウとアインが睨み合っていると、ゴマはその後ろで見張っている。やはり助けようとしていたのだろうか。 ・・・と見ていると、ミュウが再びアインにかぶさって噛みつく。アイン、応戦するもやっぱり身動きとれなくなって「ギャーッ!」 するとゴマは、やっぱりミュウにタックルするかのように飛び乗ってミュウの背中を噛んだ。「ゴマちゃん、偉いねえ。助けてあげたの?」と背中ポンポンしてやる。 ゴマ、得意顔・・・に見える。 時々こうして、ゴマはアインを守っている。しかし1対1で向き合っていると、アインを素早くポカッと殴り、左右の手を替えてまたポカッ。 何なのだ?可愛いのか?憎たらしいのか?猫もそんなに単純な心ではないらしい。 |
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