アイン

珍しくお行儀よく

Apr.11,2001

昼間は初夏のように暑い。その暑い中、マンションのエアコン清掃があるので代休をとった西村さんが、しおんちゃんをEmmaさんちに一旦返しに行く事になった。椋ちゃんは、また寂しくなるのだろうか?しおんちゃんは忍耐強くておとなしいので、椋の相手をしてくれるにはピッタリだと思うのだが・・・。お届けに行く前に鶴見まで出て来て貰い、お昼を一緒に食べた。私の駐車場の近くに停めて待っていたところに、アカのヨウコと共に行く。

車の中には椋ちゃんとしおんちゃんがいて、しおんちゃんはワゴン車の後ろのスペースでちんまりとじっとしていた。椋の姿が見えない。と思ったら、毛布の下に隠れていた。抱っこするとしがみついて来て、あまりに可愛くてまた「うちの子になるかい?」と聞いてしまった。

駐車している直ぐ傍は、椋の生まれ育った印刷会社の屋根だ。おそらく覚えてはいないだろうが。エサ場で「ハナクソ!ハナちゃん!」と呼んでみた。椋ちゃんと久し振りのご対面が果たせるかと思ったのだが、生憎今日は出て来てくれなかった。一緒に来ていたヨウコちゃんちのアカだって、その駐車場の出身なのだ。全員に所縁の地で、しばし立ち話する。しかし暑い。猫たちも暑いだろうから、早くEMmaさんちに行けと言って別れる。

しかしニシムラは良く食べたなあ。丼ご飯を2杯と、私が分けてあげたご飯も少し。ヨウコちゃんの中華丼も少し分けて貰っていた。(中華丼は、私も分けて貰ったのだが)西村のセットは麻婆豆腐であったが、私の作る麻婆豆腐の方が美味いだろう?と言っておいた。味見してみたが、実際私の麻婆豆腐の方が美味いのだ。へへへ。

椋ちゃんは、ヨウコちゃん手作りの毛糸のボールをお土産に頂いて帰って行った。今日からまた独りでお留守番だね。可哀相ね、椋ちゃん。ボールは食えないんだよ、椋ちゃん。

大崎貴子さんの家でも何時の間にか保護猫が増えて、先住猫たちと併せると15匹もいるという。15匹!里子に出せそうな仔猫から、早く募集を始めようと言ってある。彼女も疲れきっている様子だ。生後2日目くらいで捨てられた仔猫をこの数週間、お母さんとミルクをあげて育てて来たのだ。フルタイムの仕事をしながら。世の中は不公平だと思う。こういう人ばかりが苦労している。そりゃあ、みんなそれぞれ抱えている苦労はあるけれど、それにプラス・アルファの苦労を背負い込む損な性分の人がいるような気がする。貴ちゃん、頑張れ。出来る事は、手伝うからね。

舅が大部弱っている。精神科のクスリは一旦やめて、様子を見る事になった。徘徊もあれば、身体の機能不良を訴えもする。兎に角、目が離せず手も掛かる。平日の昼間は義姉が通って来てくれているので助かるが、精神科のクスリをやめた後は夜が心配だ。徘徊する事が増えて起こされてしまうとると、昼間の勤め人にはほとほと参ってしまうから。朝まで眠り続けて欲しい。

ここ数日、猫たちのフードの食べ方が凄い。朝も晩も缶詰を完食!こんな事は、未だかつてないのだ。大抵少し残し、時間が経ってしまえば食べないで次をせがむ。しかしプロポリスとエキナセア(どちらも免疫力を高める為の天然の健康補助食品だ)を混ぜたプロパックの缶詰を、皿がピカピカに成る程綺麗に食べてくれる。そしてとても元気だ。ミュウやアインまでが活動量も増えている。嬉しい。可愛い顔をして見せてくれると、もう老猫だとは思えなくなる。永遠に生きていて欲しい・・・と馬鹿な、そして飼い主としては至極当然の事を願う。何があろうと、この子たちの為にも頑張ろう。


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