ミュウ

抱っこしてえ!

Apr.24,2001

小泉純一郎、圧勝で自民党総裁に決定した。あとは首班指名と組閣を待つのみで日本の総理大臣になる訳だ。政治の事にあまり触れるつもりはない。これから数日間、やれ党三役人事だ何だと、連日新聞もTVのニュースももちきりだろうから、「猫雑記」如きが堅い話をしてもお呼びでない。大胆に、そして柔軟に頑張って欲しい。総理というよりも、人間・小泉に期待している。最初の立候補の時に、負けるのは覚悟で「総裁選をする事なく総裁を決めるのは良くない」という理由から、自らが立候補して敗れた事は、見ていて大変に気持ちが良かった。自分の発言に自らリスクを負える男は、いそうでいない。

しかし我々夫婦は、何ともこういうタイプの男が好きなのだとあらためて思った。この「好き」は、クリント・イーストウッドを、偶然2人とも好きだったのと似ている。今回も、偶然に意見が一致した。27歳で父親の基盤を継いで初出馬した時のフィルムを見たら、今よりも更に痩せていて俳優ローレンス・ハーヴェイに似ていた。歳をとるにつれ、顔が良くなっていると感じた。顔は大切だ。生き方や性質が良く出るものだから。

だから私は、「男は顔が一番大事だ」と誤解を恐れずに言ってきた。時折分別臭い女性には首を傾げられる事もあったが、そんな程度の分別は無視して宜しい。顔は大事なんだよ!美醜すら、心の在り方に因ると思っている。目が小さいの鼻が低いのとアバタがあるの・・・という事では美醜は決まらない。美男美女ではなくても、良い顔というのがあるのだ。良い顔になろう。綺麗な心を持とう。綺麗な顔は諦めるとしても(笑)。

昨夜、ポスティングから戻ったら携帯が鳴った。まだ会った事はないものの、仲良しになった若い友人からだった。この人は、かつて里親募集の記事掲載依頼をして来たのだが、何度かやりとりしているうちに自力で問題を解決した女性である。以来、折に触れては激励のメールを戴いたりしているのだが、昨夜は飼い猫が赤いオシッコをしたという相談だった。多分尿路結石だろうと思うが、いずれにしても早期治療と今後の食事が大切だ。今日は獣医に連れて行くと言っていたが、軽いものである事を祈っている。前向きな人で、猫の事を通じて様々な事を考え、学んでいるような気がする。頑張れ、若い猫好きたち!

ここ数日寒いせいなのか、ミュウの咳が時々気になる。慢性の肺炎は、悪化を食い止めるのが精一杯で、石灰化してしまった肺の組織は元には戻らない。抗生物質を飲ませる事で、かなりのストレスを与えてしまって以来、クスリは止めたのだ。興奮させて後の咳もひどくなる。安静が大切だとも言うし、免疫力を高める効果があるというサプリメントをご飯に混ぜて与える事と、残された日々を幸せなものにしてあげる事だけが、私達飼い主に出来る事だ。ミュウを失いたくない。ミュウは私の命なのだもの。

大崎さんの保護して育てている仔猫を、1匹引き取ろうかと真剣に考えている。アインがまた大変だろうけど、母性の強いゴマの為には良いのではないか。小さな小さなサビ猫がいるのだ。ウチに欲しい。どうしたものだろう?


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