ジーコ

僕も赤ちゃん

Apr.30,2001

更新に手間取ったりあちこちに連絡を取ったりしていて、寝たのが朝の7時。厭な夢をたくさん見て、疲れ果てて目覚める。何ともう昼過ぎだった。夢の中で私は、どこかの安旅館の1室に閉じこもっていた。誰か(多分男)と一緒なのだが、艶っぽい内容ではない。部屋は窓のある面以外の3方が襖である。1面は管理人(?)のいる台所に、あと1面は廊下、もう1面は隣の部屋に面している。どうやら私は、籠城しているらしい。そこに卑屈な様子で会社のオリバー・Kが入って来て、私の連れの男に声をかけてやたらとヘコヘコして窓から出て行く。そのKを追って、同じく会社のキャサリンたちが入って来る。蔑んだように「成る程ねえ・・・こういう事なの。」と目で言って、去って行く。何がこういう事なのだ!?と厭な気分でいると、隣の部屋には通報(何が通報だ!?)を受けた他の社員達が待機している。部屋の中を窺おうとしているのが判るので、私は必死で襖を押さえている。手と足を使って、引き戸を開けられないように踏ん張っている。犬も連れてきたようだ。やがて襖は破られ、手に手にカラーの物干し竿(一昔前の樹脂製のアレだ!)を持った連中がなだれ込んで来た。必死で応戦しているが、やがて大勢には敵わないだろうなあ・・・とぼんやり考えながら、棒術をきちんと父に教わっておくべきだったと後悔しているところで目が醒めた。今の深層心理を象徴している・・・等と解釈しないで頂きたいものである。この程度にドラマチックな夢ならば、日常的に見ているのだ。威張っても仕方ないが。

午後は、TVで《ギルバート・グレイプ》を観る。ギルバート役のジョニー・デップはどうして髪を伸ばしているのだろう?とか、このお母さんは何故ここまで弱かったのだろう?と考えながら、やっとお風呂に入る決心をする。昨夜は遂に入れなかった。また厭になる前に、夕飯の前に入ってしまおうと決意する。明日は会社だ。舅たちが昨日のうちに軽井沢に行ったので、お風呂は自由な時間に入れる。いつもは真冬だろうがシャワーだけなので、ゆっくりと痛い腰を温める。しかし、お陰で疲れが出て来た。労働意欲が失せているのが判る。バスローブのまま、ちょっと仰向けにひっくり返ったら、ミュウがどっかりと上に乗ってくつろいでしまい、しばらく起き上がれないでいた。

明日の晩、いよいよサビ猫の赤ちゃんがウチに来る。大崎さんが親不知を抜く前にと、お届してくれると言うのだ。嬉しい。待ちきれずに名前も考えた。Jam(ジャム)である。色んな色が混沌と入り混じったJamであり、苺のJamのようでもある。ちょっとだけお見せようかな?昨夜届いたばかりの写真なのだ。まるでゴマがタイムマシーンで時を遡ったかのような姿ではないか。

もっと大きな画像が見たい場合は、写真をクリックして頂けば《Catpeople Net Magazine》の大崎さんのコーナーでご覧頂けます。早くおいでねえ、ジャム!


inserted by FC2 system