ミュウ

むにゃむにゃ

Jun.18,2001

洗濯機さまがお亡くなりになった。我が家では一番の働き者だった。雨が降ろうが元旦だろうが、私の主義として1年365日必ず洗濯をする。休日ともなれば、日に何度もする。11年間・・・本当にフルに良く使い続けた。汚れ物など子供のいない我が家でそう出るはずしないのだが、カーテンだろうが毛布だろうが、洗える物はないかと探してでも洗濯する。洗濯が好きなのだ。きっとゴマはそれが判って、洗い物を増やしてくれているのかも知れない。賢い奴。

昨日、毛布もシーツもタオルケットも、全て洗っておいて良かった。しかし、兎に角新しい洗濯機が必要である。ついこの間、エアコンが死んだばかりなのに、今年は厄年か?冷蔵庫は大丈夫だろうな。今日は帰宅が早かったので、閉店間際の量販店に飛んで行って、「ホタルの光」を聴きながら洗濯機を選ぶ。ダブルの毛布も洗える8`タイプ。「これより大きい物はないんですか?」と念の為に尋いてみたが、ないと言われる。布団も洗いたいから、15`くらいのがあってもいいぞ。あれば買うぞ。本当にないんだろうな?

店の男性従業員は商品知識も豊富で、何を突っ込んで尋いても明快な答が返って来た。たがが家電製品で・・・と言うなかれ。かつて一番近くにあった電気店は「●商会」だったが、ここはいつ何を買いに行っても店員がバカだった。人が変れど、毎度バカである。バカを選んで採用しているとしか思えなかった。しかし、間もなく「●商会」はつぶれてしまった。あの店員たちはどこへ行ったのだろう?まあ、そんな事はどうでも良い。

鬼門であった家電店に足を踏み入れてしまった。冷蔵庫売り場で、私の後ろ髪を引く妖怪がいた。しまった。長い髪を尻尾にしているものだから、引かれ易いのだ。なかなか離して貰えそうになかったが、「ホタルの光」が終わってしまうので、「また来るからね!」と言って帰って来た。いや、手ぶらでは帰して貰えなかった。除湿器をひとつ買わされてしまった。今使用中のものは、大型クローゼットで運転中である。部屋の中に洗濯物を干す機会の多い我が家では冬なら暖房が、夏ならばクーラーが除湿してくれるが、その中間の季節には困る。『お気に入り』のコーナーでも書いた事だが、この日本で快適に住む為には、湿気との闘いである。カビやダニを増やさない為にも、如何に除湿するかは最重要課題である。

・・・と理屈をつけて、兎も角こうちゃんの手には除湿器がぶら下げられていた。何故ぶら下げられるか・・・それは、梱包のダンボールは店で捨てて貰う主義だからである。もう返品など出来ない。いいさ、我が家では買った物は徹底的に使い倒す。PCだって水掃除機だって車だって、5層構造の鍋だって、大事にガンガン使う。うちの道具たちは幸せである。

・・・と弁解しながら消費の欲求を満たして、カード決済の日が怖い私であった。今年は貯める年ではないらしい。年明けから買う物ばっかり。僅かな蓄えは、どんどん出て行く。さようなら、いつかまた戻って来てね。いつまでも待ってるからね・・・虚しい。しかし買い物は楽しい。

ミュウ大王は最近イビキが凄い。最近のお気に入りの寝場所は押入の中にある大きなコンテナなのだが、扉を半分閉めてあるので姿は見えないのに、頭の近くで「グウ・・・グウ・・・」と聞こえてうるさくて仕方ない。鼻が短いせいなのだろうか?太っているせいか?しんしこうちゃんだつて、あんなに痩せているのにイビキはうるさいぞ。一昨日は、アインちゃんが具合悪いのにグウグウ寝ていたので頭に来て、アインに腕枕している手のスナップを利かせて顎に一発二発お見舞いしてやった。「なに寝てんのよ!」「いや、寝てない・・・」「寝てたのよ!」・・・可哀想なこうちゃん。後は正座して起きていたっけ。

キャロリーナ・ちえさんのHP《Casper》の参加型コーナー『蛇穴』に、全盲のサンちゃんを載せて戴いた。既にちえさんにはSOSへのリンクもご協力戴いているのだが、サンちゃんの尻尾がなかなか大らかな微笑ましいものだったので、飼い主ではないのにお願いして掲載して戴いたのだ。ミュウに劣らず太くて楽しい尻尾。みなさん、サンちゃんのヘビを見て来て下さいね。可愛いですよ。


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