ミュウ

おもちゃ

Jul.10,2001

昨日の呼びかけに対して、すぐに「猫ばあば」が返信してくれた。寅丸くんが失明して、それを克服して立派に生きた経験を聞かせてくれた。サンちゃんもきっと大丈夫!と言って数々のアドバイスをくれたので、里親候補の方にお伝えした。ご縁がありますように・・・。

目に関連して、別件でも大変な里親募集が届いている。まだ保護されたばかりの仔猫が両目に怪我をしていて、眼球の摘出手術をうけなければならないらしいのだが、まだ体力的に難しく、治療をしながら経過を見ているところなのだ。保護して下さっている方は保護や里親活動は初めてらしく、そうでなくともとても不安だろうと思う。やはり信頼できる獣医さんとの出会いがあり、毎日治療に専念してくれているようだ。何とか保護主さんの心を支えたい。近く「SOS」として呼びかけてみたいと考えている。

「SOS」と言えば、他にも里子に出した先で事もあろうか交通事故に遭って半身不随になった猫を、元親さんに戻したいというものもある。元親さんは困り果てている。こんな場合、私に何が出来るのだろう?

里親募集にも色々ある。悲惨で緊急を要するものには、当然の事ではあるもののなかなか里親さんがつかない。何もかも引き受ける訳にはいかないのだし、毎日掲載依頼を受けてその都度苦しんでいてはどうしようもないのだが、リスクを引き受けて且つ不安と闘っている保護主さんの気持ちを思うと私も眠れなくなる。何かもっと出来る事はないのか・・・そう思うだけではどうしようもない。毎日自分の無力を思い知る。そこから始めないといけない。

健康な仔猫を産んで仔猫たちは里子に行って幸せになり、自分も家猫になったゴマ、産まれてすぐに捨てられたものの幸運にも拾われて手厚く育てられて、やがてうちの子になったジャム・・・これがどれだけ確率の低いラッキーな巡り合わせだったか、改めて感じている。むろん我が家で育つ事が最高のコンディションだとは言い切れないが、今この子達を誰よりも愛している事だけは確かだ。

今日ジャムは、遂にTVのある台にテーブルから飛び移れるようになった。


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