ジャム
今日もモグラ

Aug.19,2001





今日も
ロールオーバー
します!

朝寝坊してしまった。と言っても、寝たのが朝の7時だ。今夜からはもう、際限なく起きていてはいけない。寝過ごしてぬか床から野菜を取り出すのが遅れると漬かり過ぎてしまうし、規則正しい生活をしないと色々と支障が出るのだ。

アインは私が寝ていればいつまででも寝ているのだが、精力が有り余っているジャムはそういう訳にはいかない。誰彼構わず無邪気に突進して脅かし、決して強くは噛まないものの「噛むのが仕事だ!」と言わんばかりに飽きずに噛み続ける。そして潜れそうな場所には絶対に潜る。毛布やタオルケットなどは当然として、小さなクッションの下でさえ潜る。私が掛けているタオルケットの上にアインが眠っていたら、下から潜ってもの凄い力で突き上げて移動させる。アインがびっくりして少し移動すると、ジャムも潜ったまま突き進んでは突発的な突き上げを繰り返す。終いにはアインが逃げ出す。そんな事が面白いのだろうか?(面白いらしい・・・)まったく、こんなモグラのような猫は初めてだ。しかし可愛い。

昨日名古屋から電話があり、SOSのヤマト君は無事に目の手術が終わったらしい。今のところ、懸念されていた脳の障害も出ていないと言う。良かった!あとは回復を待って、里親さんを探す努力だけだ。きららちゃんの兄妹の茶トラくんも、まだ治療には長くかかる様子だし、裕美子さんの保護してくれている仔猫はエイズキャリアらしいし、こうした負担の大きい子たちを何とか《猫の手倶楽部》で支援して行けたらと思う。昨日ここでちょっと触れたネックレスは、何と製作者のご好意により現物を《猫の手倶楽部》に寄付して頂ける事になり、《猫の手倶楽部》として販売しようかとも考えている。しかし材料費くらいは負担したい。まだ色々と未定なのだが、決まり次第お知らせさせて頂く予定だ。その節は、どうぞ宜しくお願いします。

おニャアニャンが預かってくれた「くるちゃん」の『育児日記』も、昨日からおニャアニャンのHPで掲載されている。是非ご覧頂けたらと思う。但し、昨日と今日の段階ではネットスケープでは見られないのだ。ネスケ派である私は、仕方なくIEを引っ張り出して見ている。IEを持っていない(と言うよりもPCに入っていない)人はあまりいない。私のように、何から何まだインストールしなければならないようなPCではないのだ。(我が家はOSしか入っていなかったのが1台と、もう1台は西村氏のカスタムメイドである。)ブ゜ラウザをネスケにしている人は、極めて少数派らしい。ネスケは自分の意志で入手しない限り、最初から入っているという事はまずないだろうから。

しかし何度も言うようだが、ネスケの方が軽くてずっと使い勝手も良いのだ。ブラウザを使っている最中に、メーラーを別のソフトで立ち上げなくても済む。それにこんなモノ使っている人がいるかどうか知らないが、コンポーザーでHPも作れるのだ。私はコンポーザーもフル活用している(現在3つのソフトを組み合わせて使っている物好きなのだ。それぞれの得意分野を生かさせている。)。つまりどちらも比べて見て、やっぱりネスケを使い続けているという訳だ。それにPlug-inの問題もある。IEを使う事にすると、折角こだわりにこだわった『オルゴール』のコーナーの表示が自分のブラウザでは変ってしまうのだ。IEで見ている人は、私がこだわってイメージしているページのレイアウトやPlug-inの表示は見ていないと判っているのに、まだ白旗は揚げたくないのだ。頑張れ、ネットスケープ!世界を席巻し直せ!!しかし肩身が狭い。

そしてビッグニュースがひとつ。《Catpeople Net Magazine》のメンバー・淳子さんの家の仔猫・メイちゃんが、エイズの陽性から陰性に変ったのだ。ずっとインターフェロンの治療を続けてくれていたらしい。昨日、その知らせが届いてとてもびっくりした。と同時に嬉しくて嬉しくて仕方なかった。このメイちゃんは、淳子さんとの『往復書簡』を見て頂けるとお判りだろうが、引き取る決意をするにあたってはかなり私に責任があると考えていた。

余所の里親募集の仔猫ではあったものの、キャリアと判って不安を抱いていた淳子さんに私が「是非置いてあげて」とお願いしたようなものだ。もちろん決断したのは淳子さんの勇気と愛情によるものだが。先住猫のさつきちゃんとの同居にもこれで随分と気苦労が減るし、メイちゃんに無駄かも知れないけれど出来るだけの事をしてあげたいと言って下さっていたご主人も立派だ。お二人の愛情が奇跡を起こしたのかも知れない。全てのケースに当てはまるものではないとは思うが、同じ不安を抱えている飼い主さんたち、あるいは飼う事を諦めて捨てようとしている保護主さんたちに、一筋の光明となれば良いと思う。そうでなくても、たまちゃんやミーヤちゃん、夢丸くん、ぽんきち君のように、発病しないで元気に暮らしているケースや先住猫と同居しているケースもたくさんある。鼻気管炎(猫風邪)で死ぬ仔猫の方が遙かに多いし、エイズよりは腎不全で死ぬ猫の方がずっと多いのだ。恐れ過ぎずにいて欲しいと思う。

我が家の猫たちも、いつまでこの元気な姿を見せてくれるか判らない。ゴマは検査前にミュウたちと同居させたが(結果オーライであった)、今でもそれで良かったと思っている。ジャムだって、実は検便しかしていない。もしもエイズだとしても隔離して飼う事は我が家では不可能だし、一蓮托生と思って全員を精一杯愛するしか出来ない。幸い、今日も全員健康で幸せそうに見える。この生活を守って行きたい。この子たちを苛める人間は、たとえ警官だろうとぶん殴ってやる。ふん!(それはまた別のお話・・・)


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