ジーコ
ママに甘える

Aug.29,2001
 
 
 
 
 
 

今日も
ロールオーバーします!

裕美子さんが今夜、チョロちゃんを埼玉から川崎の病院まで連れて来た。お母さんと一緒に。何とお母さんは今日の昼間に、仕事でこの病院のすぐ近くまで来ていたので、同じ日に2度も往復した事になるのだ。しかも近い距離ではない。可愛い猫の為とは言え、本当に頭が下がった。我々夫婦も、病院で落ち合って付き添う事にした。

チョロちゃんの手足の麻痺や低体温の原因を調べるべく、そして思うように食べられず衰弱してしまうのを食い止められたら・・・との必死の思いで、検査設備も整った24時間ケアのして貰える病院に連れて来てくれたという訳だ。エイズキャリアであるという事以外には、血液検査とレントゲンを撮った限りでは症状を引き起こす原因が判らない。しかし、レントゲン写真で判った事が2つある。1つは、胃に異物があるという事。まるで釣り針のような鈎状の金属に見える。ぼやけた白い影ではなくて、くっきりと鋭い形が見えるのだ。もう1つは、肋骨に骨折の痕があった。既に癒着してはいるものの、確かな痕跡が残っている。可哀想に・・・外に居た時期に、一体どんな目に遭ったのだろう。

チョロちゃんはぐったりしているせいなのか、ジャムより半月ほど幼い位なのだが、赤ちゃんのように抱っこされたまま、声も出さず身じろぎも殆どしない。お母さんの腕から私の腕に移されても、大人しくじっとしていた。可愛い顔だ。ゴマの娘で裕美子さんに貰われたモンちゃんとも似ているが、もっと穏やかな顔である。血を採られる時には。大きな声で鳴いていた。しかし痕で尋いてみると、爪などを出す事はなかったと言う。毎日病院通いが続いているから、チョロちゃんも裕美子さんも疲れているだろう。

兎に角、今夜は入院させてずっと様子を観察してくれる事になった。回虫もいて下痢もしているので、駆虫も早く始めようと言われる。明日もう一度様子を見に行く事にして、裕美子さん親子はまた遠い道のりを帰って行った。隔離用のケージに入れられて、チョロちゃんはお人形のようにじっと座っていた。その顔を見ていると、何とも辛くなって胸が痛んだ。頑張るんだよ・・・とみんなで代わる代わる身体を触って励まして帰って居来た。事情を知る仲間たちも励ましてくれている。何とか元気になって欲しい。

帰宅すると、ゴマがやたらと鳴いた。ジャムはミュウと尻をくっつけ合いながら寝ており、アインは珍しくジーコをとても可愛がっていた。何となく、みんな寂しかったのかな?

さて、9月末の2周年を待たずに、HPのアクセスが10万件を越えた。ansan先生が見事に引き当てて下さったようだ。99,999のゾロ目は7匹のかあたん。お引き立て、本当に有難うございます。里親募集やSOSを出している限りは、たくさんの方の目に触れて頂ける事が有り難いと思う。今夜もこれから、あと1件募集を追加掲載処理する予定だ。殆ど毎日、絶え間なく募集の依頼が続く。保護して下さる方に感謝しつつ、即日掲載を続けたいと思う。少し遅い時間になってでも。 


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