ジャム
大股開いて座る

Aug.31,2001

昨日の捕獲は私も疲れたが、保護主さん達もさぞお疲れだっただろうと思う。尻尾と足を怪我している子を保護した時には、そのあまりの状態を目の当たりに見て、彼女はとてもショックを受けていた。泣き出しそうになるのを堪えているようにも見えた。ほっそりとした華奢な身体全体で、必死に「どうしてあげたら良いのだろう?」と葛藤しているようにも思えた。そんな真面目で誠実な様子に直に触れた事で、身体は疲れたが精神的には私も救われたように思える。

そう・・・誰かを手伝っている訳じゃないのだ。野良猫たちの惨状を見ていられない自分の心の為にも行動する事にした彼女と同様、これだけ必死に考えて行動しようとしている人を捨ててはおけないのは、やはり私自身の心の為なのだ。ここに帰着出来る場合は、疲れは心地よいものと変る。きららちゃんの保護主さんと同様に賢い女性だから、私は彼女たちがどうしたいのかを尊重して、求められるサポートが出来れば良いと思う。これは私にもチャレンジなのだ。だから止められない。

明日は『しろねこ』さん(人間である)が訪ねて来てくれるはずだ。お会いするのは初めてだが、何度もメールをやりとりしているので、昔から知っている友達のように気がしてならない。彼女記昔(?)この近くに住んでいたらしいから、多分一人でここまで辿り着けるであろう数少ない人の一人だ。会いたい人がまだたくさんいる。家が広ければパーティーでも開催するのに、3人来たら一人は踏み台に腰掛けて食事しなければならないという有様だ。しかもテーブルの上には、猫のご飯のスペースがデンと占めている。ひどい家だ。それてい゛も良いという人しか来ないけれどね。

ネックレスの販売が、ようやく詰めのところまで来ている。製品のメドはたったので、あとは注文方法、発送方法、支払い方法、そして価格設定だ。これが意外と厄介である。それにしてもテレサ・ちんは、忙しい仕事を持つ身でありながらこんなチャリティーに全面協力してくれている。有り難いとしか言いようがない。来週には注文受付可能な状態にしたいと思うが、先行してサンプルの公開に踏み切る事にした。新しいコーナーは『SHOP猫手屋』と決定。本日公開。


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