毎日、たくさんのSOS、見ていて辛いです。何とかしてあげたいと、思ってるのですが、ストレスに弱い老猫2匹いると・・・。自分が、見つけた猫達だけで、今は、手一杯です。
グリコちゃんを保護した方が、感染を心配していらっしゃるようなので、私の感じた事を、お知らせしたいと思います。
私も、白血病の**を今年の4月末に拾って、先住猫の****と飼ってるので、ちょっとした体験談です。
獣医さんによって、違う事を言うらしく、どうかすると、“とても感染力が強い”ような事も言われますけど、違うと思います。仔猫の場合は、かなり伝染する確率が高いそうですが、成猫の場合は、噛み合って出血するほどの大喧嘩をしたり、同じ食器で、仲良く同じご飯を食べてないかぎりは、なかなか感染しません。
空気感染しませんし、風邪のウィルスより弱くて、『レトロウィルス』といって、キャリアや病気の猫の体外に出ると、すぐに感染力を無くしてしまうんです。
****は、私が気がつかなくて、3匹の白血病の猫と、3年以上も一緒に暮らして、しかも、3匹の猫の残りご飯を、パクパク食べてたけれど、陰性でした。もちろん、知っててやってはいけませんが、これは事実です。
今のように、ケージに入れているなら、暑い日には、部屋を閉め切らなくても、大丈夫だと思います。それでも、心配なら、モモちゃんの血液検査をして、陰性なら白血病の予防注射を、打つのも良いかもしれません。うちでは、****には、予防注射をしています。
それから、もしもの場合を考えて、書いておきます。うちでは、重症の猫を拾った時に、白血病とエイズが両方陽性だったので、ついでに、前からうちにいる猫達を、検査したら、健康だと思ってた猫が、すでにキャリアでした。
血液検査に出てくるのは、数週間〜数ヶ月後なので、拾った猫からの感染ではなく、数ヶ月以前から感染していたのだろう、と言う事でした。
「重症の猫を、私が連れてきたから、この仔にも感染させたのか。」と後悔しそうになりましたが、そうではありませんでした。全体的には、人のエイズウィルスと、同じ位のごく弱い感染力で、しかも、発症率も、母子感染以外は、とても低いそうです。
あと、伝染性腹膜炎は、うちの獣医さんの説明では、「検査してもムダ」で、「お金がもったないし、白血病には、ストレスが良くないから止めましょう。」だそうです。コロナウィルスは、どこにでも居る普通のウィルスで、もともとは無害だそうです。ただ、猫の体に入ってから、ごくまれに突然変異を、起こす事があるそうなんです。
だから、せっかく調べても、「みんな保菌者です。」ってなりかねないそうです。無害な大腸菌の中から、Oー157が出てきたようなあんな感じですが、猫の体内でしか、有害なタイプに変わらないそうです。知人は「同居猫に感染する」と、言われたようですが、伝染性腹膜炎が、一緒に居る他の猫に、感染したという話は、聞いた事がありません。モモちゃんと接触させないでいるなら、あまり頻繁に調べなくても良いのではないでしょうか。
私も、はじめて自分の猫がパルボだと言われた時、数年後、猫エイズだと言われた時、そして、数年前、白血病だと言われた時、ものすごくショックでした。でも、心臓が悪いとか、喘息だとかと同じです。恐がらなくても大丈夫です、あまり心配しすぎないでください。飼い主が、不安に思うと猫のデリケートな神経には、良くないようです。モモちゃんは、飼い主の不安を感じ取って、理由がわからないから、小さな胸を痛めているんだと思います。必要な予防策を、きちんとしたら、モモちゃんといっぱい遊んであげてください。グリコちゃんが、元気になりますように、祈ってます。 |