新聞に出た事で、オフラインのご相談も増えた。しかし、さりりん様がきちんと間に入って下さっているので、とんでもない依頼は来ないで済んでいる。戴いたSOSの中のひとつ・・・交通事故に遭った保護猫が失明もしているというものに関しては、同じ市内の事でもあり、週末に伺って様子を見て、写真も撮って来ようと思う。早速電話したら、実家の母と同い年の優しそうなご婦人だった。人や猫との出会いもご縁だ。ひとつひとつ大切にして行こう。可能な限り。 昨日ここの示板に入ったSOSは、くろすけ&しろこちゃんのお母さんからだった。階段状に建っているマンションのルーフ部分に、数日前から猫が置き去りにされているという。管理会社の人にもお願いして保護を試みたが、怖がって逃げてしまうので捕まらないという事で、捕獲に慣れた人の応援をお願いする事にした。その地元の愛護団体にお願い出来ないものかと、伝を辿るのに先ずユズナさんにお世話になり、ユズナさんのお骨折りで蘭子さんと連絡がとれ(有り難い事に、ユズナさんは捕獲器を持って現地に行ってくれるとまで言ってくれたのだ)、蘭子さんはその団体の方の支援を取り付けて下さったばかりか、ご自身も夜遅くまで現地で保護の準備を整える等の行動を共にして下さっている。決して家から近い場所ではないのに(近くないどころか、かなり遠いのだ)ここまで動いて頂けるなんて、申し訳なさと有り難さで身がすくむ。 夜、蘭子さんの携帯に電話を入れ、くろしろ母さんとも初めて話をした。彼女は、《猫の手倶楽部》誕生のきっかけを作ってくれた恩人でもある。みんなが善意で繋がっている事に、心の底から喜びを感じる。それにつけても、横浜からではとても駆けつけられない遠方なのが悔しい。この先の事は、一致協力して良い結果に出来るよう努力したい。
どの子も決して特別扱いするつもりはない。しかし保健所では、きっと怖い不安な思いもしただろうと考えると、このガツ君には一日も早く良い里親さんとの出会いがあると良いなあ・・・と願わずにはいられない。ガツ君の可愛い寝姿を、どうぞご堪能下さい。
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