ニャムちゃん 
 

Dec.17,2001

少し前に話題にした「赤いチャンチャンコを着せられて、山の中に捨てられていた末期ガンのサビ猫」ニャムちゃんの写真が届いた。

保護してくれている方の親友ジャム子さんが、ニャムちゃんの様子を見に里帰りして来るたびに撮ってくれたものだ。


サビ柄はゴマとそっくり。そしてかなりの美人である。

胸の辺りには大きな腫瘍がむき出しになっていて、あまりの痛々しさに見るのは辛かったが、全てを見てから3枚を選んでスキャンした。

ニャムちゃんの様子は、毎日のようにジャム子んがメールで知らせてくれていた。それを読む度、夜中に独りで泣いた。私なんかが泣いたって仕方ない。一度は我が家に引き取ろうと決意した猫だが、発見して保護してくれた方が誰よりも愛情を持ってくれていた。私に出来る事は、今では祈る事くらいしかない。

だけど、この可愛い顔を見てあげて下さい。

拾われた翌日、病院ではあと2〜3日の命だと言われたのに、既に1ヶ月は経過した。いっぱい食べた頃もあったが、今では一切食べなくなって茶色いあるいは黄色い液体を吐いているという。だけどニャムちゃんは幸せだと信じている。

以下、ジャム子さんのお便りを引用します。

ニャムが食欲がほとんどなくなったと連絡がありました。
起き上がって日向ぼっこやストーブの前には行くそうですが
今日はご飯を一切欲しがらないと言ってました。
黄色の液体だけを吐いてるそうです。

化膿止めの薬も止めてみようかなぁと相談してます。
薬で胃が弱ってるんじゃないか?って。
明日、病院に電話を入れ相談し、薬ではなく注射をしてもらった方が
胃腸に負担が少ないならそうしてもらおうと思ってます。
ニャムにとって嫌な事は最小限に抑えていこうと話してます。

最後が近づいているのかも知れません。
明日には友達からの毛布とペットヒーターが届きます。
良くなる事はないのは分かってるので、とにかく暖かく、
少しでも多く一緒にいてあげようと思ってます。

ニャムは日向ぼっこが大好きで、お腹をなでてもらうのが大大大好きです。
明日、写真を送ります。
サビ猫CLUBに入れて頂けるとうれしいです!


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