ミュウ

しょうがないなあ・・

Dec.25,2001


ジャムはやっぱりミュウが大好きらしい。くっついて寝る相手はミュウに限られて来た。まあ、他の子たちはジャムの勢いにビビッて逃げてしまうせいもあるのだが、ミュウの懐に顔を埋めて眠る姿を見ると、全く母親を知らないこの子がいまだに母のぬくもりを求めているようで不憫だ。椅子のムートンのクッションの毛足を口にしっかりとくわえて眠る癖も治らないし、おっぱいを探しているようで切ない。

今日はエサやり以外は、どこへも行かないで過ごせた。師走の25日ともなると、道はどうしようもなく混んでいる。抜け道を走ってエサやりだけの為に鶴見を往復する。冷たい風が吹き付け、駅近くの路地裏には人影も猫の姿もない。今夜半から雪が降るかも知れないという予報を聞いていたので、いつもにも増してたっぷりとエサを準備して行った。

猫缶6種類をざっとミックスして、チーズの粗みじんをたっぷりとトッピングする。別の更には仔猫用のドライをてんこ盛り。行くになる前に、みんな食べにおいで。姿は見えなくとも、明日行くと皿は舐めたように綺麗になっているのが嬉しい。路地裏は相変らず、人間の捨てたゴミだらけだ。年末には掃除してやろうかと思うが、スナツクの椅子・テーブルやエアコンの室外機、廃棄自転車などはどうしようもない。こういう猥雑な場所だからこそ、猫が生き延びられるのだと言えなくもないのだが。

アカはどうしているだろう?ヨウコちゃんの家で、ご馳走をいっぱい貰って、また大きくなっているのだろうか?あの路地裏で生きて行かないで済んだ事は、本当に嬉しい。ゴマも勿論可愛いのだが、アカは私の恋人だったのだ。雨の番、ゴマと生まれたての仔猫3匹を津連れて帰って来てしまった時、残されたアカはどんな気持ちだっただろう?翌日から、アカは独りぽっちだった。私が朝のエサわをあげて「じゃぁまた夜にね!」と言って会社の方に歩き出すと、どこまでも付いて来ようとした。寂しかったのだろう。ヨウコちゃんに引き取って貰えて、私の心がどれだけ救われた事か。そう思うと、ヨウコちゃんには一生頭が上がらないな。お礼の印に、もう1匹差し上げたい位だ。

昨夜はずっと待っていたのだが、遂にサンタクロースはやって来なかった。どうやら都内でぷうさんとテレサ・ちんに脅されて、すごすごと退散してしまったらしいのだ。今夜は是非多摩川を越えて、我が家までお越し頂きたいものである。道に迷ったらお電話下されば、日吉駅までは迎えに行きます。私には3億円の当りくじを、こうちゃんにはIMPREZAのSTiをお願いします。(色はブルーマイカが良いです。出来れば登録の諸手続を済ませたものでお願いします。それが難しかったら、駒林小学校の近くの駐車場にいつも停めっ放しになっている、あのブルーのSTiでも良いです。いつ見ても雨ざらしで停めてあるだけのSTiが可哀想です。うちで大事に乗りますので・・・!)

今夜は地鶏で唐揚げを作ったら、非常に美味しかった。黄色く臭い脂肪がなくて、やっぱりブロイラーとは違うと実感した。ジーコが最後まで粘って「ちょーだい、ちょーだい!!」をしていたが、あげません!自分のご飯を食べなさい。


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