クーちゃん

Feb. 1,2002

クーちゃんは頑張っている。貴子さん・あやこさんは仕事を休んで、家でクーちゃんを見守っているところだ。写真は何週間か前のクーちゃんの様子。貴子さんからの経過報告は、『クーちゃんレポート』でご覧頂けます。今も電話で確認したら、呼吸が大変苦しそうなのだが、寒い暗いところに行きたがるのだと言う。どうしてあげるのが一番良いのか判らなくて辛いと言う。どうか奇跡が起きますように!まだ若いんだから、もう一度ご飯が食べられるようになってね。みんなが応援してくれているんだよ、クーちゃん。

そんな時に申し訳ないのだが、今朝の9時過ぎに舅が永眠した。91歳の大往生であった。夜明け前に容態が急変したのだが、若干の延命処置の後、苦しむ事もなく自然に呼吸が止まった。それまでずっと目を開いていたが、何も見えてはいないようだった。耳元で言葉を掛け続けたが、聞こえていたかどうか判らない。寂しがり屋の人だったので、残酷なようではあるがこれだけはお願いした。「お義父さま・・・誰も連れて行かないで一人で逝ってくださいね。」そう・・・クーちゃんもアインも道連れにはさせない。

家に戻って、アインが元気だったのでホッとした。しかしまだ安心は出来ない。階下での人の出入りは多いし、何となく私達も出たり入ったりしていて雰囲気が違うのは感じているようだから、猫たちの精神状態をしっかりと守らなくちゃ。

舅の事ではたくさんのお悔やみを頂き、有難うございました。かなりの高齢でもある事だし、友人・知人・親類も既に殆どが他界してしまっておりますので、本当に身内だけの密葬をする事になりました。残された姑もかなり身体が弱っている上、ボケも進行していますので、なるべく姑のペースに合わせたお別れのセレモニーを行なう予定です。

但し火葬場もお寺も混んでいるらしく、明後日の夜がお通夜となってしまい、それまでは延々と仮通夜のようなものだ。すっかり線香で燻されてしまって、ジャムがクンクンしてしょうがない。


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