美味しいものを食べる事は、私の人生の命題のひとつだ。その為には努力は惜しまない。その為にはもちろん素材も調理法も料理の腕前も大切だが、健康である事や空腹感・食欲というものも不可欠だし、共に喜びを分かち合う相手がいる事も有り難いファクターかも知れない。更に言えば気の小さい私としては、安心して食い意地に走れる為にも他の課題に払う努力に憾みがない事も大切である事は確かだし、自分の経済力とご馳走とのバランスがとれている事も重要である。つまり美味しいものを美味しいと感じる為には、そのバックグラウンドとしての肉体や精神の状態も当然大事であるという事だ。この食い意地の張った私ですら、好きな人と喧嘩したり失恋した時には食欲がなかった・・・ような気もする。 昼には、ＳＵＮちゃんのママのところから取り寄せた生牡蠣で、スパゲッティを作った。ベーコンと菜花だけで作ろうとしていたら、調度配達があり間に合ったのだ。たっぷりのバターでベーコンと牡蠣を炒めて、固めに茹でた菜花を加える。塩・胡椒でしっかりと味付けして、茹でたてのスパゲッティを加えたらひと混ぜしておしまい。急いで食べたいのを我慢して写真を撮る事にしたものだから、手近にあった古い方のデジカメで慌てて撮った。あまり綺麗に撮れなかったけれど、新しい方のデジカメを隣の部屋に取りに行く程には、美味しいものを目の前にして冷静ではいられなかったのだ。しかし夕飯は・・・ふふふ・・・これが私の一番のお薦めの食べ方、牡蠣のムニエルである。作り方はこれまでにも何度も書いたので省略（と言っても、粉はたいてバターで焼くだけさ）。
ここにレモンと醤油をかけて食べる。牡蠣はこの寒い時期、本当にプリプリしていて味も素晴らしいものだった。ＳＵＮちゃんのママ、いつまでも美味しい牡蠣を商ってね！ 嗚呼、食べる事に関しては本当に幸せな一日だった♪但し家では色々と問題もあり、昼間はこうちゃんも私も激怒していた時間帯もあった。こうちゃんなど惚けた母親に腹を立てて、相続は放棄して今後一切関わらない！とまで言い出したが、流石にそんな事はさせないぞ(笑)。毎日が何かと煩わしいが、９年間も我慢して来て、今更耐えられない事など殆どないのだ。かっかっか・・・（相続と言ったって、この小さなボロ家しかないのだが・・・。） ゴマのハゲは、今日のところ大きくなっていないし、掻いてもいない。しかし原因は、やはり私が頭にチュッチュッしたせいだとテレサ・ちんに言われる。ぷうさんもキスされたり撫でられたりした部分を、とっても嫌そうな顔で、いかにも「汚された」と言わんばかりに舐め続けるそうだが、舐められない頭のてっぺんは脚で掻くのよ・・・と教えられた。そう言えば、ゴマの頭にチュッチュッした時というのは、膝掛け毛布で赤ちゃんのようにすっかりくるんで、手も足も出ない状態にして長時間可愛がったのだ。「それは虐待ではないか？」だと〜？！「表へ出ろ！！」 |
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