アイン

冴え冴え

Feb.19,2002

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あたし可愛い?

一番寒い季節だけれど、アインが元気なのが嬉しい。昨年に比べても遙かに元気だし、表情も冴えていると思う。尤も、温度と湿度の管理にだけは、凄く神経を遣っている。何様の家だ?と思う程に、猫様たちの為にだけ一年中エアコンと空気清浄機、加湿器、除湿器と使い分けている。過保護だと笑わば笑え。自分はボロを着ても、猫には精一杯の事をしてあげたい。それでも完璧という事などは到底あり得ないし、人間と比べたら短い一生なのだから、思いつく限りの甘やかしをしてあげたいのだ。6匹目を受け入れる事が出来ないのが歯痒いけれど、先ずはこの5匹を幸せに生かしてやりたい。「幸せだなあ・・・!」と思っているかどうかは知らないが、とりあえずパパ・ママを大好きみたいだから良かった!

冬季オリンピック、アイス・ダンスのフリーの演技を観た。金メダルを獲ったフランスのアニシナ・ペーゼル組のテーマが『自由と人権』だとかで、音楽にかぶって誰かの演説が入った。一緒に観ていたこうちゃんが、「これはキング牧師の演説だ」と言う。演技中は解説も実況のアナウンサーも無言だったのだが(固唾を呑む名演技だったせいか?)、終わってから成る程キング牧師のスピーチである事を説明していた。流石こうちゃん・・・雑学の大家である。「キング牧師の演説には、" I have a dream ."というフレーズが何度も出てくるんだよ。」と教えてくれた。スピーチの中で、監獄までも一緒に行こう!と言っていた(らしい)。そうか。ウイ シャル オーバーカムの公民権運動の世界だな。アイス・ダンスは縛りのきついルールの中で表現して魅せるので、フリースケーティングのペアよりも好きだ。フランスのこの二人は動きも独創的で見事だったし、キング牧師のお陰で(?)なかなか感動的であった。私には、第一声の" I have a dream ."以外は一言も聴き取れなかったけれど(汗)。

姑の印鑑登録証がないという事で、仕方なく再登録する為に委任状やら保証人の書類やらを書き終えたところに、登録カードが突然出て来た。「・・・・・」今後は全て、実印や証書などの大切な物は預からせて貰う事にする。私自身、自分の大事なものはひとつの書類分類ケースに入れてあり、私の死後にその処理に困らないよう申し送り状と遺言状も入れてある。これといった財産がある訳ではないが、猫を残す場合も考慮に入れなければなるまい。ロスの猫ばあばではないが、猫には遺産をつける。それだけで万全ではないにせよ、猫を引き受けてくれる人を確保し、その人との人間関係を築き、迷惑を掛ける事への謝礼としてお金を残さなければ気が済まないと思うから。日々の節約は、その時の為でもある。

節約の話をしたばかりのところにナンだけど、PCの為に机を買う事にした。まだどういう物にするのかは検討中だが、もはや今の状態では更新作業も苦しい。腰も膝も目も辛いまま無理を続け過ぎたのだが、それは部屋が狭いからに他ならない。机を置くスペースが取れないのだ。猫たちのベッド(元々は我々のダブルベッドであった)を奪う訳にはいかない。ならばどうするか?もはや床の空きスペースは無くすしかない。掃除はどうする?掃除機をひきずる通路すら無くなるのだぞ。本棚も抽斗も使えなくなるな。仕方ないさ。プロフィールに、好きなものは「猫とPCとクルマと煙草」と書いたが、いずれも犠牲には出来ないのだから他を犠牲にするしかないじゃん。

しかしつくづく思うが、この家は猫たちの為の家であって、私達の居場所は少ない。せめて手足を思い切り伸ばして、寝返り打ち放題で眠ってみたいが、腕枕にアメショー3匹、両脇をサビ2匹で固めてくれる幸せも手放し難い。いや、何よりも幸せだと言って良い。ペットと暮らすという事は、肉体・精神・経済・時間の全てに犠牲が伴って当たり前だ。しかしその犠牲も、ペットから与えられる喜びの大きさに比べたら屁みたいなものだ。何もかもを望むのは間違っている。得るものが大きければ大きいほど、犠牲にするものも大きくて当然なのだ。全てにそう考えないと、色んな局面で間違える。

そーゆう訳で、今日も私の頭はサイババ状態だし、当然メイクもしない。服なんか洗濯してあれば何でも良いのだ。真冬に夏物でないだけ御の字というものだ。

ジーコの独り言

ママはあんな事を言っているけど、ただ単に太ってしまって昔の洋服がひとつも着られないだけなんじゃないのかなあ・・・・・。ボクには良く判らないけど、ママはどうしても欲しい物はちゃんと買っているような気がするんだよ・・・。でも何も言えないんだ。ボクってほら・・・弱虫だから・・・。あ、ジャムが来た!とりあえず逃げなきゃ!


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