昨日ここでお知らせした１０歳の捨て猫・シャスケ君は本日早速お問い合わせがあり、掲載依頼主の石井さんと連絡を取り合った結果、里親さんが決定した。里親さんは私も良く知っているご夫婦で、既に先住猫が２匹いるお宅だ。昨年末から、あと１匹は是非可哀想な子を引き取ってあげたいと言ってくれていたので、ちょうど探していた事もあるのだが、ご主人がシャスケ君を一目見て気に入り、そしてその境遇にいたく胸を痛めてくれたらしい。昨夜のうちから早く川口さんに連絡しろと言ってくれていて、今日も仕事場から「連絡したか？」と電話して来たと、奥さんが昼頃に電話をくれた。いいとこあるじゃん、ダンナ！ うちでも昨夜はずっと相談していた。「ねえ、ミュウちゃん・・・デブのお友達欲しくない？」「ジャムちゃん・・・デブのおじちゃん欲しい？」その都度こうちゃんにたしなめられた。「オレだって飼ってやりたいよ。でも、アインちゃんにとってはバクチになるだろ？！」と。そうだよね・・・と諦めたつもりでも、気の好いシャスケの顔がちらつく。後から保護されて来た仔猫に、出もしないおっぱいをくわえさせていたと言う。まるでみきこちゃんちのファビだ。みきこちゃんも、そしてうちのサイトの常連さんも、子供のアレルギーで１０年も共に暮らした家族を手放すなんて・・・と憤慨していた。私も腹立たしかった。だけど、今度のお母さんたちは、決してシャスケを捨てたりしない人達だし、とっても優しくしてくれるだろう。捨てられた心の傷は、そこでゆっくり癒やして貰おうね。 また募集してすぐ仲間内で決めたりして・・・と、くだらないケチをつける性悪が現れるとうっとおしいので、引き渡しの日までは里親さんについては明かさない事にする。シャスケ君は、もう病院の狭いケージの中で３ヶ月も里親さんを待ったのだ。早くのびのびとさせてあげたい。そして、もし我こそはもっと素晴らしい環境と溢れんばかりの愛情を与えてあげるから是非シャスケ君の里親候補として名乗りをあげさせて欲しいと思う方がいたら、それは是非お問い合わせ下さい。「早い者勝ち」で決めてなどおりませんので、きちんと考慮いたします。但し、幸せというのは単なる物理的条件だけでは決められない事はむろんの事で、そういう計りで判断する事はありません。これも念のため。 夕方エサやりを済ませた後、捕獲器を持って武蔵小杉に向かった。是非捕獲したい猫がいるという相談を先日来受けていたのだが、遂に決行する事にしたのだ。協力してくれる獣医も手配して、場所を確認しに行くと、マンションの裏の小さな公園で、そこで猫を苛めているらしいという中学生が大勢たむろして煙草を吸っていた。寒くないし、相当長居するつもりらしい。我々にもガン飛ばしてくる。こんな状況では今夜は無理だ。しかしあまりに目に余るようであれば、すぐ近くにある警察に通報した方が良いと言っておいた。 彼女の勤め先のマンションの管理人さんともコミュニケーションがとれて来たようだし、捕獲器は会社の中に置かせて貰って、明日の朝早くに捕獲する事になった。捕獲器の使い方も伝授して来たので、あとは美保さん同様、彼女一人でも大丈夫だろう。捕獲が成功したら、紹介した動物病院には私も行ってあげたいと思う。その後の事も相談しなければいけないし・・・。 今日の写真は、シャスケ君の募集を代理で依頼してきてくれた石井さんの飼い猫ミーヤちゃんである。ＳＯＳの時も、石井さんはその獣医さんの保護兄妹猫３匹を代理で投稿してきてくれたのだった。結局、コハルちゃん・コウメちゃん亡き後、石井さんが病院から引き取って育ててくれている。先住猫のメイちゃんに可愛がられて、今ではこんなに大きくなったミーヤちゃん。久し振りにその姿を見せて頂くと、何とも感無量だ。だけど、あどけない瞳はそのままだ。 突然だが「嫌いなＣＭ」シリーズ。永●園のＣＭは殆ど嫌いだ。お茶漬けラーメン然り、ぞばめしふりかけ然り。これが立て続けに聞こえると、ムカムカしてくる。「爆笑問題」とやらのやかましくて下手くそな歌も嫌いなのだが、元祖お茶漬けのＣＭ（これはうるさくはないが）も見た目が汚くて暑苦しいので嫌い。
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