ゴマ

ちんまり

Mar.4,2002

やっと歯医者に行った。中学生の時に治療した奥歯の詰め物が取れてしまっていたのだ。痛みがないので、忙しい事もありなかなか行けずにいた。かつては月に一度の点検を欠かさないでいたのに、どうした体たらくであろうか?やっと予約を入れて行って来た。そうしたら・・・

世の中に、歯を削る事くらい怖いものがあるだろうか?眼球への注射も怖そうだ。しかし、いかにもヒステリックな「音」を伴うという点では、歯を削る方が恐怖の演出効果は大であろう。あの音が先ず怖い。そういう思いをしなくて済むよう、毎月の点検をしていた位だから。

今回取れてしまった詰め物というのは、中学生の時に無理矢理治療した奥歯だった。神経質な母親が神経質で腕の良い医者に依頼し、大した虫食いではないのに大きく削って金を詰めさせたのだ。確かに腕は良かったのかも知れない。以来30年、そのまま保ったのだから・・・。しかし先日、遂に取れた。どれ程、絶望的な気持ちになった事か・・・。

とってもハンサムな院長の石原浩先生は、「削りますので、麻酔をかけさせて頂きます。」と言った。痛みに滅法弱い私は、麻酔なしで歯を削るなんて「マラソンマン」の拷問のような事は耐えられない。どんどん麻酔を打って欲しい。しかしその麻酔がなかなか効かなかった。削り始めてから、一体何度麻酔のお世話になった事だろう。こんなにいっぱい打ったら、頭がクルクルパーになっちゃうのではないかと心配になる位、何度も何度も神経伝達麻酔を打った。それでもどうしても麻酔が効かない場所がある。先生は「お痛みがあれば、ご遠慮なく手を上げて知らせて下さい。」と言ってくれるが、手を上げるまでもなく、ちょっとした反応で先生に判る。そして又、麻酔が力任せに(と思える感じで)打たれるのだ。

あまりに麻酔が効かないので、こちらも申し訳なくなる。私の辛抱が足りないのかという気もしてくる。「スミマセン」と言うと、「大丈夫、必ず効かせます。」と確信に満ちたお言葉を頂き、この先生に絶対的に信頼を置き心酔している私は、その御手に全てを委ねていれば良いのだ・・・と思う事にする。怖さのあまり神経過敏になっているからきっと効かないのだろうと思って、自分に暗示をかけるつもりで力を抜くのだが、どうも麻酔の覚めるのも早い気がする。「良く頑張って頂きました。」と言って頂くが、痛みに対する辛抱の足りない事は自覚している。ちょっと恥かしい。

型を取って、今日はおしまい。来週1度行けば終了するのだが、これからは又、月に1度の検診を復活させよう。歯は治療よりも予防であると教えてくれたのは、石原先生だ。歯周病予防の為にもブラッシングと検診を欠かさず、また優等生に戻りたい。私の「お気に入り」を読んで、石原先生ご指名でこの仁愛会歯科に行って下さった方がたくさんいると聞いた。嬉しい。その人達が誰かは判らないが、当の私がサボっていたら申し訳ない。

家に戻って、何件かの野良猫電話相談(最近、妊娠・出産シーズンでもあるのでこれが多い)をしたが、麻酔で口が充分動かないのに痛みが戻ってきている。治療したのは下の奥歯だが、その局部以外にも目の下と耳の下あたりも痛む。顔面神経痛の時と同じだ。やむなく多佳子姫に頂いていた医療機関用のサリドンを飲む。これでしばらくは大丈夫だろう。その間に最低限の更新をしよう。

一日遅れてしまったが、昨日届いたお雛様の蒲鉾の写真だ。お雛様は、蛤の貝殻に詰めてある。どうです、可愛いでしょう?可愛いだけでなく、ちゃんと美味しかったところがまた憎い。
雛蒲鉾

Mar.3,2002

本当はグリコちゃんの里親さんからの写真も桃太郎ちゃんの傑作写真も掲載したいのだが、今夜は頑張れそうもない。風邪も寝不足も平気だったけれど、歯の痛み・顔の痛みだけは我慢出来ない情けない私です。皆さん、歯は大切に!

尚、アクセスが20万に近づいています。引き当てた方は是非ご連絡下さい。記念品をお贈り致します。

ジーコの独り言

ママは、昨夜も夜更かししてした。おまけにウドンと蒲鉾なんか食べていたなあ・・・。ま、蒲鉾はボクも美味しく食べたけどね。アインママも大好きみたいで、ボクよりたくさん食べていたよ。


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