ジーコ

足枕

Mar.13,2002

結局、昨夜は徹夜してしまった。しかし歯は痛まなかった。そして仕事は終わらなかった。昼過ぎ、少し寝ておこうと思って横になった途端に夢を見たらしい。生々しい嫌な夢だった。やはり昼寝は悪夢を見る。いや、これは気の小さい私の場合の法則なのだが。

エサやりに行った時、サビ猫が食べに来ていたので、よし!捕獲して避妊よう・・・と思い立つ。今日のところは捕獲器がなかったので、明後日を予定している。何故明日ではないかと言うと、明日は既に予定が入ってしまっている。市の司法相談会を予約しているのだ。相続や登記の一切をとりあえず出来る限り自分でしてみようと思うので、無料相談に行ってみるのだ。

私のエサ場は、捕獲の場所がますます狭まって来ている。うまく捕獲器を置けると良いのだが・・・。そして土曜日は、みょーこ姉ちゃんがまたまた捕獲である。今日、ねえちゃんのエサやりの時間に、こうちゃんと二人で行って来た。K大学構内のお山は広大で隠れ場所もたくさんあるし、学校に正式にエサやりを許可して貰えているので、本当に別天地である。ここまでには相当な道のりがあったようだし、今でもエサやりのメンバーが少なくて大変なのだが、それとは関係なく猫にとっては楽園だ。

約束していた訳ではないので、当てずっぽうに構内を巡って姉ちゃんを捜した。とにかく広い・・・。出会えないかと諦めていたら、あっちから歩いて来る姉ちゃんと出くわした。その後、一緒に何ヶ所かのエサ場を回る。どこに行っても、人恋しそうに啼きながら集まって来た。みきこさんちのミーシャとロミを併せたようなパステル調の縞三毛がいて、気の強いその「三毛子」は、私の顔を見るといきなりシャーと言って挨拶してくれた。可愛い。しかし触らせないと言う。

時々、一緒に行ってみようと思う。なかなか朝は行けないかも知れないけれど。しかしそこに行くまでもなく、野良猫問題地域が地元にもいっぱいあるらしい。エサやりさんがいるのかいないのか、どの程度の問題意識を持っているのか、地域住民の顔と声が見えて来ない限りは、どこにでも出張して全てをやってのける訳には行きっこない。スーパーマンではないのだ。しかし今夜コンタクトをとれた隣町の人からは、地域猫の提案をするどころか、逆に保護猫の預かり場所はないかと相談されてしまった。その一時預かり先確保が一番難しいのだ。申し訳ないが、今現在は心当たりがない。明日の夕方、避妊を済ませて退院して来る真っ白なオッドアイの人懐こい男の子だというが、たとえ里親募集をするにしても、家に置いてあげられなければ無理だ。苦しい。

ケージに入れて1ヶ月だけでも家に置いて貰えないのかと尋いてみたが、ご主人が絶対に許可してくれないと言う。お気の毒な奥さんだ。夫婦間で「許可」なんて言葉は、我が家には存在しないからなあ・・・。

静岡でも、こまさんは着々と保護を進めている。しかし状況は悲惨だ。今後、行政に対して提案と報告が出来るようにする為にも、その保護・避妊活動の様子はレポートして行く事にする。引き続き、静岡の緊急告知コーナーは見守っていてください。地元の方たちが頑張って、責任ある解決方法を模索していますので。私は広報と後方支援をして行くつもりです。静岡に限らず頑張っている個人を応援していくのがこれからも自分の役目だと思っていますので、自分の足元も他の地域も分け隔てなくやって行こうと思います。但し、知らせるだけで自分たちが何もしない場合は、流石のお節介の私もお手伝いはしません。・・・などと言うと偉そうですが、偉いのではなくてそれだけ非力であるという事です。ビンボーな上、頭部も顔面も弱いし・・・。

さて、約束している仕事を頑張ろう!今夜も徹夜だ!!
アインの独り言

ママはお出掛けして帰って来たと思ったら、メチャクチャよその猫の匂いを付けて来たのよ。あれは瓢六って奴と乃り子って娘の匂いだわね。はは〜ん、またみょーこお姉さんの家に上がり込んでいたのね。仕方ないママね。お仕事が間に合わないと言いながら、そんなところで油を売っていたのよ。まあ、マンガの本を借りて来なかっただけでもマシだわね。少しは自覚があるらしいわ。


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