こうちゃん

鼻眼鏡

Apr.3,2002

昨日は完全に更新を休んだ。体調も悪かったけれど、実は大変な事が起きていたのだ。この家にはもう住めないらしい。こんな事ってあるのだろうか?!まさに人生、一寸先は闇だと再確認した。

ある日突然、家の庭側の石垣が崩れた。この辺りは急な傾斜地なので、大抵の家は片側に石垣を組んで土盛りして建てている。石垣と言えば聞こえが良いが、安い大谷石をブロック塀のようにベラリと積み上げられているだけだったようだ。一番上の積み石が落ちただけだと思ったのだが、素人目に見ても石垣の中に土盛りした土台全体に歪みが出ているような気がした。だから突然でも何でもなくて、長い年月をかけて少しずつ地盤が緩んでいたのだろう。この家の下には、水脈があると言われた事もある。そんなところに、私はジャージャーと盛大に水を撒いていたのか!

兎も角、石が落ちた先は公園なので、子供が遊んでいるところに落ちて怪我でもさせたら大変だからと、先ずは張り紙をしたりご近所に知らせたりした。そして嫌でも補修しなければならないのだろうから、業者を呼んで相談したところ、落ちた石を乗せ直してコンクリートで補強すれば良い・・・という次元の問題ではなかった。そりゃそうだろうな。

2階の庭に面した側の部屋では、既に床に傾きが出ているのに気付いていた。キャスター付の書架が、ひとりでに転がってしまう。クローゼットのドアが開かないところもある。それは2階を建て増ししたせいだと思っていたけれど、土台の問題だったのだ。

公園の木々を退けない事には石垣の補修も出来ないし、そうしたところで根本の解決にはならないらしい。頭が痛い。まだこの家の相続も済んでいないというのに、ここには住み続けられないのか。この問題が片づかないままで売ろうとしても二束三文だろうし、一体どこに住めば良いのだ?マンションを買うしかないかというところまで来てはいるが、さあこれからどうなります事やら・・・。このままで梅雨を向かえる勇気はないぞ。

今夜はこうちゃんの老眼鏡姿をご披露してしまおう。質屋の親父みたいでしょ?

追記:
夜中だというのに、雷が鳴って驟雨が来た。怖いよ〜!寝られないよ〜!!明日の朝を無事迎えられますように!!
アインの独り言

ママは昨日もバタバタしていて、お熱があるというのにお利口さんにしていなかったバチがあたって、今日もお熱がひかないらしいわ。あたしが舐めてあげると言っても、痛がりのママはこらえ性がなくて駄目なの。今夜も一緒に寝て、舐めてあげるつもりだけどね。

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