ジーコ

むふっ!

May.17,2002

今日も雨降りで寒い。まさに梅雨のようだ。これでは6月には梅雨明けして、9月には紅葉して、11月には雪が降り、正月には桃の花が咲くかも知れない。

今日はお勤め帰りにリエさんがはるばる遠回りして、アインの為に調合して貰った「フラワーレメディ」を届けに来てくれた。既にご存知の方も多いと思うが、フラワーレメディとは、肉体だけでなく心や感情・精神を含めた文字通り「心身」全体の健康と疾患を捉え、「全体」を診ることを重視した「ホリスティック医療」の中に位置付けられる治療方法であり、心を癒しストレスの無いバランスのとれた精神状態に導いてやる事で、生体が本来持っている自然治癒力を高めてやるというコンセプトの「癒しの医療(レメディ)」である。

モノは野生の植物のエッセンスらしいのだが、精神状態や症状のケースごとにあまりにも多くの種類があり、専門のカウンセラーやプラクティショナー(この場合「開業医」という意味ではない)もいれば、獣医が扱うケースもあるようだ。薬ではないので、副作用もないし、選び方が間違って飲んでも全く害はなく、ただ「何も起こらない」というだけだそうだから、素人がアロマテラピーのように使用する事もあり得る訳だ。

今回はこの「フラワーレメディ」を薦めてくれたのがリエさんという病院の検査技師の人で、かかりつけの動物病院でアインの既往症や性格などと共に写真を添えてカウンセリングして貰い、そうして調合して戴いて来てくれたのだ。近くとも病院に連れて行けないアインの事を判って下さっていて、個体を診なくても処方(と言ってよいのかな?)して貰えるものだから・・・と薦めてくれたのだ。しかもお届けまでしてくれて至れり尽せり・・・・。

この事をミミコ・シスターズさんにちょっとお話ししたら、彼女はとても詳しく知っていて、それどころか既にナナオちゃんに使っていると言う。ミミコ・シスターズさんのペットに対するケアの様子を見ていると、まさに心の「癒し」を中心に考え接しているのがよく判っていたけれど、流石に研究熱心な人は違う!何と、私にも「フラワーレメディ」の入門書を送って下さった。

今回はアインだけなのだが、5匹がいずれも性格や心身の状態が違うのでそれぞれに合ったものを用意してあげたいと思っているし、もっと自分でも勉強して全種類揃えていても良いかな?とも考えている。これまでにも何度も口にしてきたが、西洋医学の薬を使うことは、人間もペットも極力避けたいのだ。ちょっとした頭痛であれば濃い目に希釈したプロポリスを飲む事で治ってしまうし、風邪には一切薬は使わない。どうせ医者のくれる薬だって対処療法なのだから、別の無害なもので対処できるのであれば同じ事だ。いや、むしろ害が少ない安全な方法だろう。

そして何よりも大切なのは身体が本来持っている免疫力を高めてやる事であり、その免疫力を落とさないようストレスを避け、感じてしまったストレスはどう癒してやるかが課題であると言えよう。そういう意味では、香を焚きシタールの音色を聴くも良し(ジョージ・ハリスンみたいだな・・・)、猫を抱いて眠るのだって最高の癒しとなるのだ(寝返り打てずに疲労は溜まるが・・・)。

先生の見解では、アインは環境の変化やストレスにとてもに弱いそうだ。写真を見ただけでも、バッチリ感じるようだ。そこでリエさん、すかさず私の一番気になっていた事を訊いてくれたようだ。つまり、そんなアインの為には次の子を入れたり転居したりしない方が良いのか?という点だ。しかし先生、それでは問題の根本解決にはならないと仰有ったようだ。つまり、必要以上にストレスに感じてしまう精神状態を改善するこそ事がむしろ目的であって、ストレッサーを遠ざけることだけがアインにとって良い方法ではないという事である。

しかし勝手に解釈をして、それならばフラワーレメディを続けていればこれまでのストレッサーであるはずのものを積極的に取り入れても良いという事ではなかろう。年老いたアインに、新しいストレスをわざわざ与えることは出来ない。つまり、猫を増やす事はまだ諦めた方がよろしかろう。フラワーレメディは既に数種類を調合して希釈されているので、直ぐに使用出来る状態になっている。今夜はとりあえず、耳の内側に擦り込んであげてみよう。次にはご飯に混ぜてみる予定。お水をあまり飲まない子なので、飲ませることは難しいかも知れない。

この先生からは、保護猫の里親募集も承っている。昨日(と言うか今朝)掲載した14匹の保護仔猫たち・・・いずれもとても可愛いので、仔猫の為にも里親さんの為にも是非2匹ずつ貰って戴きたいものだ。

リエさんを9時過ぎに日吉駅までお送りして、その足で(車だが)みょー子姉ちゃんの家に向かった。またまた揚げ饅頭のお土産があると言うのでのこのこ取りに行ったのだが、結構話が弾んで(弾みついでに、もっとちゃんと人間らしい時間にまとめて寝ろとさんざん叱られて)とうに夜半を過ぎてから帰宅した。アーニャちゃんのママとゆみ吉さんから留守電が入っていた。申し訳ない事をしてしまった。
ジャムの独り言

ジャムの体重は、さっき計って貰ったら5.2キロだった。なんだ、まだ軽いじゃんよ!みょーこオバチャンちのシー子ちゃんだって5.1キロだって言うし、殆ど変わりないよ。だからママ、ジャムのことを「デブリン」なんて呼ぶのはやめてよね!

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