アイン

ご機嫌さん

May.30,2002

蒸し暑い一日だった。しかし湿度よりも、つまらない騒音に悩まされた一日でもあった。ランチタイムに入ったファミレスでは、柄の大きな男が二人、大声で話したり笑ったりしている。作業着姿で話している内容からしても、どこかの建設現場の人らしいのだが、仕事柄声が大きくなってしまっているのか、時々振り返って見てしまう程の大声だ。場所は新横浜近くの、最近道路工事ラッシュの地域である。その工事関係者か、あるいは携帯で「今は〇×に居る」と言っていたから、もっと小刻みな工事をするような現場作業員なのか、船の機関室や風の強い甲板で話しているかのボリュームである。傍にいてほとほと疲れた。

更新の講習会場では、隣に来たオバサン(と言っても、多分私よりは年下だろうが)が友達と来ていて、ずーっとお喋りしている。やれ主人のネクタイを洗濯したらヨレヨレになっちゃっただとか、ユニーで何を買ったらどうだったとか、しかも缶コーヒーを持ち込んで飲んでいる。香水の匂いが強くて目に染みる。どうしてところ構わず、喋っているのだろう?大きな音の中に居ると、慣れないせいか、不寛容な性格のせいか、はたまた更年期のせいか、とても苛々して疲れる。

ある出来事から、故人(舅のことである)の生前の足跡を辿るハメになっているが(秘密を暴くという程の事はしないし、そんな暇人ではないのだが)、家族にはやたらな嘘をつくものではないな・・・とつくづく思った。死んでからそれが発覚して、しかも残された家族に多大な迷惑を掛ける事実が存在しているというのは何と言う恥だろと思うからだ。人として生きるからには、不必要に飾らず、威張らず、他人に迷惑を掛けずに、しかし人間は一人では生きて行けないのだから、知らず知らず迷惑を掛けるとしても最低限度に留められるように努力し、且つそれを申し訳なく思って生きて行くだけで充分だし、それすら困難なのかも知れないと思う。その上で自分よりも弱いもの、困っているものに手を差し伸べられる余裕が持てたら、これは人としての務めを果たせるのではないだろうか。

アインの体調が安定しているので、何よりも嬉しい。一時はしんどそうに寝てばかりいたのだが、最近は気分が良いように見える。機嫌良さそうにお喋りするし、身体の動きもシャンとしている。胴体を触ると、前のように頼りない感じがしない。しっかりと締まってきたように感じる。体重も少し増えた。このまま元気でいて欲しい。

近日中に、新たなSOSを立ち上げることになった。発信した時には、またここで報告させて戴きたいと思う。
ジャムの独り言

ジャムは今日届いたメールで、太郎くんのお母さんに誉められたんだよ。しかも「美しい」って言われたらしいんだ。凄いでしょ?嬉しいなあ。ジャムだって女の子だから、綺麗だと言われたら嬉しいんだよ。

でも、ジャムだってお外の猫だったら、きっと「汚い柄だねえ・・・」とか「雑巾猫」とか言われていたんだろうなあ・・・。たまにゃんママのお陰で、おうちの猫になれて本当に良かったよ。ジャムと妹のピュンピュンはラッキーだったんだね。

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