ミュウ

按摩中毒

Jun. 8,2002

いや、マッサージ中毒になりそうなのは私だ。贅沢な事に、この数日朝晩必ずこうちゃんに足をマッサージして貰っている。じっと座りっきりで仕事していると、どんどん浮腫むものだから、高原(コウゲンではなくタカハラ・・・サッカー選手である)のようにエコノミー症候群から敗血症などになっては大変だし、だいたいむくみが酷くなると醜いだけでなくて痛いのだ。それで、足の指先から甲、ふくらはぎ・・・と次第に上に水分を押し戻す為にマッサージして貰う。痛いが多少の効き目が認められるのだ。

動物病院とエサやりの後に立ち寄ったみょーこ姉ちゃんの家で、鍼灸師の国家資格も持つ姉ちゃんのゴッド・ハンドでマッサージされてしまった。痛くて蹴飛ばしたい位だったが、やはり天才を自負するだけの事はあって、終わると足の浮腫みが大分マシになっていた。そしてオシッコも出た。そして「一緒に長生きしようぜ」と言われて、且つ懇々と不摂生を叱られた。こうちゃんも私の命知らずを怒っているようだ。二人に叱られては、恐いから言う事を聞くしかない。帰宅してからは、更新を諦めて横になってしまった。

動物病院では、来週末に予定している捕獲(真理ちゃんとジョン・レモンの2組)の避妊の予約を入れ、「としこ」と「さゆり」の写真を撮って来るつもりだったのだが、土曜の夕方は患者(患畜)で溢れていたので、とてもではないが時間をとらせては申し訳なくて、予約だけして出て来た。やはりボランティア料金できちんとしてくれる獣医に、どちらもお願いすることになったのだった。

予約したものの捕まらないという可能性だって勿論あるが、捕獲はきっと成功すると思う。私は遠いのでお手伝いには行かないが、気合の入った二人なのだ。美保さんもたった一人で捕獲を成功させ、通勤ラッシュの電車で運んだのだったが、今度の場合もきっとうまく行く。成功するイメージを持って、その為にどうすれば良いのかを自分であれこれ考えられる人たちだと思うから。

しかも二人は私の仲介で連絡を取り合ってくれて、それぞれの捕獲後に一緒に1台の車で運んで来る段取りになった。両者の住む場所が比較的近いこともあり、また真理ちゃんは自分に出来ることは何でもしたいと言ってくれているので、こちらに向かうついでにジョン・レモンと保護猫のピックアップをお願いしてしまったのだ。何と言うずうずうしい合理精神。さすが大王・川口。

エサ場の駐車場に車が着くと、既にブロック塀の上にハナクソがいた。急いでハナちゃんの為だけに缶詰をトレイに乗せてあげるが、ちょこっと申し訳程度に食べると立ち去ってしまった。私達に会いに来てくれただけみたいだ。奥のエサ場にご飯を置きに行くと、そこにはよりこが待っていた。よりこも既にすっかり私の車を覚えているようだ。メスの方が、やっぱり生き抜くための知恵が長けているような気がする。

みょーこ姉ちゃんも、今回のようなご相談をとても喜んでくれた。その事を喜び合って、ついビールで乾杯していた。鰹とボタンエビの刺身があったので、えびは身を珠子にあげて、頭の部分は貰って帰った。これから軽く焼いて、だしを取るのだ。
ゴマの独り言

ママの帰りが遅いと、あたしはとっても不安なの。このまま帰って来なかったらどうしよう・・・って。いつもちゃんと帰って来るんだけど、あたしってどうしてこんなに心配性なのかしら?

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