ジャム

スイカペロペロ

Jun.16,2002



念願のスイカを食べた。先日リエさんが来た時、小玉スイカをぶら下げて来てくれたのだった。しかし、くどいようだが冷蔵庫に入らない。当日は水道水で冷やして(あまり冷えない)半分食べて、残り半分は野菜室のものを食べ減らして入れた。晴れて本日、冷えたスイカを満喫した。しかし表面は全てジャムに舐められた。さすがベジタリアン猫である。上の写真・・・ベロが出ているのが判るだうか?大変に美味しいスイカだった。スイカの前には焼きそばを食べた。本当はポテト焼きそばが食べたかったのだが、じゃが芋を炒めるのに時間がかかるので諦めた。次回は時間に余裕をもって、ポテト・ニンニク焼きそばにするぞ。

足の甲が膨れていて、靴が履けない。困った。ジイさんのサンダルでエサやりに行こうかとも思ったが、こうちゃんが一人で行ってくれた。動物病院までお迎えに来る真理ちゃんとジョン・レモンと会うつもりでいたが、それも「ごめんなさい!」してしまった。真理ちゃんは毎週2匹ずつ連れて来る予定だし、ジョン・レモンは日吉に越して来いと誘っているところだ。また会おうね、ごめんね。

足を高くして寝ていると少し楽だ。仕事にかかり切りのこうちゃんだが、足マッサージは朝晩欠かさずしてくれる。なんと幸せな妻である事よ。足マッサージ用のオイルは、ズブロッカの香りがする。そのせいか、マッサージを始めると瞬時にジャムが来て、オイルを舐めようとして仕方ない。パパもママもズブロッカは大好きなんだよ。流石にうちの子、なかなか「通」だねジャムは。

そんなこんなで予定していた食料の買出しも出来なかったので、こういう日こそ冷蔵庫のストックを減らす良いチャンスだ。大抵いつでもあるベーコン、玉葱、トマト、ピーマンを使ってスパゲッティを作る。スパゲッティを茹でている間にベーコンと玉葱は赤唐辛子と共にじっくり炒めて、トマトのザク切りとピーマンは最後に加え、硬めに茹でた麺を加えたら、塩と大量の胡椒でざっと味付けするだけの超手抜き料理。しかし蒸し暑い日には、こういうものが美味しい。ビールかワインでも飲みたいところだが、家にはどちらもない。

この1年以上、酒を買う習慣・飲む習慣がなくなっているのだ。酒の戴きものをすると、嗚呼、私達は本当に酒が好きだったっけなあ・・・と思い出す。以前のように、寝る前のズブロッカの習慣くらいあっても良いような気がする。あまりにも消耗し尽くしてからバタンキューでは駄目だ。一日の最後に、夫婦で一口ナイトキャップを飲る位の心の余裕は必要だ。しかし根っから酒好きなので、絶対に一口で済まなくなるのが困りものだ。食べ物も酒も美味しいと感じたら最後、抑制が効かなくなって駄目だ。何たって意志の弱い私の事。その点は、こうちゃんも少しも変わりない。所詮、お調子者の似た者夫婦なのだ。


今日は良いお知らせがひとつ入った。前述のリエさんが先日保護した白黒お婆ちゃん猫の、もとの飼い主さんが見つかったのだ。正確に言えば、もとの飼い主さんの家が建て替えで一時引っ越した先で逃亡・・・元の家の瓦礫の中でさまよって怪我をしていたところを保護されていたのだったが、晴れてお家が建て替えられた暁には、ちゃんと引き取るという約束をしたらしい。もともと出入りが自由だったようで、それは決して誉められた事ではないのだが、お年寄りの人達には猫は閉じ込めて飼うものではないと思っている人達がまだまだ多いのも現実だ。それをどうやって室内飼いに出来るか・・・今後の課題である。例え無駄と思っても、角が立たないように苦慮しながら「猫は室内で飼いましょう」というアピールをして行くしかないだろう。交通事故や面白半分の虐待は現実問題として多いのだから。可愛い仔猫を虐待しているのは、福岡の松原某だけではないはずだ。

猫を捨てない、捨てなくて済むように産ませないよう避妊手術をする、外に出さない・・・これだけはしつこく外に向けて繰り返し訴えて行きたい。そして保護を必要としている猫を見かけたら、勇気を出して手を差し伸べて欲しい。1匹だけでもいいから・・・。失われた命は戻っては来ないけれど、無残に殺された仔猫たちを悼む気持ちを、是非とも次のステップは保護や避妊推進に向けて欲しい。そういう事こそが一番の供養だと、私は思う。

昨日ここでちょっと触れた大阪堺の方のご相談には、捕獲器を貸してたくれると言うユズナさんや、病院を色々と調べて相談に乗ってくれたたろ母さん、里親募集となれば最大限協力してくれると言うkononさんなど、頼もしい大阪ネットワークをフルに利用させて戴いた。凄いなあ・・・大阪。関東もしっかり頑張らなあかんやん。そしてこのご相談者は、何とヒカル君の保護主・ノリさんのお友達でもあった。ノリさんてば福岡に行っているというのに、優しいご主人ヒデさんがPCを送ってくれたらしく、戻ったら是非お手伝いしますというメールをくれた。一人で悩んだ経験のある人は、みんな優しいね。

今日のにゃんこ

ボクは静岡の「こま」母さんの保護猫です。半分くらい、アメショーが入っているらしくて骨格が大きいです。

人間に捨てられて長い間ご飯が食べられなくて、あちこちを放浪していたんだ。とても心細かった。ボクはお家しか知らなかったから・・・。

随分と長い月日をさまよって、ようやく「こま」母さんの餌場に辿りついたんだけど、そこには前からいる猫がいっぱいいて、ボクは気が弱いからどうしてもご飯が食べられなかったの。

そしたら「こま」母さんが、お家に保護してくれたの。だけどそこにも保護猫が20匹もいるんだ。ボクは「こま」母さんに申し訳なくて、ついオドオドしちゃうんだよ・・・。ボクがケージから出て安心して一生暮らせるおうちを、誰か与えて下さい。

(ボクのことは、里親募集 No.369 で詳しく見てね♪)

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