ミュウ

暑いのは嫌い

Jul.9,2002

ここ数日、ミュウが苛々しているのは感じていた。どうなだめてもキイボードの上で寝たがる、電話機のコードを噛む、受話器をはずす(昔の重たい電話機と違って簡単に猫でもはずせる)、そういう悪戯を頻繁にしていたのだが、今朝は遂にとっておきの悪さをしてくれた。ベッド傍らに重ねて置いていた布団に、大量のオシッコをした。ゴマの場合と違い、大量シッコであるから犯人は直ぐ判る。ミュウとジャム以外は、そんな大量のシッコはしないのだ。

布団は捨てる事にした。洗えない固綿の敷布団である。もともと猫たちの、特にミュウの為の、ベッドに上がり下りする際の踏み台のようなものだった。去年か一昨年、3千円で買ったものだった。シッコされたものは、可能な限り徹底的に水洗いしている。しかしそれはたとえ大きなものでも、2階のキッチンで洗える「柔らかさ」がないと洗えない。今回の布団は固くて板状になっている。1階の風呂場で洗えれば良いのだが、風呂場から延々と物干し場へは運べない家の造りだ。おまけに明日あたりから雨だと言う。

一体ミュウは何を苛々しているのだろう?いっぱい我慢させてきたからね・・・思い当たる事だらけで、今更原因を突き止めても仕方ないような気がする。毎日暑いし、毎日狭いし(笑)、毎日ママは忙しいし、慢性腎不全も少しずつ進行しているだろうし、肺炎だってあるのだ。色々と苛々しても仕方ないよね。フラワーレメディをお飲み戴いてしばらくしたら、いつになく豪快に遊んでいた。ゴマのお気に入りのオモチャを一人で追いかけまわしたり、敷物に潜り込んだり、突撃ゴマちゃんを迎え撃ったり、仔猫のような遊び方をしている。ミュウのガス抜きが必要なのかも知れないな。

早朝の更新は良い。今朝はDOC WATSONのCDを聴きながらPCに向かう。ウェスタンギターの軽くてひんやりと澄んだ音が心地良い。(勿論ギターの物理的な音質のせいだけでなく、そのテクニックに少しも濁りがないのだが)

夜、病院から電話があって、マルコが退院できそうだと言われる。手術待ちであったのだが、一旦様子を見る事にして退院させて貰えるのだ。まだ1ヶ月は絶対安静だそうだが、足を残す方向で考えると、もう少し成長してからの手術の方が良いのかも知れない。目を摘出したナナオも同時に退院出来るので、次の土曜日には二人ともキャリー抱えていそいそとお迎えに行く事になる。嬉しくて、電話を切ってからキッチンでクルクル回ってしまった。(と言ってもクルクルと歩き回ったという意味で、決してバレリーナのようにスピンしたわけではないぞ)

随分前に話題にした足立区の虐待猫たちの写真と経緯が届いた。やっとこれでSOSを立ち上げられる。明日の朝から、スキャナー処理したり、原稿をタイプしたりする。保護主さんの努力はちょっと並ではない。しかしネット環境にないので、原稿作りは私が全部しなくては・・・またミスタイプが多いのかなあ・・・。

朝はお腹がペコペコで、スパゲッティ・アラビアータにした。こう書くとカッコイイが、何と言うことはない。唐辛子とニンニクを利かせたトマトソースを一度にたくさん作って瓶詰めにしておいたのを、フライパンで温めて茹でたてパスタにからめるだけだ。あっと言う間に出来ちゃった。朝から食べるメニューではない?仕方ないじゃん、イタリア人なんだもの。しかし昼は、あっさりと黒米入りのお握りとシジミの味噌汁、漬物だけ。これでいいのだ、日本人なんだから。夜はこれから、中国人になろうかなと思う。

明日はもしかしたら、SUNちゃんの載った『猫の手帖』が出るかも知れない。姉ちゃんに買っておいて貰う予定だ。土曜日に会った時に受け取る。ロスの「猫ばあば」は「SUNちゃんのおばあちゃん」を自認するだけあって、本当にSUNちゃんが愛しいらしい。一番応援してくれていたものなあ・・・。来週にはポケットピカチュウと一緒に『猫の手帖』を送れると思うからね、ばあば。

今日のにゃんこ

ボクは山下家の保護猫の一人。変わった毛色でしょ?

先週、ボクのお姉ちゃんのサビ猫がお嫁に行けました。ボクの4兄妹は、これであとはボクだけを残すだけとなりました。

ボクの一時預かりのお母さんは、暑い毎日を仕事に子育てに動物病院の往復(2時間もかかるけど、会社から帰ると毎日、保護している誰かしらの為に通っているんだよ)に張り切っています。でも全然お休みがなくて大変。ボクに何かお手伝い出来るかしら?猫の手も借りたいと思うんだけどなあ・・・。

せめてボクが良いおうちに貰われて、早く安心させてあげたいな。誰かボクのお母さんになって下さい!!

(ボクの事は、里親募集 No.351 で詳しく見てね♪)

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