ゴマ

出窓で休息

Jul.26,2002

昨夜の湿気は物凄かった。エアコンを弱くつけているだけでは、とても湿気が除ききれない。仕方なく除湿機もつけて、ようやく湿度を下げる。しかし今朝からは、また猛暑である。プールに入りたい程だ。もちろんプールになど行かない。プールは不健康なアダルトが行く場所ではない。エアコンの効いた部屋でPCと煙草と運動不足に浸っているのが私には相応しい。それで命が若干縮まったとしても構わない。むしろ私は汗があまり出ないから、暑い場所に行ったら即死だ。

それはオーバーだとしても、日光(正確には紫外線)にあたれない吸血鬼のような病気なので、陽射しの強い季節には真昼間から出歩けない。別に病気ではなくても紫外線は活性酸素を増やすし細胞のDNAを破壊する事は万人共通だそうだから、皆様もご注意あそばせ。

今日はジャムのお尻がとても臭い。肛門腺の分泌物の匂いだろうと思う。ミュウが舐めようとすると嫌がってキックするが、ゴマが舐めてやるとおとなしくしている。ジャムはゴマの事は本当にお母さんのように慕っているし、ゴマもジャムの事は本当に可愛いようだ。出窓のような高い場所に逃げてしまわないで、もっとマルコも面倒見てあげてよ。

今夜は、ロスの猫ばあばからの使者であるエビハラ青年と、待ち合わせしてみょーこ姉ちゃんちに行った。フライドチキンをたくさん買って行ったのだが、案の定姉ちゃんは色々と準備していてくれた。姉ちゃん以外の3人はガツガツと食べ、姉ちゃんはガブガブ飲む。お届け以来、初めてナナオとも会ったが、マルコ同様元気一杯で、しかも一回り大きくなったようだ。

エビハラ青年は猫ばあばからの品物を色々と預かって来てくれたのだが、姉ちゃんちの猫たちもエビ君を恐がらず、傍に行っていたのが印象的だった。今どきの男の子という感じではなく、誠実そうで大変好感度の高い若者だった。何と来週から週に一度、お山のエサやりを手伝ってくれる事になった。同じ市内とは言えちょっと距離があるので気の毒ではあるが、家にも捨て猫を飼ってくれている猫好きの青年だし、若いうちは色々と経験するのも面白いと思う。実際お山の猫たちはラブリーだから楽しいしね。ばあば、良い若者を送ってくれて有難うね〜!

南青山で連続して起きている猫虐待の事や、姉ちゃんの好きな漫画がドラマ化されて、準主役の男の芸名がマツ●ラジュンというらしい事など、相変わらず猫がらみの話ばかりして、またまたキャベツを貰って帰って来た。風通しが良いとは言うものの、クーラーのない家は暑かった。ビール飲んだから、ますます暑い。水を入れて凍らせたペットボトルを貰って、首筋を冷やしながら喋っていた。汗が出ないと、身体に熱が篭って苦しいのだ。今は帰ってきて、氷を舐めながら書いている。

マルコは、猫ばあばから貰ったネズミのオモチャで狂っている。2つ入っていたので姉ちゃんちと1つずつ分けたのだが、マルコはすっかり夢中。大人猫たちは呆れて近づかない。そう言えば、エビ君ちのメス猫も「マルコ」というらしい。何という偶然。

今、加納さんが東京に出て来ているので、会えれば会いたいと思ったけれど、明日はのんき君連れだし、あちこち立ち寄らずに早く奈良まで連れ帰った方が良いだろうと考え、またの機会にする事にした。ぴーさんに預けてほぼ里子に出したも同然ののんき君なのだが、ぴーさんの保護した仔猫たちの事もあり、暫くは加納さんの元で暮らす事になるのだ。あの時のロイも、すっかり大きくなったようだ。奈良に戻ったら、また『NARAの天使たち』でその報告が見られるだろう。せめて写真だけでも早く見たい。立派になったらしいね、ロイ。

さて、また長い夜が始まった。マルコ・・・昼間はぐーすか寝てばかりいて、夜は絶好調なんだもの。他の子たちはみんな私たちと共に寝て起きてリズムが一緒なのに、マルコだけは夜になると悪魔が乗り移る。マルコ〜おとなしくしてよ〜!!


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