ジーコ

可愛い目

Jul.27,2002

今年もワクチン接種の時期がやって来た。我が家は頭数が多いのでいつも往診して打って戴いているのだが、今日はその予約の電話を入れておいた。アインは体調が良いけれど、やはりやめておいた方が良いと先生に言われる。マルコも今年の分は済んでいるので、結局4頭だけだ。それでも来て戴けると凄く助かる。何たって車の移動が苦手な子が多いから。一応、マルコが来たことも告白しておいた。「いよいよ猫屋敷だな」と笑って呆れていたみたい。

今日も暑い。エアコンは働きっ放しで、オーバーヒートしないかと心配だ。我が家は掛け値なしで暑い。余りにも暑過ぎる。これ程の猛暑はうちだけか?そこにPCを使っていると、ディスプレイだけでも物凄く熱を出している。この無駄な熱を何かに再利用出来ないのだろうか?遂に昼間の更新は諦めた。水仕事だけが楽しい。しかしご飯を食べるとまた暑くなる。保冷剤で頚動脈を冷やしつつ氷を食べて、兎に角身体を冷やす。体の外にラジエターを付けたらどうかしら?汗がたくさん出る人はいいなあ・・・。

マルコはとてもお行儀が悪くて、私達が何か食べ始めるとテーブルの上まで駆け上って来て、兎に角自分も一緒に食べようとする。カレーピラフもアップルパイも食べたがり、降ろしても降ろしても瞬時に戻って来るその気迫は、ジーコのしつこいけれど静かな「ちょーだい、ちょーだい」と比べると気合を感じる。流石に我が家の仔猫だと感心してしまう。仔猫は気合だ。

気合と言えば、今、大阪のじぇりちゃんが3匹の保護猫を友人から預かり人工授乳させているのだが、結膜炎がやっと治ったと思えばコクシジウムが出て粘液便が続いたりして、なかなか想像するだに大変そうだ。まだ生後20日程の仔猫たちが、電話の向こうでキューキュー鳴いていた。去年の今頃はやはり3匹を里子に迎えて、その中の1匹泰佑ちゃんが水頭症で亡くなるという経験をしたじぇりちゃん。つい先日、自分でも黒白の男の子を保護して「紫音」と名付けたばかりなのだが、夏に忙しくなるパターンのようだ。

おっとりまったりした人に思えるが、なかなか気合の入った猫生活を淡々としていて、いつも感心してしまう。今は子育ての為に寝不足で、自分の仕事も抱えて頑張っているじぇりちゃんはグラフィックデザイニャーである。里親募集の写真が届くのはまだ少し先の事だろうが、大いに期待していようと思う。何たってこのセンスだもの。じぇりちゃんの写真のファンの一人としても、不謹慎なようだが里親募集が楽しみだ。

Moelさんも保護したメメちゃん一家の里親募集をすべきかどうか迷っていたけれど、保護に至るまでのメメちゃんのドラマを是非多くの人に知って戴くべきだと思うし、今日本中のあちこちで行われている虐待や捨て猫、無責任な飼い方を少しでも減らして行く為にも、勇気を持って保護に踏み切り大切にケアしてくれているMoelさんのようなケースが、どれだけ多くの人たちに新たに勇気を与えてくれるか判らないと思って、里親募集の形でのアピールをお勧めした。時を同じくしてメメちゃん一家やトワちゃん一家の保護があり、紫音くん、ウランちゃん・・・と関西での頑張りが目立つ。関東・・・も少し頑張れ。

エサやりに早目に行ったのが間違いであった。今日はどこもかしこもお祭りらしく、お神輿が出るのか交通規制までされていた。通行人も車道を堂々と歩いており、車が近づいても退くつもりがないようだ。やけに往復に時間がかかってしまった。明日はまた夜中にしようかと思う。


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