新しい掃除機を買った。
などと言うと、水フィルターの掃除機はどうした?と言う声が聞こえて来そうだが、あれはきちんとした掃除用。毎日何度も使うには大掛かり過ぎる。出しっ放しにしておける軽くて小さいタイブも必要なのだ。今まで使っていたノズルと本体が一体型の縦長掃除機が壊れたのだ。思えばもう、17年も使っていたのだ。同じものを探したが、当然なかった。猫トイレの周辺を、日に何度も掃除するのには、部屋の隅に立てかけて置けて邪魔にならないタイプが良い。しかも安いもので良いのだ。 先日、日吉東急の中に入っているベスト電器で探して、取り寄せて貰っていた。なかなか受け取りにいけずにいたのだが、今日ようやく取りに行った。紙パックのタイプである。週に1度の徹底掃除は水フィルターの掃除機で行い、ちょいと猫の毛の吹き寄せや散らばったトイレの砂を吸い取る位にしか使わないので、これで充分だろう。しかし音は大きい。マルコなど、掃除機を見ただけで逃げ腰だった。 そもそもマルコは、手に何かを持ったまま近づこうとするととても怯える。それを見ると、マルコの両足はよもや虐待ではなかろうか・・・と改めて思うのだ。真相は判らないが、いずれにしてもとても恐い思いをした事だけは事実だろう。そして赤ちゃん時代の長い入院生活・・・。私が母猫の代わりに、うんと可愛がるつもりだ。抱いて寝ている時にも、舐めてくれとせがむように見上げるので、まさか舌を出して舐めこそしないものの、鼻・口・顎を駆使してマルコの顔や頭をグリグリと撫で回す。甘ったれの猫は、顔と顔をくっ付けるのが大好きだ。 私がマルコを抱いて寝ていると、足元のアインベッドの上からアインがじーっと見ている。マルコが居るのに気付かないで、寝ていてふとアインが私と目が合う事もある。そういう時には、律儀に必ず腕枕されに来るアイン。しかし近づいて来てマルコいがいる事に気付いて踵を返してしまう事もあったが、最近ではマルコがいてもあまり気にしなくなったようだ。先日も、マルコと重なるようにして横たわり、しばらくするとマルコの腹を枕に寝てしまった。大きさは、もう2匹が差がないような気がする。マルコの成長は早い。そしてアインは、よくぞ受け入れてくれたと思う。好んで一緒にいたいとは思わないみたいだけどね、ジーコを甘えさせるようには。それで充分さ。 そのアインはここ数日、目をショボショボさせていたのだが、今日は幾分良さそうだ。急に涼しくなったりすると、やはり老体には堪えるのだろう。私だって同様だ。疲労感が凄い。 今夜も流れ三毛猫ランちゃん・ミキちゃんは姿を現さず終い。私のエサ場には定着出来なかったのだろうか・・・。どこから来たのか、どこへ行ったのか・・・疲れて悲しい。 山下さんの保護した交通事故猫・・・股関節の骨頭部の骨折らしい。マルコの残った左足にも骨頭部の骨折があるが、仔猫だと自然にくっ付く事が多いようだ。きっと大丈夫。しかし痛々しい。山下さんのコーナーを作るまでは、重複してもここでお知らせしようと思う。明日、《猫の手倶楽部》からこの子の為の支援金を送る予定だ。支援者の皆様にご了解いただけますよう、改めてお願い申し上げます。
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