ジャム

疲れた

Sep.18,2002

昨日までと打って変わって、素晴らしい秋晴れの一日だった。湿度も低く爽やか。真昼間、暑くも寒くも無いというのは何と快適な事だろう・・・と久し振りで感じた。銀行と郵便局へ行き、スーパーで食材をたくさん買い込む。涼しいと煮物なども色々と作りたくなる。大根(1本)と烏賊(2ハイ)の煮物に、小松菜(2把)と油揚げ(3枚)の煮浸し。安いオージービーフのすき焼き風煮物(大量の長葱、しめじ2パック、豆腐1丁、白滝2パック、白菜1/4株、薄切り牛肉400グラム)も作る。そんなにいっぺんに食べきれるはずはないが、なに、残れば明日の朝も食べますがな。

しかしどうしてオージービーフは安いのだろう?しかも八百忠の肉コーナーでは、他のスーパーのオージービーフよりも更にぐっと安い気がする。もう少し稼ぎが多かった頃は「すき焼き風」と言っても同店の「仙台牛」というのを使っていたものだが、今では出来るところは倹約もするのだ。肉がメインと違って野菜を美味しく食べる為の「だし」みたいなのだし、しかし決して不味くないのだからなあ。安くて美味しけりゃ文句ない。猫にはプレミアムフードを食べさせたいし、人間はそろそろ野菜中心の食生活に切り替えて行きたい。と言っても、あくまで体が求めるものを食べるつもりだが。今日は兎に角野菜が大量に食べたい気分だったのだ。こうちゃん、ネギ食べ過ぎて下痢しないでね。

私達夫婦はトイレ以外はどこへ行くのも殆ど一緒なのだが、スーパーの駐車場には運転手を務めているご亭主が車に乗ったまま待っている姿をよく見る。さぞ退屈だろうと同情してしまう。どうして一緒に買い物しないのだろう?一緒に肉や魚や野菜を見渡しながら、「秋刀魚が出始めたね」とか「茄子が安いから獅子唐と油味噌にしようか?」等と話すのは楽しい。男性と買い物すれば、重たい物は全て持ってくれる。私も持つよ!と言っても、カズエちゃんに甘いこうちゃんは決して持たせてくれない。かつて一人身だった頃には米5キロだろうが一升瓶だろうが猫砂4袋だろうが全部一人で持ち歩いていたものだが、一旦楽を覚えてしまうとその労働が我が身に戻って来るのはしんどいだろうと思う。こうちゃん、私よりもうんと長生きしてね。私はそれで、せっせと料理するからね(せっせと作るだけじやなくて、せっせと食べもするが)。

ニュースは小泉首相の訪朝によってもたらされた、拉致された日本人たちの安否でもちきりだ。首相への評価やら拉致された人たちの家族の会見やらを見ていて思う事はたくさんあるけれど、それに関してここで発言するのは避ける。ただひとつだけ、北朝鮮から昼食会を誘われても固辞して日本から持参した弁当を食べたという姿勢は(ご接待なんかでうやむやにはしないぞという姿勢じゃないか、下手をすれば喧嘩別れもあり得るという・・・)、もっと評価されても良いと思う。そして合意文書に調印しない事が、今後の調査や交渉に良い結果をもたらすと思うならばどうかしている。完璧にどこからも不満を残さない交渉など出来る人がいるなら、是非名乗りを上げて欲しいものだ。出来た事を評価せず、出来なかった事ばかりを論ってケチばかりつける人は、この問題に限らず辟易する。

各党の党首の中では共産党の委員長だけは全面的に評価するという事をコメントしていたが、この志位和夫という人は東大理工学部の出身で、在学中から天才の名を馳せていたと言う。それがどうしたと言われても困るが、そういう理系アタマの人も思想というか政治の世界に入るものなのかなあ・・・と、世間知らずの私はふと思っただけだ。理系アタマのみょーこ姉ちゃんも「日本エサやり党」でもあれば、党首間違いなしだな。その前に、せめて町内会長にはならないと駄目かな。

マルコとジャムは、毎日飽きずに追いかけっこを繰り返している。マルコの走りの速さはただ事ではない。デブでも身軽なジャムは、最後には高い場所に逃げておしまい。しかしこうして遊びを繰り返すうちに、マルコも決して爪を出さないようになって来た。ジャム姉ちゃんの指導のお陰だね。ジャムはお疲れ様。

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