マルコ

顔だけは・・・

Oct. 8,2002

やっぱジャムお姉ちゃんのデカさには敵わないよ・・・

人間を長く続けていると恥も傷も多くなるが、それと同時にコツコツ生き続けていれば良い事もある。たまには気分が塞ぐ日もあれば、棚からぼた餅的にハッピーな報せが舞い込む時もある。せっせと頑張って棚をいっぱい作っているので、作る手間もお掃除も大変だけど、ぼた餅が降って来る確率も高いという事にもなる訳だ。ぼた餅とは言っても手に触れる価値は一切ない、決定的に「心のぼた餅」でしかないのだが、だからこそハッピーじゃん!

水フィルタの掃除機の点検とやらが来る事になった。電話で「分解してネジの部分のお掃除などしていらっしゃいますか?」と訊くので、毎回していますと答える。気に入ったモノに対してはこだわりの強い性格なのだ、ぬかりはないぞ。ついでに、まるでサクラのように製品の良さを宣伝してやっている、ネットで相談を受ければ「大変に良いモノだ」と言っている、「あなたは騙されている」と親切な人が言ってくればきちんとこちらの価値観を説明して論破している等々言ってやると、恐れ入っていたぞ。そうだよ、メーカーの回し者だと思われるんじゃないかという程、この製品に関しては一家言あるのだ。

そもそも私たち夫婦はアレルギー体質である。こうちゃんには皮膚アレルギーがあり、私は喘息と皮膚アレルギーの両方が認められる。居住空間は極めて狭い。そこに多数の猫と同居している。そうなると、どこの家と比べても遜色ない程、掃除の方法はとても重要な問題だ。アレルゲンと思われるダニやその死骸・糞、カビの胞子、ペットのフケ、その他のハウスダスト等は、出来るだけ除去するに越した事はない。アトピーの人にも同様の事が言えると思う。

カーテンや寝具はこまめに洗っている。カーテンなんか、洗って脱水して濡れたまま再びセッティングしまえば済む。洗うのは洗濯機の仕事だ。極めて簡単な事ではないか。寝具はゴマに毎日オシッコされて以来、洗えるものしか使わない事にしているので、これは勿怪の幸いとばかりにしょっちゅう洗う。衣服は、外から戻ると着替える。外のホコリや黴菌、花粉がいっぱい付着しているだろうから。普段着たきりスズメの生活のようだが、一応外出着と部屋着とは厳然と分けている。脱いだらそのまま洗濯。乾いたらそのまま着る。何て偉いんだ、私は。

髪の毛というのは本数が多いものなので(本数が乏しい方、ごめんなさい)、それだけ表面積が大きくなるから、衣服と同様いっぱいホコリや花粉が付いているものだ。少量のシャンプーでマメに洗うと良い。合成洗剤のシャンプー剤でなければ尚環境に良い。

そして床やカーテン、壁、布団には徹底的に掃除機をかける。その掃除機が水フィルタだと、排気は完全に綺麗だし、吸引力がフィルタに左右される事はない。但し何度もここでも書いて来たが、価格は高い。例え高くても、その価値は他と比べるようなものではないので仕方ないと思う。他でちょっと節約すれば、私のような貧乏人でも買えないシロモノではないのだ。

ついでに床は、やはり水拭きした方が良さそうだ。現在は、アルコールがちょっと含まれる使い捨ての濡れ紙雑巾で拭いている。猫が歩き回り、その足の裏を舐めるというのに、薬品や合成洗剤は使えない。

ここまですると、かなりアレルゲン除去も進む。しかし清潔にし過ぎて却って免疫機能を遊ばせてしまい、本来アレルゲンとなり得なかったものにまで免疫の過剰反応を起こす程ではいけないとも言う。何事も適度に。大切なのは「潔癖性」である事はなくて、ダニ・カビ・ホコリの除去なのだから。寝具のマメな洗濯だけでも随分と違いますよ!

兎に角、アレルギーとは上手に折り合いをつけて、安直にペットだけを排除するような事は考えないで戴きたい。アレルギーでペットを手放す・・・それは無知の証明です。ご相談受付のコーナーに近々アレルギーの場合の対処も出来る範囲でアドバイスを掲載したいと思っているが、兎に角時間が足りないのが辛い。

マルコは本当に大きくなった。マルコの顔の大きさは、とっくにジャムやゴマを追い抜いている。そして再び、アインが一番のチビになっていくのだ。もういつでも去勢出来ると思うが、過保護ゆえになかなかその時期を決断出来ない。足と骨盤のレントゲンも撮って貰わなければならないので、もうそろそろ病院に連れて行こうと思うのだが、何しろ我が子となると病院に行くのが嫌いな飼い主で困る。心を鬼にして、近々キャリーに入って貰おう。

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