ジーコ

パパ好き

Nov.14,2002

げ〜疲れた。昨日残業出来なかった分、今朝は早く出掛けた。一番乗りだったので、セコムのセキュリティ解除を初めて自分でした。電気を点けて暖房を入れ、さっさと仕事を始める。まだ8時前だ。でもきっと、隣の敷地の大会社に勤めるチャチビさんは、とっくに出勤して「猫雑記」なんか読んでくれているところだろう。メールを出したいが、午前中にやっておいて欲しいと言われている仕事を始業前(始業という観念があるのだろうか?あそこには・・・)に済ませてしまう。

いっぱい仕事があったって、時間さえあればどんどん片付くのだ。仕事は多い方が良い。しかし時間が足りないから苛々するのだ。横から色んな小さな仕事も頼まれるしね。それだけやっていれば良いのであればまだ楽しいのだが、自分の受け持ちの業務があり、締め切りを言い渡されているとそうは楽しめない。月曜日までに作らなければならない研究所のサイトは、まだ表紙しか出来ていないのだ。まだ素材を作っている段階だし、原稿は殆ど集まっていない。案内図すらない。さんざ゜ん以前の仕事で地図を描いていたけれど、ソフトがなければ描けない。ただの描画ソフトで描くのは並大抵の苦労ではないだろう。

日本語と英語の2本立で作らなければならないだろうから、同じものを2つ作るようだ。面倒臭いったらありゃしない。そもそもホームページ作りには正直言えばもう飽きているのだが(本当に申し訳ないとは思うが、楽しんでやれる範囲はとっくの昔に超えてしまって、多分日本一更新量の多いサイトになっていると思う)、どちらも責任があるので続けているようなものだ。

そんな訳で、ディレクトリだけ整理して、各ページに共通のイメージの部分だけは作ってみた。明日は偉い人たちが一人もいない。本山で会合があるのだ。後からきっとたくさんの修正をさせられるのだろうが、兎に角作れるところまでは作らないと。午後は口も聞かず、トイレにもろくに立たずに仕事に集中する。研究員のヤマダさんから「カワグチさん、忙しいですか?」と訊かれ、忙しくて切羽詰っていると答える。そうして、たっぷり一日はかかるだろうという仕事をひとつ断った。申し訳ないけれど、私だって自分の仕事に成果を出して見せないとクビになってしまう。

昨日、管理室長がビールを飲みながら、T工大の教授に向かって「所長のおメガネに適った人だから」と説明していたのを聞いて(その発言が好意的なものかどうかは良く解らないが)、更なるプレッシャーを感じた。看板に偽りあり・・・と判断されないように、頑張らない訳には行かない。やっぱりそういう性分なんだもの。

昨日と今日は、チャチビさんがエサやりに行って下さっている。昨日、よりこは出て来なかったとメールで知らせて戴いた。心配だ。でもハナクソはちゃんと出て来たらしい。どちらも家に連れて帰りたい。ハナクソとよりこがそれでも良ければ、捕獲してうちの子にしたい。付き合いが長くなり、名前を相手も覚えてくれているようになると、もう情が移ってしまっていけない。キリがないのは解っているけれど、そしてハナクソとよりこだけを選ぶ事は一時的な自己満足なのだけれど・・・。

チャチビさんは昨日の昼休みに、私にも差し入れを持って来てくれたのだ。ドリップ式の一回分ずつに個包装してあるコーヒーと粉末のロイヤルミルクティー、そして剥いてある天津甘栗。これはとても助かった。会社にも給湯の設備はあるけれど、疲れて甘いものが欲しくなるのだ。ほんのり甘いミルクティーを、今日だけで2度も飲んだ。チャチビさんのお人柄のように優しい味がした。チャチビさんには、本当にいつも助けて貰っている。

そして夜になって、仕事しながら甘栗をひとつずつこっそり食べた。栗の実なんかこっそり食べていると、ボスに追い出されたはぐれ日本猿になったような気がする。しかし別にコソコソしなくとも一人一人がローパーティションで仕切られているのだから、饅頭食おうが甘栗食おうがわかりゃしないのだ。だけど真面目なので(?)、ついついコソコソ食べてしまう。よし、今度からは、お腹が空いたらパンでも食べようかな。

昼休みも仕出し弁当を食べながら仕事をする事なんかやめて、今度コンビニへでも足を伸ばしてみよう。一日中座りっきり。これでは、家でやっていた頃と変わりがない。変わったのは、邪魔をする可愛い子供たちと「少し休みなよ」と言ってくれるこうちゃんがいない事だけだ。せめて散歩がてら、おやつでも買いに行こう!

しかしこう言うのも口だけで、どうせ明日も時間を惜しんで昼休みも働くのだ。バカみたいだけど仕方ない。そういう性分なんだもの。そして間に合わなければ日曜日に出勤しようとも思ったが、民間企業と違って誰一人出て来ていないいらしいので、それはやめた方が良さそうだ。一人では、あそこの建物は広くて古くて怖い。いたたまれなくなって、さっさと帰って来てしまうだろうな。

カワムラさんは、ひとしきり甘えるだけ甘えると、コテンとひっくり返って少ししんどそうに息をしている。やっぱりまだ身体が辛いのか。一人では寂しいのではないかと心配だが、まだしばらくは養生させておいた方が良いかも知れない。他の猫と四六時中一緒では、ストレスにもなるだろう。更新がなければ、土日くらい一緒に寝てやりたいと思う。誰か1階で暮らしてくれないだろうか?但し、甘えると頭突きが凄いけれど・・・。

あと一日で今週の仕事は終るが、それは締め切りが近づいている事に他ならないと思うと、生真面目で気が小さいものだから憂鬱でもある。しかし、スカーレット・オハラではないが、明日の事は明日考えよう。しかしメールだけ受信しておかないと、朝大変な事になる。お願いだから、1枚1MBもあるようなハイクオリティな写真を何枚も添付して送らないで欲しい。バカでかい添付写真の送付が続いていて、ISDNでしかない我が家では受信に物凄く時間がかかる。でも、そういう写真を送ってくれる人はこんなところは勿論読んでいないのだろうから、無駄な事を書いているのだ。

また、プライベートな内容でも大切な内容の場合はその方が望ましいかも知れないのだが、特に事務処理を必要とする場合は、1メールには1つの要件・・・という事を心掛けて欲しい。例えば、1募集依頼のメールには1要件に留めて欲しい(これは、大切な原則だと思う)。里親決定と里親募集を1つのメールで済ませられては、こちらで整理がつかない。代理投稿する人も、それは守って欲しい。

くどいようだけど、毎日軽く200通はメールが届くのです。メールチェックとフォルダへの振り分けだけで、たっぷり1時間はかかってしまう。これでは堪らない。しかも1つのメールに幾つかの異なる依頼があり、後からは物凄く探し難い。全てボランティアなのだから、それくらい我が儘を言わせて欲しい。これ以上、人の迷惑をイメージ出来ない人の依頼は受けられない。このままでは、サイト運営はギブアップでおしまいだ。

そうはなりたくないから、せめて依頼のメールには必要事項は残らずきちんと書いて欲しい。時間がないのに、何度もメールさせないで欲しい。「保護猫ですか?家猫の子ですか?」「母猫の避妊は必ずしていただけますか?」「里親さんへの条件に、避妊と完全室内飼いは必ず入れて下さい」「名前と住所は全てを公開はしませんが、私には全てお知らせ下さい。私を信頼していただけない方の掲載はしません。」等など、一体どれだけ同じ事を書き続けている事だろう!?立派なデジカメだったとしても、一番低いモードで撮って下さい。それで充分です。私が1/100位にサイズダウンしているのです!

ああ眠い。もう駄目。おやすみなさい。

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