ルス

二代目姐

Jan.22,2003

今朝はちょっと寒かった。朝のシャワーはなかなか裸になる勇気が出ず、一旦熱い湯を浴び始めると今度はそこから出る勇気が湧かない。それは寒いのが原因だが、何につけ、一旦やり始めて調子が出ると、それを中断するのが嫌だという性癖がある。仕事をしていると家に帰るのが嫌でいつまでもやりたい、更新を始めると寝るのが嫌、寝てしまうと起きるのが死ぬほど嫌だし、昔は酒を飲み始めるといつまでも飲んでいたかった。通勤で車を快調に運転していると家に到着してしまうのが残念で、土日に休んでしまうともはや外に働きに出る事すら嫌になる。みんなそうなのだろうと思うが、私の場合はこういう事が特に極端な気がする。

昨日、美人の竹内さんがあの細い綺麗な指で肩を揉んでくれた。「こんな固い肩を揉むのは初めて!」と言われてしまった。そうか・・・肩が凝っている事が普通の状態なので、最近はあまり気にしていなかったけれど、そう言われてみるとコチコチなのだ。四十肩も30代の最後に経験した。当時元気だったんだなあ・・・2ヶ月ほどジムに早朝6時半から通って、毎日ストレッチをしていたらいつの間にか治った。きっと軽い四十肩だつたのだろう。こうちゃんの五十肩はしぶとくて、もう1年も続いている。四十と五十の違いではなかろう。左腕が全く上がらず激痛が走ったのが、やっと少し腕も上がるようになってきたようだ。あと少しの辛抱だろう。日頃「痛い」とか「疲れた」とか言わない人だけに心配だったが、自然と快方に向かっているようで安心した。

ルスは美人だ。ふわふわで柔らかくて、そして猫らしい気性だ。アインを大好きだった妹(まだ生きているが)は、きっとルスを見たら一発で魅了されるだろう。アインはゴマともジャムとも他所のメス猫ともまったく違うが(と飼い主が思っているだけかも知れないが)、ルスはそんなアインにとても感じが似ているのだ。この子も一緒に引き取った事は、本当に良かったと思う。リマの功績でもあるし、無欲の勝利かな。ふっふっふ。

そしてリマはといえば、これがちょっととぼけていて(カワムラの教育のせいか?)、ルスのようにおすまししたところが全然ない。女の子というよりは男の子の仔猫のような性格と言えば、オスの仔猫を育てた事のある人は解かるだろうか?三毛と黒猫の宿命的な性癖の違いも関係あるのかも知れないが、姉妹と言えど経路ではない「顔立ち」も性格もかなり違うのが面白い。私にとってはどちらも甲乙つけ難く可愛いが、カワムラさんにとっては屈託なく近づいて来ては自分の顔や頭を丁寧に舐めてくれるリマの方が、少しだけ余計に可愛いみたいだ。

今日はこうちゃんが土地建物の相続の手続きの完了を確認に法務局に行ったのだが、あれだけ念を押して何度も確認したにも関わらず、印紙代を間違えて教えられていた。54800円で良いところを58400円と言われて、その場で意地悪婆さんのいる窓口で印紙を買わされて納め、都合3600円も余計に納めてしまった事になる。これはずっと後でハガキが届き、税務署に行かないと還付されないらしい(また出掛けなくちゃならないじゃないか、バカヤロー!!)。

しかし司法書士に頼まないでも手続きが出来た事は、大収穫だったと言わねばなるまい。色々と勉強にもなったし(勉強したのはこうちゃんだが)、もちろん高額の手数料も払わずに済んだ。但し不動産の登記には「登録免許税」というのが必ずかかるので、先述の印紙代がかかってしまう訳だ。

最低限住む家を相続するだけだと言うのに、どうしてこんな「登録免許税」などというものが高額にかかるのか(ふざけている!)?これでもっと不動産価値のある家を相続する場合だと相続税もかかったのだが、幸か不幸かたいした価値のある家ではなかった(そりゃそうだよな)。相続税が発生しない程度の相続であれば、是非とも自分で手続きする事をお勧めしたい。相続税を求められない程度の家に住み、相続人の資格のある誰とも揉めなかったのは幸いであった。揉めたら面倒だから、さっさと家を出ちゃおうと思っていたが、あれだけ舅に苦しめられつつ介護してきたのだもの、この家の相続の権利を主張する訳はないだろう。軽井沢の家は、晴れて元々半分所有していた義姉夫婦の持ち物となった。軽井沢という町自体に恨みはないが、私達夫婦のヒエラルキには適合しない種類の財産である。これで良かったのだ。

フルトさんが今日も出勤して来ていたら、自衛策としてマスクを濡らしてしていようと思っていたが、休んでくれてみんなホッとした。フルトさんは良い人なのでみんな好いているけれど、風邪の感染源であるのは困る。「良かったねぇ、休んでくれて」と、女性達は朝からキャッキャと歓声を上げてしまった。忙しい時期だけど、ゆっくりお休み。明日も休みなさいね。

こうちゃんがあちこち回る用事があったので、車を使って貰う事にして朝はラボまで私を送って貰い、帰りはヤマダさんが送ってくれた。午後、「いま気づいたんですけど、カワグチさん今日はお車じゃなかったんですね。ワタシ、送らせて戴きます。」とヤマダさんから言い出してくれたのだ。助かった〜優しいね、ヤマダさん。私なんか人を送るばっかりで、人の車に乗せて貰う機会などとても少ない。ここ数ヶ月で思い起こしても、イナガキさんのSTiかヤマダさんのボルボくらいだ。

そのイナガキさんちの保護猫たちを、今日は登場してもらう。イナガキさんは半ば諦めているようだが、この子たちはとてもチャーミングだし、猫飼いのビギナーであって欲しい(笑)彼が6匹も飼うのは生意気である。誰か、是非とも2匹で貰って下さい。ルスとリマを見ても、やっぱり兄弟姉妹で一緒に貰うと楽だし楽しいよん。

今日のにゃんこ

アタシ、仮の名はエプロン。見ての通り、白いエプロンしているの。あんまり工夫ないネーミングね。でも「よだれかけ」なんて付けられないだけ良かった!

保護してくれたのが男の人(しかもヒゲ面で怖い顔に思えたの!)だったから、最初はどうなっちゃうかと思ったわ。でも姉弟全員一緒だったし、ママも後からちゃんと保護されて来たし、ヒゲ男もいい奴だったので、ちょっとずつ安心したところよ。病気もなかったし、元気そのもの。

弟のツメキリと妹のラストは、こないだ新しいお父さん・お母さんが出来たの。アタシが一番美人だなんてカワグチのオバさんに言われていたものだから、つい油断していたわ。まんまるのアタシたち・・・是非あなたの家族にして!

(アタシたちの募集はNo.653で詳しく見てよね♪)

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