ジャム

無敵

Jan.28,2003

まずい。1月がもうすぐ終わってしまう。仕事が片づかない。朝一番で修正を送り、その後電話してみると、印刷屋は明らかにムッとしていてこちらが相当恐縮して下手に出ても対応が冷たい。そりゃあそうだろう。気持ちは解かる。ようやく最終稿が校了となり、印刷に掛かり始めなければ納期(絶対に延せないのだ、これが)が間に合わないデッドラインに来て、殆どの原稿(画像でない図・・・つまり描いて戴くものが多い)が差し替えだものな。私が印刷屋でもムカムカするだろうな。誠に申し訳ない。全部、ここに来て横やりを入れた本山が悪いのだ。

本山は、もうひとつ悪い事をしてくれた。うちのサイトが見えない見えないと言って来ていたので、タケウチ先生の手下によくよく調べて貰ったら、『ネームサーバが2つ書いてあります. で, ----の方を見ると------(たっぷり中身は省略)。つまり(Ringというプロジェクトのせいで) DNSが盥回しにされているときには, 見えたり見えなかったりするということです。いずれにせよ, ----.----.--.jpの方に----を登録してもらわないといけないのです。だから,本山から見えないわけだ。』という回答が来た。私にはさっぱり解らない内容だが、悪いのは本山であったのか。ふんっ。やっぱりサーバー管理者でもない私に言って来ても、どうしようもなかったんじゃないか。頼むよ、防●科●。

早朝、イナガキさんの保護猫ゲロッパとエプロンが里子に行った日の様子を『ねこな日記』で読んだ。最初にツメキリとラストが里子に出た時は、イナガキさんが泣いていた。その時は微笑ましく読んだ。今回は飼い主は泣かず(これからゆっくり泣けるのかも知れないが)、泣いていたのは突然姉妹がいなくなって残されたカミツキだった。それをティッピが慰めるように舐めていたという描写を読んで、私は泣けた。そして気が付くと、ティッピの元親であるリエさんに電話していた。

人間が泣いても貰い泣きはしないけど、猫が泣くような事態や猫が泣かせる事態には泣ける。これだから「猫には甘いが人には厳しいサイト」だと言われるのも仕方ないな。イナガキさんも、これまで以上に、真の意味でティッピの良さを感じたようだ。良かったね、イナガキさんもティッピも。ティッピを貰ったイナガキさんを、私もみょーこもこうちゃんも嘘偽りなしで心底羨ましかったんだぞ。(でも、今はルス・リマが愛おしくて誰の事も羨んでいられないが)

夕方には、印刷屋さんのお陰で、最終になるはずのゲラ刷りがFAXから流れて来た。急いで文字の校正だけ済ませる(この私が校正?!)。明日の朝には、カラーコピーしたもの金髪ガングロの専務が持参して、はるばる町田から来てくれると言う。よっしゃ。これで間に合う。良かった〜!帰り間際、心配した所長が様子を聞きに来た。もう一度本山にお伺いをたてますか?と尋ねると、もうこれで発車しようと言う。良かった〜!!

所長は何かさっぱりし過ぎていると思ったら、床屋に行ったらしい。頭が寒々しくなっていた。しかし、禿でもダンディな所長である。ショーン・コネリーと所長くらいのものだな・・・禿げても素敵なのは。

禿ではないが(多分)、忠実な「爺」が出来てしまった。大王だからな。物識りで働き者の爺がいると助かる。これに関しては、いずれまた(多分)。

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