リマ

うっとり

Jan.29,2003

良かった〜!と昨日喜んだのは、ぬか喜びと言うヤツだった。朝一番で印刷屋の専務が持って来てくれた最終のはずのゲラ刷りは、見事にまた徹底的に修正されてしまった。窓口となる私を気の毒と思ったのか、スエトミさんがメールでその内容を要領よくまとめて伝えてくれて、それから私が電話したところ、まだメールを開いていなかったらしく「まだ結構訂正が入るんですか?!」と心外な口調だった。そうだよなあ・・・こっちが悪いよ。最終原稿から一体何度修正するのだ。今日こそは文字校だけで済むはずだったのに・・・。

おまけにラボのキャッチコピーまで考え直さなければいけなくなった。研究者の考えるコピーは、あまりにも固い。漢字熟語が「てにをは」無しで3つ位つながり、そういうブロックを「てにをは」でつなぐような感じだ。全てを説明しようとするから、短い一文にまとめた時に熟語の羅列で難しくなるのだ。要は、人の心をキャッチするだけで良いのではないか?私の頭で理解出来る程度にしないと、専門家ならば兎も角、そんなコピーを読んで意味を理解しようとしないだろう。字面だけ見て、画数の多い漢字が並んでいるなあ・・・という程度で終わってしまう。そこで俄かコピーライターと化した。その結果、大分やわらかくなったと思うが、上層組織はどう感じるだろう?ま、所長が妥協してOK出してくれたんだから、私はそこまでで良いのだが。

フルトさんは、ますます風邪をこじらせているようだ。先週2日ばかり休んだものの、今週の方が本人も辛いらしいし、咳や洟も酷くなっている。しかも今日の強い冷たい風ときたら、私たちだって下手をすると風邪をひいてしまいそうだった。ヤマダさんは喉が痛くなってきたと言う。幸い私は肩こり首の痛みと腰痛はあるものの、風邪の気配はない。朝に晩に真面目に飲んでいるプロポリスのお陰だろうと思う。ルス・リマ・カワムラさんの3匹の目ヤニと涙目も、大分良くなってきたと思う。これもナチュラルバランスにたっぷり入れているプロポリスのお陰と思う。みんな健康でいてくれたら、それだけで嬉しい。そしてリマの顔の綺麗になったこと!可愛くて可愛くて、ママはメロメロ。

それにしても、リマは屈託がなくて可愛い。寝ようとして布団をめくると、さっさと入って来て待っている。寝る前には3匹を充分に抱いて撫でて話し掛けるのだが、ルスもリマも大変に行儀よく、私の顔をチロチロと少しだけ舐めてお返ししてくれる。それに比べてカワムラときたら、「もうやめろ〜!」と叫んで力でねじ伏せない限り、軽い巨体で爪をたててよじ登り、一体何をして欲しいのか解からないくらいに興奮して口と鼻を擦り付け続ける。かなり長いこと我慢して相手をしているのだが、いつまでもいつまでもキリがなくて「いい加減にしろ〜」となっておしまい。私だって寝たいのだ。そうして忠犬ハチ公のごとく枕もとに落ち着き、目が合うと攻めてくる。まったくもう・・・。

午後はプロッタの試運転をしてみて、A1サイズまではうまく印刷出来た。いよいよA0でポスターを作らなければいけないのだが、如何せん原稿が上がって来ない。3チームの3枚と、私の作る1枚合計4枚をパネルに仕上げなければいけないので、もうこちらも残された時間があまりない。毎日早く帰れないでいる。やっと帰ろうとすると、外は凍えるほど寒く、車の温度計を見たら外気温は1度であった。明日の朝は日陰の水溜まりに氷が張るだろうな。

家に帰ると、待ちかねたようにアインが駆け寄って来る。声にならない声で鳴いて、抱っこをせがむ。だからアインを抱きながらこれをタイプしている。ミュウと違って軽いから良いが、両手ともに不自由だ。滑り落ちないように足に力を入れているので、次第に股関節が突っ張ってくる。うちの猫たちはみな抱っこが好きだが、実は猫を抱くのも一苦労なのだ。贅沢な悩みだろうが。

さあ、ご飯が炊けたから、アインはちょっと下りてね。

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